きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

子供の写真(養育費6)

2004-07-08 | 母子家庭だから思うこと
昨日になって元夫と電話で話すまでに至ル。
金の段取りがついたのか、明後日なら振り込めるそうだ。

先月のお礼と、「kekeの写真、送ろうか」と言ってみた。すると、あぁと返事が返ってきた。はっきり「新しい家族に迷惑だから要らない」と言って貰っても構わなかったのだが。(そう言う返答も視野には入っていたし)しかし、よく考えてみると、迷惑でも私にはっきり「迷惑だ」とは言いにくいか。

ともかく、送ると言ってしまった手前、送らねば。

最後に写真を撮ったのは正月だ。果してkekeさん一人で写っている写真があっただろうか。私や妹や父が一緒に写っている写真はマナー上よろしくないだろう。それから余り楽しそうにしているのも、何だか嫌味みたいだろう。

「パパに送るから写真を撮ろう」と急に言ったら、kekeさんはどう思うだろうか。

もう少し遡れば、少年野球時代の写真があるか。
ユニフォーム姿は一度も見てないから、これはきっと良いに違いない。

だんだん、こんな事を考えているうちに涙が出てきた。

離婚した頃、絶望的な気分で毎朝目覚めた。
寝ている間は、離婚も別居も何もない今までの通りに当り前の気分で眠っているのに、目覚めてほんの一瞬で「私は離婚した」と言う自覚が始まるんだ。その時の絶望感だ。
本当に周りの景色がみるみる暗くなって行くような、絶望感だった。

あれほどじゃないけど、あれに似ている。

接点を持つ度に、「本当に私達は離婚したのか?」「なんで離婚してしまったんだろう」と言う錯覚が起こり、次の瞬間にストーン!と「離婚したんだ」と言う現実に落とされるのだ。このストーン!と現実を認識しなければならない行為がおそらく苦痛に感じるのではないだろうか。

そんな風に分析できたのは、離婚して6年経ったからである。これが離婚して半年1年なら、ひたすら耐え難い苦痛だったと思う。
養育費を貰えないままの母子家庭が多い事情は、こんな所にもあるように思う。

ともかく、写真は送ることにした。