きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

四苦八苦

2018-05-24 | 巷の話題
今日もニュースはモリカケ、それから日大アメフト事件。

TVでは安部さんが会った証拠が出てきたと言い、保守側のネットニュースでは「その証拠は伝聞の伝聞でしかもそのメモは切り貼りしたように字のフォントが違う」と言い、それを翌日TVでは「フォントが違うのはその箇所が重要で目立ちたたせるためのものだ」と言うと、保守ニュースは「目立たせたいなら色を変えるとかアンダーラインを引くのが一般的ではないのか」と言う。

そしてお互いが自身に都合の悪いことは報じないようなので、どっちが正しいのかよく分からない。


この前kekeに「TVのニュースは偏向されてるって知ってるかい?」と尋ねると「20代、30代では大多数がそう思っている」と返事が返ってきた。ホッとした。

そういうニュースをヒントに各自が想像して組み合わせて考えなければならないのが最近のニュース事情なのではないか。



「四苦八苦」と調べてみる。
四苦とは、生まれる・老いる・病気・死ぬの4つの苦しみで
あとの4つの苦しみは

・愛するものと別れなくてはならない苦しみ
・怨み憎みするものに会わねばならぬ苦しみ
・思い通りにならない苦しみ
・(精神的に物質的に)執着してしまう苦しみ

これを表すのだそうだ。

人間は生まれた以上この苦しみを誰もが背負って生きているのだと言う。
そう言われれば私もそうなのだと思う。

これを手放すにはこの世から去ることだが、死ぬことは良くないとされるので、昔の人は出家してこの俗世間から別れることにしたのだろう。

簡単にわかる紫式部の源氏物語を読んだら、そういう女性の話が書かれていた。
どんなに恵まれて、どんなに愛されても、それは更に違う苦しみを生んでいく。
それから逃れるには、俗世間から縁を切らなければならないのだ。

責めるばかりではなく、そういうものを感じ取れる人間でいたい。
生きているうちは。。。