牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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素晴らしい!!焼酎粕で光合成細菌の培養キット、でも量的にはちょっと色々ありそうです。

2022-04-18 16:46:21 | 附属酒類経済研究所
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】




ニュースを見ていたら、「焼酎粕を再利用」というのをやっていました。




焼酎かすのリサイクルというのは比較的ポピュラーなテーマですが、今回は、焼酎粕を培地として使って『光合成細菌』を増やすキットを開発、というもので、キットという面白さと、女子大生が起業して、という話題性がニュースになっているようです。


下はこのベンチャーのホームページでの商品紹介で、赤いパックが光合成細菌で茶色のパックが焼酎粕(培養液)。




ホームページによれば、光合成細菌は農業とかに役立つけど、値段が高く、これをこのキットだと安価で培養して増やせる、というの方が売りのようです。
女子大生とかの話題性ではなく、実用(有用)なのが素晴らしい

焼酎粕って粕と言いつつ液状で、取り扱いとか処理に困っているらしいので、これがうまく回れば良いですね!!!


と、思いながら、ついつい斜め上から俯瞰的に見てしまうのが悪いクセ

ちょっと調べると、例えば平成26年(酒造年度)に処理された焼酎粕は684,872キロリットルということらしい。

このパック(焼酎粕の茶色パック)の容量は500mlですから0.5リットル。
つまり、処理処分された焼酎粕から「13億6974万パック」できることになります。

国民一人当たり10パックちょっと配れることになります。
アベノマスクが2枚でしたからその5倍(なんのこっちゃ)。

うーん、正直、一か所の蔵元さんからの焼酎粕の処分も難しそうですね。

その辺り、これからどう展開するのか興味深いところですが、まずはとりあえず1セット買うとかして試してみましょうか。




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