１週間経過

　石川県地震災害後１週間が経過しました。
　もちろん今でも各種インフラの回復がない中で、今後は劣悪な環境における健康悪化が懸念されます。
　地元医療機関では不眠不休の業務で医療は崩壊状態です。しかもこれからのこの気候は各種感染症、低体温などの病態を悪化させるでしょう。入院医療継続の必要な患者さんは現在ドクターヘリなどで転院作業が進んでいるようです。
　各種人的支援、必要物資の搬入も道路などが寸断されていると難しいので、まずは道路復旧が優先されるところです。
　必要な所に必要なものが適切に配備されることを願っています。

年始から災害関連報道

　年始から早々に石川県での地震災害、そしてその救援物資を送るための自衛隊機の事故と立て続けに痛ましい報道です。
　災害は時と場所を選びません。
　もちろん被災地では、インフラの崩壊から、水道、ガス、電気など不通のところもまだ多いと思われます。また継続的に医療を受けている方もその医療継続が困難になっているものと思われます。
　水道、食料、トイレの復旧がまずは急がれるところとは思いますが、まずは道路が再開通しないことにはこれらインフラの回復は難しいでしょう。
　寒さ厳しき折、被災者の方に於かれましてはくれぐれもご自愛いただければ幸いです。

昨日

　昨日は本年最初の外来でした。
　予想していたとはいえ、発熱患者さんからの電話はひっきりなしでなりやまず、あっという間に発熱外来枠は埋まってしまいました。なるべく多くの患者さんの診察してあげたいのですが、スタッフの少なさと、発熱患者さん用の部屋の確保、消毒、入れ替えに時間がかかるため人数が限られてしまいます。
　待合室も密な環境であるため、そこで呼吸器症状のある方、発熱のある方を、通常の患者さんと一緒にお待たせするわけにはいきません。
　政府の言う「発熱外来の終了」宣言をもってして、コロナが消滅したわけではありません。メディアでは報道されませんでしたが第９波はきていました。そして今はインフルエンザが猛威をふるっています。
　このような状況ですので最前線では感染対策をおろそかにできるわけはありません。結局昨年５月の「発熱外来終了」宣言後も、最前線では発熱外来における感染防御対策を今も同じように継続しております。
　以上のような観点から熱のある方、熱はなくとも風邪症状のある方は事前予約をお願いいたします。突然来院されてもお待ちいただく場所がないので一度お帰り頂くことになります。
　いろいろと患者さんにはご不便おかけしますがどうぞご理解賜るようお願いいたします。

令和６年（2024）

　本日１月４日より令和６年 2024年の診療を開始いたします。
　このコロナ禍から引き続いている発熱患者さんの多さには、世の中の感染症蔓延状態を強く実感しております。
　皆様におかれましては、くれぐれも会話時、会食時にはマスク着用をお願いいたします。
　今年１年、平穏で健康な１年であることを願っております。