牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

シュール・リー(Sur Lie)の次はカンポフィオリン(Campofiorin)

2009-08-18 17:31:16 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
昨日は甲州種の「シュール・リー」について触れましたが、考えてみるとワインって、製法が議論になることがあまり無い気もしますね。
(日本酒の場合、「山廃」とか「生もと」とか、「吟醸」もある意味でそうですし)

で、折角なので、ちょっと前に自宅で楽しんだワイン

これ

でそのネタ、語りましょう。


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ご存知の方はこのデザインで「あぁ!」と思われるでのはないでしょうか。

イタリアはヴェネト州(ヴェネツィアのある州ですね)のマージ(MASI)社

カンポフィオリン(Campofiorin)です。

ブドウの種類はコルヴィーナやロンディネッラ、モリナーラと、正直「???」ですが、このワイン、「リパッソ」という、マージ社が復活させた伝統的製法で作られています。

リパッソ(ripasso)とは「元に戻す」という意味。発酵の終わったアマローネの新鮮な搾りかす・オリの上に若いヴァルポリチェラを入れ、更に二次醗酵をさせるという醸造方法。

これによって、アマローネの力強さ、芳醇さがヴァルポリッチャラのスマートな味わいを何重にも包み込み、チョコレートと黒糖を煮詰めたものを周りに散らしたような複雑な味わいとなります。

いわば、ヴェネツィアのカーニバルの「眩惑のスーパーライブ」といったところでしょうか(何のこっちゃ?)。


お値段も比較的手頃で、特徴的な味わいが楽しめる、というのは楽しいですね。


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牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx
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