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昨日ご紹介した、江戸時代から明治の頃の樽廻船での荷運びの際の手土産として考案されたという「樽形煎餅」。
ベタなお土産ではなく下り酒文化を今に伝えていることに恐れ入る中、上の写真の銘柄「寿海」。
うーん、いかにもお酒の名前っぽいし、見たことが有るような無いような。。。。
で、ググってみると、沢の鶴さんで出しているようです。
今に伝わる灘の男酒。「それは、七代目市川団十郎のサインに始まった」天保年間(1840年頃)上方で愛飲した灘の地酒。蔵元から菰樽にサインをねだられ、俳名「寿海」の文字と市川家の家紋である三升を記した。「寿海」は、現在登録されている中で、一番古い商標といわれています。
団十郎ゆかりのお酒なんですね。
ただ、沢の鶴さんのホームページの中でも(検索以外では)たどり着けない感じなので、沢の鶴さんが引き継いだ銘柄なのでしょうか。
折角なので、「樽形煎餅」の他の銘柄も見てみましょう。
白鹿や剣菱、桜正宗など、有名な銘柄に交じって、有名だけど確か沢の鶴さんが引き継いだ「世界長」もあります。
そんな中、「どこだっけ?」というのが3枚ほどありましたよ。
仙介、大黒、戎面
調べてみると、まず「仙介」は御影の「泉正宗」を造っていた泉酒造さんのお酒。
阪神大震災で被災し永らく休造、西野金陵さんでの委託醸造から自家醸造への復活の際に新ブランドとして創業者の名である「仙介」を立ち上げたようです。
また、「戎面」も御影の蔵元さん(坊垣酒造)ですが、こちらは現在も休造中とのこと(灘五郷の組合HP)。
やはり阪神大震災の影響らしいです。
で、3つ目の「大黒」は、御影の大黒正宗(確かに煎餅にも横に「正宗」とついている)。
蔵元さん(安福又四郎商店)のホームページを見ると、結構複雑。
他の2つの蔵元さん同様、阪神大震災で木造蔵8棟が全壊し、唯一残った鉄筋蔵で少量生産を続ける中、施設の老朽化等により白鶴さんと設備の共同使用をはじめ、その後2013年からは全面的に白鶴さんの設備で酒造りをするようになったそうです。
いや、三者三様ともいえますが、いずれも阪神大震災での被災が転機になっているともいえる。
色々ですね。。。
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