中国が日本の水産物の全面禁輸を始めて一カ月です。実は中国国内でも、漁業関係者が悲鳴を上げる事態が起きています。一方、日本の業者は新たな販路を求めて動きを活発化させています
■「ピンチをチャンスに」脱中国の動き加速
先月、この(養殖)ハマチ2万匹を中国に輸出する予定でしたが、処理水放出を受け、中国政府が日本の水産物の輸入禁止を発表、全てキャンセルになりました。
すぐに頭を切り替えた養殖業者。携帯電話を見せてもらうと、分刻みの営業の電話履歴が並びます。必死の営業で、キャンセルになったハマチ2万匹の内、4割ほどの出荷先が決まりました。新たな販売ルートへの輸送用として、冷凍冷蔵車も購入。さらに台湾のホテルなど、海外への販路も広げつつあるといいます。まさに今、ヨーロッパ各地で商談を進める会社もあります。
■「ピンチをチャンスに」脱中国の動き加速
先月、この(養殖)ハマチ2万匹を中国に輸出する予定でしたが、処理水放出を受け、中国政府が日本の水産物の輸入禁止を発表、全てキャンセルになりました。
すぐに頭を切り替えた養殖業者。携帯電話を見せてもらうと、分刻みの営業の電話履歴が並びます。必死の営業で、キャンセルになったハマチ2万匹の内、4割ほどの出荷先が決まりました。新たな販売ルートへの輸送用として、冷凍冷蔵車も購入。さらに台湾のホテルなど、海外への販路も広げつつあるといいます。まさに今、ヨーロッパ各地で商談を進める会社もあります。