牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

「人気の高い新ジャンルビールの成分比率を科学的に研究」して真似たものを韓国で作らせた、らしい

2010-07-18 23:24:54 | 新製品のご紹介(評判・評価)


日経を眺めていたら、




イオン、PBの88円「第三のビール」1000万本販売




ジャスコやミニストップなど、イオングループで先月末に売り出された、1缶88円のプライベートブランドの第三のビール「バーリアル」が発売後約3週間で1000万本売れたということです。



バーリアル



このバーリアル、大量仕入れやグループ会社による輸入などによるコストカットを実現したこともさることながら、「国内外で人気の高いビールや新ジャンルビールの成分比率を科学的に研究」して、それを韓国のメーカーに製造委託したという、まさに混ぜものの「第三のビール」ならではの商品。





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本来的には、やり方も「邪道」ですが、その邪道を呼び込んだのは他ならぬ混ぜモノビールを積極的に開発した日本のビールメーカー自身。



こうやってビール文化が廃れていくんですね、とばかりは言って入られないので、「いいビール」を売るように頑張ります。


とはいえ、「3週間で1000万本」というのはすごいですね。

単純計算でも、88円×1000万本=8億8千万円です。これが3週間の数字ですから、年間にすると100億円に達せんという額。



100億円売っている問屋さんって何件あるの?、、、、と考えても、頭がくらくらしてきます。。。。



バイヤーさん、年間出荷数千万の地ビールメーカーさんなんか、見えてないんだろうなぁ、、、、可哀想ともいえますね。





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