10/25(火) 6:46配信 読売新聞オンライン
静岡県は13日に、JR東海に対し、山梨県内でのトンネル工事を止める位置や時期に関わる計画案を示すよう求める文書を提出。山梨で掘削が進むと、静岡県内の水が引っ張られ、大井川の水資源に影響が生じることが懸念されることを理由としている。山梨での工事計画について静岡県が設ける専門部会で協議を進める必要があると記した。
川勝知事はJR東海の金子慎社長と会談した9月にも、山梨での工事を止めることについて「具体的な協議の開始を要請する」と文書で申し入れていた。川勝知事は会談後、「山梨県側から掘っていくと、全部水が流れる。静岡県の水だ」と強調していた。
JR東海の金子社長は20日の記者会見で、山梨工区は静岡との県境から約1キロ付近で掘削工事を行っていると説明。「現在、トンネルから流れる水はほとんどない状態。(静岡県が)言われるような懸念は生じていない」と困惑の表情をみせた。
静岡県は13日に、JR東海に対し、山梨県内でのトンネル工事を止める位置や時期に関わる計画案を示すよう求める文書を提出。山梨で掘削が進むと、静岡県内の水が引っ張られ、大井川の水資源に影響が生じることが懸念されることを理由としている。山梨での工事計画について静岡県が設ける専門部会で協議を進める必要があると記した。
川勝知事はJR東海の金子慎社長と会談した9月にも、山梨での工事を止めることについて「具体的な協議の開始を要請する」と文書で申し入れていた。川勝知事は会談後、「山梨県側から掘っていくと、全部水が流れる。静岡県の水だ」と強調していた。
JR東海の金子社長は20日の記者会見で、山梨工区は静岡との県境から約1キロ付近で掘削工事を行っていると説明。「現在、トンネルから流れる水はほとんどない状態。(静岡県が)言われるような懸念は生じていない」と困惑の表情をみせた。