goo blog サービス終了のお知らせ 

きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

最後の親知らず

2006-12-15 | 息子keke
今日は親知らずを抜いてもらった。

その前にさんざ「やりたくないよ~」って言う顔をしてごねたが、先生が「それなら来週までに考えてきてください。その後で予約を入れましょう。」と言った途端に、「来週抜いてください」と言ってしまった。理由は一回診察が増えるとその分お金が掛かるからだ。とにかく早く終わりたい。

どうやら私は親知らずを抜く際の麻酔が体に合わないようだ。昔抜いた時も、麻酔の後で吐き気がした。今日もした。「抜歯が怖くて気分が悪くなるのか」と思っていたが、今日は帰りも吐き気がした。
以前流産した時に病院からヨロヨロと歩いて帰った記憶があって、これは流産のショックだとばかり思っていたけど、もしかしたら麻酔が合わなかったからじゃなかろうか。と言うのもその時と同じように、自転車片手に引きずって、口元を押さえながらヨロヨロ歩いていたからである。しかも奥に丸めた綿みたいなのを詰められて、「30分噛みしめてください」と言われたから、鼻呼吸しかできなくて、ますます吐き気がするのだった。

しかし、抜歯は普通に生えてる親知らず(右上)なので、あっと言う間に抜けて、今になってもほとんど痛くない。あぁ、よかった。


家に帰るとkekeがいたから、紙に「歯抜いて口を30分あけられない」と書いて見せた。
kekeが「夕飯何?」と言うので、また紙に「どうしよう?」と書いて上げて見せた。

「3時間後でないと食事できない」←と紙に書いて上げる。
「買ってきて食べようかな」
「じゃあ そうして」←と紙に書いて上げる。
「いちいち書かなくていいよ、今から服買いにいけるかな」
「まだ やってるんじゃない?」←と紙に書いて上げる。

やがて30分経ち、やっと口が開けられ話せるようになった頃にkekeが服買いたいからお金ちょうだい、と言ってきた。
えぇ~と思ったが、仕方ない。
何しろ、あの子は最近上下同じ服でしか外出しないのだ。
他にも服は幾つかあるのだが、中学の頃の服のせいか家でしか着ない。だからジーパンだけでももう一つ買ってくれ、と頼んでいた。何しろそれしか履かないので、いつ洗濯していいかわからなくて、ずっとそのままなのだ。

6000円ほしいと言うので渡すと、丁度いい機会だと思って言った。

「これから小遣いは減ります。」
「えーどうして?」
「パパからの養育費が入らなくなりました。借金を重ねて仕事もしてるかどうか分かりません。昨日泣いて仕事をしてくれと頼みましたが、これからどうなるか分かりません。私もこれからビールを買わない事にしましたので、ご協力お願いします。」

kekeは別に驚きもがっかりもせず、「あ、そう、ふーん」って感じで淡々と受け入れた。
そして、「5000円でいいや」と言って、1000円を残して出て行った。


そして、kekeはしばらく帰ってこなかった。
やがて帰ってきてが、何も買ってこなかった。いまいちこれと言うのがなかった、と言った。

「えぇ~だってジーパンぐらいもう一つ買えばよかったのに。」
「高くて買えなかった。。。」

ガガガ~~ン!(T_T)やっぱり上下5000円はムリだったか~

ごめんよ~~~

よその冬賞与はそんなかいな

2006-12-15 | その前の会社
冬のボーナスが平均88万なんだと。
この文章を読むと冬だけで?!

ちなみにうちの会社は、この冬、社員一律10万で工事部長だけ20万超えた。
今までのパターンだと、だいたい私の賞与は他の社員の半分だから、この場合だと5万が相場だった。しかし「これ以上減らしたらsakeさんが可哀想だよ」と社長に進言してくれた方がいて、こうなって、私は小躍りして喜んだわけだ。

さすがにこれは平均より低いかも・・とは思うけれど、まさか世の中の人がみんな80万もボーナスをもらってはいまい。それだったら、もっとみんなニコニコして何不自由なく暮らしているだろう。

しかし、この平均80万と言うのは何の意味があるんだろうか。平均って言うからには、本当の平均を取ろうよ。私みたいに10万もらって小躍りしている人や、中にはボーナスが無い人もたくさん居るはずだ。その人も0円として平均を取ろう。

何が問題かって、こんな風に88万なんて数字を出すと、きっと30万40万もらっている中年層は「なんだオラは40万しかじゃないか」とぐれるだろう。ボーナスで40万もらえれば充分幸せで満たされているはずなのに、「貧乏感」を持つ事になるだろう。
それから80万もらっている層は、「これが当たり前」だと思うかもしれない。もっともっと世の中には節約して暮らしている人が大勢居るのに、旨いもの食って飲んでして、それが当たり前自分の実力だと驕るだろう。

うちもどうにか、子供だけはよその子供と同じ水準で生活させたいと思ってた。
でも、そんなに年収が違うんじゃぁねぇ。。。
携帯も持たせたし、高校も行かせた。
高校に上がってからなんで成績が上がったのか不思議だが、たぶん中学の時ほどの塾通いを周りがしてないからじゃなかろうか・・・・と言う疑惑も持っている。認めたくないが、「親の財力がある→子供の能力が上がる→その子は自分を肯定する→いい子になるかもしれない」既に違う親から生まれてきた時点で子供達は公平ではない。違ったスタートでどうなるかだ。

80万の世界の人間はその世界で勝手に生きていけばいいさ。くっそ~~~


元旦那の状況も状況なので、ますます我が家も節約しなければならない。
そんな中、寝る前にまたコタツをOFFにしそこなってしまった。これで今月に入って3回目だ。もう二度とするまいと心に誓ったが、消すのがまだクセになっていないのだ。

養育費も会社も、いつかは来るだろうと思ってはいた。
しかし、同時にやって来るとは思っていなかった。
でも逆に考えると、同時の方が悩む時間は少なくて済む。
もうkekeはここまで大きくなった。自分にも「大丈夫だよ」と言いたい。

今日はその賞与が支給される日だ。
年金やら税金やら引かれると8万ナンボだけど、この状況でも貰えた事は嬉しい。もちろんこれは将来に備えて使わないようにしよう。



【写真】
「難転来福」この4文字に惹かれて、思わず買ってしまった年賀状。
もうとっくに書いている時期だけど、今年は年明けどうなっているんだろうと思うと、何て書けばよいのか分からないまま。。。