きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

初めてのおつかい

2006-08-09 | その前の会社
営業A「sakeさん。代わりに入札に行ってくれないかな?」
sake 「え!・・・でも、大丈夫かしら。」
営業A「ヘーキヘーキ、今回は金額が予算内でできそうも無いから辞退する事にしたんだ。この図面を箱に戻して、この書類をプラスチックの箱にドサッと入れて(件名間違えないようにね)紙に会社と名前を書いて、あとは何もしないで、ただ座っていればいいんだよ~^^」
sake 「面白そう~行ってきまーす。(^o^)ノ」

いつも同じ事務ばかりな私はこう言う新しい出来事にワクワクしてしまうのだった。
会場にも30分前に到着。
この経験を脳裏に焼き付けようと、Aさんに言われたように書類を提出して、全てが見渡せる前から3番目くらいの中心部の席をキープした。

そして始まるまでに時間があるので取り出したのは、竹内久美子著『女の唇のひみつ』である。この本を最初に開くと「鼻の大きい男はアソコも大きいか?」と言う内容から始まっている。

しかし、2ページ目を開いた辺りで何となく違和感が。。。自分一人がこの場所から浮いているような気になるのである。周りを見るとノンキに本を読んでいる人は誰も居ないような・・・。

しばらくすると、ジャジャーンと役所の人が何人か到来。(おぉ~~これから始まるじょ~)とワクワクしていると、なんとその中の一番偉そうな人がTK君のお父さんだったので「WAO!」
しかし、この厳粛なピリピリムードの中、コンニチワと言う事もできず、(絶対向うも気付いてるよ~><)と思いながら、目を合わせないように神妙にしてました。(もっと目立たない隅っこに座ればよかった~)

それにしても、TK君のお父さん、毅然としてて検察官みたいでカッコよかった~仕事中はあんな険しい顔をしているのか・・・あんなお父さんだったら、息子達も尊敬するだろうなァ~

そして審査が終わるまでの神妙な時間・・・・「何もしないで、ただ座っていればいいんだよ^^」と言うAさんの言葉を思い出し・・・なるほどこう言うことだったのか、と思うのだった。そして、このピリピリムードの中で、『女の唇のひみつ』やら、TK君のお父さんカッコいい~なんて考えてしまう自分は、やはり一人、居次元空間に居るような気がしてしまうのだった。

そして結果発表~。
決まった会社の名前と落札金額が発表され、全ての人がメモをしきりに取っている最中、私一人は筆記用具を持っておらず、一人ぼんやり座っているしかなかったのだった。

ふぅー、恥ずかしかった。。。


元夫によると、今日こそは必ず入れるという話だ。
どうか入りますように。。。。