きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

息子のウソを暴くストーカーと化す

2004-07-23 | 日記
昨日あれから気になって、昼休み自宅に戻る。
kekeさんは、予定では11時から2時まで部活で家を空けているはず。

1.ちゃんと戸締り(窓も)してあるか。
2.お昼の残り物は冷蔵庫にしまってあるか。
  (冷蔵庫に入れておけば私が夕飯に食べられるから)

・・・など。
夏休み駆け出しと言う事で、防犯対策、食べ物対策をしっかりチェックするために家の様子を見ることにした。

と、家に戻ったら、なんとkekeさんが横になってTVを観ているのである。
しかも、窓も玄関も既に全て完全に戸締りされていて、真夏の我が部屋は風の出入りも無い。よく見ると扇風機も動いてない。もちろん、冷房なんてものは我が家は掛けてない。

この予想外の家の様子に(一体何なんだ~~~!)と思い、「どうして部活に行かないの!」と早速問いただす事になった。

kekeさんの話では、あれから連絡が来て部活は3時からに変更になった。それで本屋でドカベンの漫画を買う事にした。その時言われた通り戸締りをした。本屋から家に帰ってきて、また窓を開けていちいち戸締りをするのが面倒だから閉めきった部屋でTVを観ている、との事であった。

一応、筋書きはできているようであるが。ーー;
果して、去年から今まで急に雨でもないのに部活の時間が変更になった事はあっただろうか?
こっそり忍び足で電話の履歴を探ると確かに野球部の友達から電話は来たようである。しかし、うちからどこかに電話した気配は無い。まさかいきなりサボリじゃないだろうか。その程度の理論武装はやりかねない年頃でもある。しかも窓の開け閉めすら面倒な子供が、これから学校へ部活に行くものだろうか。

ウソは泥棒の始まり→中ニの夏→部活をさぼる→いつもの友達と疎遠→非行化→早いうちに手を打たねば

と言う文字がぐるぐる回り、とりあえず「家の中でも閉めきりにしておくと熱中症になるから、気をつけるんだよ」と言った。しかし、kekeさんは動くのも面倒で窓を開けようと言う気持にはならないようで、そのまま会社に戻ることとする。

しかし、胸の中は消化不良のままだったので、中学校の校庭を覗いて本当に部活をやってないのか探る事にした。行きたくないものを、私が「部活に行け!」と言った所で、行かないのは分かっている。そんな事は知っても知らなくても変わらない事だが、それでも気になってしまうのだ。
(考えてみると、知らない方がいいのに知らずにはいられない事って案外いろいろあるものだ)

中学の前にたどり着いた所で、学校帰りの姪っ子のミーちゃんに会った。
「あ、おばちゃんだ」と言われたが、
「ちょっと急いでいるの、じゃーね~^^;」と言って、話もそこそこに自転車をビュンと飛ばした。

校庭を見回した所、やっぱり野球部はやってないようであった。

「ふむふむ、あの話はウソじゃないようだな。」と思い、中学を一回りして会社に戻ろうとした所で、またミーちゃんに会ってしまった。
「あれ?おばちゃん、中学校の周りを回っているの?」と言われたので
「そうなのよ~ちょっとグルグル回っているのよ~あはははは^^;」と返事をした。

しかし、このままにしておくと、『おばちゃんが中学の周りを自転車でグルグル回っていた』と言う変質者っぽいストーリーが実家で語り継がれる事になるので、弁解をしに仕事の帰りに実家に寄る事にした。(既に子供のウソを暴くストーカー母になっていたのだが)

妹にこれこれこう言う訳で中学の周りをグルグル自転車で回っていたんだよ、と言うと、
「まぁ、気持は分かるけど、ウソかどうかはユニフォームを見れば分かるんじゃないの?運動部なんだから。」
と言われた。

(・・・あ。><)

何で気が付かなかったんだろう?その通りだと思った。
その後、夜に部活から帰って来たkekeさんを見て、疑って悪かったな~と思った。
結局昨日ブログで会社の人をまたバカにしたが、自分も11時から1時の間はほとんど仕事をしていない事に気付いた。

そして、今日も本当に部活に行っているか気になる母である。