牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

ワイン、日本酒、贅沢と感じる金額は何で決まる?

2022-04-08 12:26:19 | 附属酒類経済研究所
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】





何か月か前、麹町のセブンイレブンでシャンパーニュとか高級なワインを結構売っている、という話題に触れました。

その時は「さすが番町・麹町」と思ったのですが、その後、別の場所のセブンイレブンの棚も注意して見ていると、シャンパーニュを売っているお店、結構あるんですよね。


普段シャンパーニュは買ったりしない自分からすると「いやぁ、贅沢だなぁ」と思っているのですが、先月(かな)見たネット記事で、家飲みワインのお値段事情についてのカクヤスさんの調査結果が出ていました。



対象はカクヤスさんのメールマガジンの登録ユーザーなので「酒飲み」というバイアスはありますが、彼らの毎月の家飲み代は10,000円程度







そんな中で、「いくらから『贅沢』と感じますか?」というのをワインと日本酒それぞれで聞いているのですが、なかなか興味深い結果が。







見ての通り、ワインも日本酒も3,000円くらいから「贅沢」だと感じているようです。

最頻値はワインが5,000円の階級、日本酒が3,000円の階級と異なっていますが、全体の形はよく似ています。

ワインは主として輸入もの、日本酒は国産なので、ワインには輸入コストが乗っているはずですし、それもあり売値に対する原価率も結構違うといわれていますが、それでも似た形というのは何故なのでしょう?

、、、、、

恐らく、最初のグラフに出ているような、家飲み代の総額とか、そもそものお小遣いの総額とかといった、いわゆる所得制約的なところが効いているのでしょう。
それに加えて、売る側でのラインナップによる影響もあるのかな。

運ぶ立場からすると1,000円のワインでも10,000円のワインでも運賃は一緒なので、高付加価値化を狙いたいのですが、どうすればこうした気持ちの壁を超えることができるのでしょうか。

上記の結果からは気持ちの問題が大きそうなので、やはり賃上げ、なのかなぁ。

という他力本願ではいけませんね。魅力をお伝えするとか、我々も努力しなくては。



★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする