牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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平成30年それとも29年?先週発表の鑑評会結果は、平成29酒造年度全国新酒鑑評会入賞酒、です。

2018-05-23 12:28:51 | 附属酒類経済研究所

【公式HPはこちら↑】





一昨日からコンクール(コンテスト)ネタが続いていますすが、この手のもので、最も有名、かつ権威があるのは国(正確には独立行政法人酒類総研)の「全国新酒鑑評会」


最新の結果が先週(かな)発表されたのを受け、受賞された方々が色々な動きを見せています。



こちらは福島県、福島県の金賞受賞数が6年連続日本一となったということでイベントなどを行った結果、売上が去年の2倍以上に伸びたということです、




そういえば、金賞を受賞した、同じ福島県のある蔵元さんからは、こんな案内を頂きました。



金賞受賞酒のご案内です(モザイクはご愛嬌)。

常にお客様のニーズを考えられている蔵元さんなので、是非飲んで頂きたいと思うのですが、気になったのは、赤丸の部分。

「平成30年」となっています。

今年は2018年=平成30年ですから、何が気になるの?という声もあるとは思うのですが、実はこの鑑評会、酒類総研のホームページにもあるように、、、、、




平成29酒造年度全国新酒鑑評会入賞酒

平成29酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の向上に資するとともに、国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。


そう、正式名称は、「平成29酒造年度全国新酒鑑評会」なんです。

「平成29酒造年度に製造された清酒」が対象なので、まあそうなのでしょうが、ちょっと違和感もありますよね。

加えて言えば、「酒造年度」がこれまた曲者で、「7月1日から翌年6月30日まで」がそうなっているんです。

主催者(や酒造側)の視点では平成29年度、でも、お客様の視点では平成30年度という訳で、この蔵元さんは「平成30年」というネーミングにしているのだと思います。

その意味で、良く分かるのですが、平成29年度鑑評会受賞酒なのに平成30年鑑評会って銘打っている!とかの苦情、このややこしい世の中だとありそうな気もするし。。。。。

取りこし苦労に終わればよいのですが。

心配性の升本総本店でした。






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