うぅ・・・・。
富士山と桜を前にして、俳句が浮かばなかった・・・・(-_-;)
富士山と桜・・・こんな豪華な光景を見ても、何も浮かばなかったです。
そもそも富士山と桜で俳句を作るなんて、今の私には恐れ多いような気もしたり。富士山と桜に失礼かもしれません。
もうちょっと上手くなる日が来たら、思い出して一句ひねってみましょうね。(^_^;)
しかし今日の朝は寒かった。
いつも駐車場に急ぐのですが、今日の朝は、光がキラキラまぶしくて、今まで以上の日差しの強さ。だけど、空気はひんやり冷たい・・・そんな頃だったんですね。車に乗るともう日光が降り注いで車内は暑いんです。でも風が冷たいので、走りながら窓を開けてだ肌寒い空気を取り込んでみました。
寒いと言っても、もう冬の寒さではありません。窓から入る空気はひんやりしてて、ちょっと嬉しい感じ。
こんな風に思うようになったのも、「季語」を知り始めたからでしょうか。
まだうまく俳句にはなりませんが、季語を覚えるのが楽しい。
今日は「別れ霜」という季語を見つけました。
別れ霜とは・・・ネットで調べると
>春、遅くなってから降りる霜のこと。
>古来「八十八夜の別れ霜」といって、立春から数え て八十八夜(五月二日頃)ごろに
>最後の霜が降りると、農家に恐れられた。
このようにあります。五月になっても最後に霜が降りることがあるんですね。今日も寒いんですから。。。
でも「別れ霜」って、どんなニュアンスの季語なんだろう?別れとつくからには、悲しいとか淋しいという意味の季語?それとも春の終りだからふんわりした感じ??
参考までに、有名俳人さんの詠んだ句を調べてみると・・・
別れ霜人に泪はすぐ乾き 成瀬櫻桃子
んん~~~人はナミダを流してもすぐに忘れてしまうって意味?
それでどうして「別れ霜」がつくの???「お別れは淋しいけれど、涙もすぐに乾いちゃうよ」ということ?
朝のバス荒き運転別れ霜 右城暮石
バスの荒い運転と、なぜ別れ霜がつながっているの・・?なんでここに「別れ霜」が入るんだろう?
何だか先人の句を読んでも意味が分からないことが多いんだよね・・・・
作るよりも先に、解読をして理解できるようになりたいです。。。。
やってますね~^^♪
俳句の型って二つあるんですよね。
で、sakeさんが疑問に感じてしまうのは、
「取り合わせの句」と言って、季語とは何ら関係のない物語が書かれているからなんですね。
良い疑問を持ったと思いますね。進歩の証だとも^^v
つまり、「発想を飛ばして」物語を書いているのが「取り合わせの句」。
しかし、発想を飛ばす、と言っても余りにも飛ばし過ぎて何を言ってるのかよく解らなくなってしまってはNG。
「季語の持つ意味」に「付かず・離れず」の内容を書くことが必要になってきますね。
それには、「詠み手」と「読者」の季語に対する「読解力」が必要にはなりますが、難しいことではありません。
ネットで調べられた季語の持つ意味に加えて、sakeさんに勧めさせていただくとしたら、多くの「例句」を鑑賞することですね。
めんどくさいですけど、そうやっているうちに、この句は「うんと発想をとばした。それでいて付かず離れずの」=「取り合わせの句」なのか。
それとも、季語と物語を「一物仕立て」にした句、なのか見分けが付くようになってきますよ。
「一物仕立て」とは季語そのものに言及して出来上がっている句、のことですね。
解り易いように、ここに例句を。
「火の山の裾野の村の別れ霜 久留島 広子」
この句は、別れ霜の「在り処」を書いた句ですね。発想は飛んでいません。
火の山の裾野とは熊本の阿蘇山のことでしょうか。
そんじょそこらの山の裾野とは違い、ダイナミックな景ですね。そこがこの句の佳句?なところでしょうか。
ここで気を付けたいのが綺麗に詠み過ぎて「絵葉書俳句」にならないことですね=余談
で、sakeさんの鑑賞された「別れ霜人に泪はすぐ乾き」の句ですが。
これは「取り合わせの句」ですね。
おっしゃっているように、「涙もすぐに乾いちゃうよ」で、良いと思いますよ^^v
ここで話はそれこそ飛びますが、私は「植物に降りた霜の写真をマクロ撮影で撮ったことがありまして。
それは、遅い霜ではなく、つまりなかなか融けない本格的な霜です。
季節は12月ですからね。直ぐ溶けてしまうような遅霜では撮れません^^;
別れ霜なら直ぐに溶けてしまうからですね。=余談。
で、結論として、「一物仕立ての句」のように、霜そのものを詠もうとしても実体験がないとなかなか読めないので、ニュアンスが似た範囲内で発想を飛ばして詠んでしまう、それで1句は成し遂げています。
兎に角、沢山の句を鑑賞されて、この句は「取り合わせの句」なのか、「一物仕立て」の句なのかを見極める力が付いてきたら儲けものだと思う程度から初めてくださいね。
それらが判断できるようになると、「奥が深い、難しい」のが俳句ではなく、
「なんて趣のある17文字でしょう!」になること間違いなしですね^^♪
sakeさんなら語彙も沢山お持ちですから、感性も良いものをお持ちですから^^v
ただ、季語を熟考されて、後は先人の「型」を学ぶことですね^^v
俳句に正解、不正解はありませんよね^^v
写真と同じですものね♪
この方は東大出で、朝日新聞にお勤めの方でしたが俳人さんに転向なさいました。
で、その方の著書に、こんなのを見つけました。
ほんのさわりだけですが、例句も載せて解説されているのでここにURLを貼り付けておきますね。
https://amanokakeru.hatenablog.jp/entry/20170606
ヒットするかな^^?
言葉を失ってしまった!!
そんな感じでしょうか??
私は、俳句のような高尚な事は、全く分からない輩なんですが
あまり考えずに 感じた事を素直に というのが 基本じゃないんですか??
書かれている俳句 私にも意味が分かりません。
分かる人にしか分からん より 誰もが あるあるそんな感じ!!
って方が、親近感湧くように思いますが・・・
ごめんなさい。。。聞き流して下さい。。。
物事には何でもそうですが、褒められて伸びる方がいらっしゃいます。
が、その誉めている方の能力そのものはどうなんでしょうか^^?
自分と同等、或るはそれ以下の方に誉めていただいてもさほど・・ということになりますね。
私がke-nさんに写真を褒められるとほんとに嬉しいのはそこです^^♪
ですから、ほんとに進歩を目指したいのであれば、叩かれることを甘んじて受けられてくださいね。
耳障りの良い褒め言葉はかえって要注意だそうです。
その点、私は叩かれ上手、むしろ快感でした^^;
何度先生に「これは川柳です」と書かれたことか^^;
それは季語の持つ意味を軽んじて、自分の考えや言葉に依存していたからなんだと気がつきました。
ですから今後のsakeさんに必要なのは、およそ、もうご自分でも見当はついていると思うのですが、
sakeさんがどんな「句風」を目指しているのでしょうか?
例えば、カメラを選ぶ際に「ふんわり画像写真」と決められたんでしたよね^^v
そのカメラには、ふんわり撮る為の機能、色合いなどのスペックが備わっていたと思います。
それらを吟味したうえでやはりこれ!って、今のカメラに決められたのと同じことですね。
私の作りたい句、感性にあった句風つくりに相応しい俳句本を手元に置かれてくださいね。
既に、辻 桃子さんでしたね、ですから出発点は同じような気がします^^。
そして、多作、多捨てを身に付けてメディアに入選したら、手ごたえで自分の作風も確立されてきますよ^^♪
私はカメラバックの中に春なら春の季語だけが載っている薄い歳時記を入れておいて、俳句ではなく、感じたことや、簡単な言葉でもいいから思い付いたものをメモリ程度で箇条書きで書いておきます。
それは第三者が発した言葉でも構いませんし。
増田明美さんは、ジョギングの途中でみたものを頭の中にメモっておいて俳句にするのだそうですから、
俳句を作るぞ!って構えない方が案外いいみたいですね。
出来なくてがっかりしなくていいんです^^^v
手帳をみて、パッと閃く瞬間が必ずや訪れますから^^v
偉そうに、たかだか120句ほどの入選句の私の経験段でした^^;
私、makoさんのアドバイス、とても貴重に思って何度も読んでいますので、これからもどしどし書いてください。
今の私(これからもたぶんそうですが)、句会の参加もなく、周りに俳句をされているリアルな友人(職場の同僚も)が誰もいない状態です。本は読んでいますが、進歩のしようがないんです。その中で唯一の窓口がmakoさん、きみさん、fujiさんのコメントだと思います。特にmakoさんは欠点を指摘してくださるので、とても参考になります。
きっと、makoさんも初心者だった当時、いろいろな本を読まれたり、季語を勉強されたり、なさっていた・・・当時の経験で語られているのだと思うんです。それがとても私にとってはありがたいことなんですね。他に窓口がないのですから。
それが十分に分かっているので、これからもいろいろ教えていただきたいと思います。
写真の虫撮りもmakoさんの影響ですから。^^そして今は虫嫌いの私もかなり楽しくなってきてます。6月になったらカエルやカタツムリを撮りたいと思っているんですよ。
俳句って、知り始めると奥深いですね。三途の川ならぬ「俳句の川」?のようなものを感じています。今までは全然知らなかったので、ただ五七五だけだったのが、季語を知り、切れ字を知り、17文字に命や人生が語られていて(辻さん曰く)、それを今までの知識と自分の経験から解読するものらしい・・・こりゃ面白い世界だ、となるわけです。
三途の川のこっちと、あっちでは全然景色が違うということがわかってきました。^^
ほんとうそうですね、写真も最初はよくわからないまま、あれもこれも撮っていましたが、今は「こりゃ面白くない」という構図は撮らなくなりました。同じ場所でいっぱい撮るようになったので、枚数は減りませんが。。。俳句もだんだんそうなっていくのかなぁ~?と思います。
今日は朝からまた辻桃子さんの本を読んでいましたが、結社の中のお弟子さん?の俳句に「大時化」という言葉があり、それの意味(と読み方)を検索するところから始まっています。
解読以前に、検索が必要という敷居の高さ・・でもゆっくり進歩していこうと思っています。
今、借りているのは辻桃子さんの本「あなたの俳句はなぜ佳作どまりなのか」(私にはまだレベルが高かったみたいで最後まで読めないかも)
前にmakoさんが紹介されていた片山由美子さんの写真と俳句の解説が書かれている本、それから夏井いつきさんが正岡子規さんの俳句を解説している「子規365日」を借りています。
どれも句の解説があるので、選んでみました。^^
最後の夏井さんの本はちらっと見ましたが、面白そうなので買って読もうかと思ってます。(そうすればお風呂でも読めますから)
正岡子規さんって、まだ数ページしか読んでいませんが、シンプルな句を作られていてわかりやすそうな気がするんです。^^俳句の原点っていうイメージだし。
よく3段切れはよくないと言われていますが、3段でも意味は通じている句もあるような気がして、その違いがいまいちよく分からないんですよね。しばらくは助詞でつないで、なるべく3段にならないように作りたいと思います。
長谷川櫂さんのリンク先も読みました。
取り合わせの句は意味を解くのもまだ難しいですが、季語が使いこなせるようになると、面白そうですね。よく「結社」っていうのも、「私たちだけに通じる世界だよ~」っていう意味合いがあるのでは?!と想像しています。
その世界に慣れると、きっと今までわからなかった意味合いがわかってきて、「ここはこういう使いまわしにしよう」って思える選択肢が出てくるわけですね。^^
そこまでたどり着けるかどうかわかりませんが、もうちょっとやってみます。
ちなみに・・・夏編の歳時記もう買いました。今回も角川の文庫版です。「春隣」って載ってないなぁと思いましたが、春隣は冬の季語だから、春版になかったんですね。('◇')ゞ
春版はいつも鞄に入っていますよ。
夏版は読んでもまだ雰囲気を感じられないので、まだあまり読んでいません。5月8日過ぎるのも楽しみです。
いつもありがとうございます。^^
私も、俳句に興味を持ったのはまだ2週間ぐらい前ですからねー、始まりも始まりのいいところで、・・でも本を読み始めて、どうせなら、それなりにやってみよう!と思った訳ですが・・・難しい単語は使えないから、わかりやすい単語で分かりやすくからですかね~^^とりあえず、やり始めてみたのです。
きっとゴルフとかもそうなんでしょうね。やっていくうちにだんだんコツが分かって、いろんなコースの性格も分かって、だんだん面白くなってくる・・・のでしょう。
私がカメラの設定を間違えてしまって、前に撮っていた場所に戻りました。息子はもう撮ったのでベンチに座って、富士山と桜を見ながらおにぎりを食べ、贅沢だなぁ~とまったりしていたんです。
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この情景を俳句にしたかったのですが、富士山と桜、息子とどれを主役にしていいかわからず、息子はよけて、富士山と桜にしても、両方とも豪華すぎて、それに匹敵する表現が思いつかず。。。
17文字しかないのに、皆さんよくいろんな表現をされているなぁ~と思います。
季語というのが曲者で、その言葉を入れることで、俳句をしている人には伝わるものがあるらしい。。。春にまつわる季語もいろいろあって、どれを使うかによって、句の雰囲気や想像が変わるそうです。
もうちょっと勉強してみようと思います。
maruさんも、いつもありがとうございます!あ、そうだ、今度尊君の写真から、俳句を連想して作ってみようかな?!お子さんは行動が飽きないので、句にもなりそうです。^^