昨日は落語の中の駄洒落の話でしたが、今日も江戸系のお話。
先週から九州国立博物館で北斎の展覧会が始まった、とテレビで見ました
北斎ってそこかしこでやっている感もありますが、今回はその北斎の「日新除魔図」という作品が先年、九州国立博物館へ寄贈され、その「日新除魔図」の全貌が世界初公開、というのが売り(219枚ということです)。
この「日新除魔図」は、北斎が晩年(1842-1843年頃)、魔よけ(除魔)のためにほぼ毎日、朝起きてから獅子などを描き、それから他の仕事を始めたという絵を集めたものらしい。
面白そうだけど、九州は遠いし、と思い、図録だけでも、と思っていたら、九州国立博物館のデータベースに登録されているようなので見てみた。

冊子の形になっているようです。

元旦。
日々、こんな獅子や獅子舞などが描かれているのですが、日によっては文字(コメント)が付されている日もありました。

一獅々か志し
二疋が獅々
獅子の十六
四六廿獅子
獅子智廿八
そろばんを持った獅子なのですが、??
これ、「獅子の十六」は「しし(四四) 十六」とか、「獅子智廿八」は「ししち(四四七) 二十八」など、九九なんですね。
こんなものもありました。

十月十八日 酒氣之筆力
この獅子がお酒を飲んでいる、わけではないようですが、お酒の力で書いた、ということなのでしょうか。
「毎日、朝書いた」ということですが、二日酔だと描けないので、むしろ朝から飲んで描いたのかな(あるいは迎え酒)。
北斎とお酒の関係はあまり聞きませんが、相当の呑兵衛だったのかもしれませんね。
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