Aさんが友達のお見舞いにいったそうである。
具合が悪いことは聞いていたが、やはり良くないようでAさんも心配している。
退院したら中華料理を食べましょうと言っていたそうである。
「そうですか・・・」と私は口ごもる。なんと返事をしていいやら分からないのだ。
「ところでなんで中華料理なんでしょう?」と尋ねると、「ガッツリ食べたいんじゃないのかなぁ」とAさんは言う。
「今は食事ができないんですか」と尋ねると、ずっと点滴を打っているそうである。
私のように友達がほとんどいないような人間ならまだいい。
その方もAさんのように友達が大勢いるような方なので、その人がベットに横たわり、ひとり点滴を打ちながら「元気になったら中華料理をがっつり食べるんだ。」と夢をみているのかと思うと、せつなくなってくる。
「私できるようなことないでしょうかねぇ。土曜も時間があるし行こうと思えば行けますよ」と言うけど、「sakeさんじゃねぇ・・」とAさんも言う。
そうなのだ、私はただの顔見知り。行っても興味本位に健康を見せびらかしに行くだけになってしまう。
「仲の良いお友達にお見舞いに行くように声をかけてみるのはどうでしょう?」と言うと、「ちょっと言う事もあるけど遠慮するんだよ。」と言う。・・・大勢で行くようなところではないし・・何て声かけていいか分からないでしょ?その気持も分かったよ。
でも私だったらどうだろう?
こんな風なので、誰が来るとは思わないけど、それまでの人生で関わりあった誰かが、走馬灯のようにいろいろ来てくれたら、足を運んでくれたそれだけでもうれしくない・・・?
だって、死んでからじゃもう会えないんだから。。。
元奥さんとかどうなのかなぁ。
連絡できたら、1度会えたらどうなのかなぁ。。。(余計なお世話か・・)
自分の元夫を思い出し、もう17年も前のユウレイにすらなってないような面影ながらも、それまで関わったことのある人だったら、思い出話の1つもあるし、ありがとうと言えるような気がする。
私は、これから先G子とかが万が一病気になって、辛いことになっていたら、ご家族に様子を伺いつつ(みよさんのアドバイスより)、慎重に様子を伺いつつ、できたら会いに行きたい。(G子勝手に病気にしてしまってごめん)
お友達の身の回りのことはお母様が世話しているそうである。
(親より先にと言う意味で)「そういうことも、誰にでも起こることかもしれませんね。」と言うと、Aさんは「そうだね、二人に1人はガンになるっていうからね。」と別の意味で答えた。
私は父の事を思い出した。
父も最後はうんと痩せてしまった。
でも、まだAさんのお友達は中華料理が食べたいと意思疎通ができているんだな、と思う。
父は目も見えず、そこに居てももう分からないようにしか見えなかった。
それでも週に1度きりでも通ってよかったなと思う。
あれからまだ1年しか経ってないなんて思えないほど、ぼんやりと思い出す。
具合が悪いことは聞いていたが、やはり良くないようでAさんも心配している。
退院したら中華料理を食べましょうと言っていたそうである。
「そうですか・・・」と私は口ごもる。なんと返事をしていいやら分からないのだ。
「ところでなんで中華料理なんでしょう?」と尋ねると、「ガッツリ食べたいんじゃないのかなぁ」とAさんは言う。
「今は食事ができないんですか」と尋ねると、ずっと点滴を打っているそうである。
私のように友達がほとんどいないような人間ならまだいい。
その方もAさんのように友達が大勢いるような方なので、その人がベットに横たわり、ひとり点滴を打ちながら「元気になったら中華料理をがっつり食べるんだ。」と夢をみているのかと思うと、せつなくなってくる。
「私できるようなことないでしょうかねぇ。土曜も時間があるし行こうと思えば行けますよ」と言うけど、「sakeさんじゃねぇ・・」とAさんも言う。
そうなのだ、私はただの顔見知り。行っても興味本位に健康を見せびらかしに行くだけになってしまう。
「仲の良いお友達にお見舞いに行くように声をかけてみるのはどうでしょう?」と言うと、「ちょっと言う事もあるけど遠慮するんだよ。」と言う。・・・大勢で行くようなところではないし・・何て声かけていいか分からないでしょ?その気持も分かったよ。
でも私だったらどうだろう?
こんな風なので、誰が来るとは思わないけど、それまでの人生で関わりあった誰かが、走馬灯のようにいろいろ来てくれたら、足を運んでくれたそれだけでもうれしくない・・・?
だって、死んでからじゃもう会えないんだから。。。
元奥さんとかどうなのかなぁ。
連絡できたら、1度会えたらどうなのかなぁ。。。(余計なお世話か・・)
自分の元夫を思い出し、もう17年も前のユウレイにすらなってないような面影ながらも、それまで関わったことのある人だったら、思い出話の1つもあるし、ありがとうと言えるような気がする。
私は、これから先G子とかが万が一病気になって、辛いことになっていたら、ご家族に様子を伺いつつ(みよさんのアドバイスより)、慎重に様子を伺いつつ、できたら会いに行きたい。(G子勝手に病気にしてしまってごめん)
お友達の身の回りのことはお母様が世話しているそうである。
(親より先にと言う意味で)「そういうことも、誰にでも起こることかもしれませんね。」と言うと、Aさんは「そうだね、二人に1人はガンになるっていうからね。」と別の意味で答えた。
私は父の事を思い出した。
父も最後はうんと痩せてしまった。
でも、まだAさんのお友達は中華料理が食べたいと意思疎通ができているんだな、と思う。
父は目も見えず、そこに居てももう分からないようにしか見えなかった。
それでも週に1度きりでも通ってよかったなと思う。
あれからまだ1年しか経ってないなんて思えないほど、ぼんやりと思い出す。
おせっかいかもしれなくても
なんとかお友達と合ってほしいですね・・、
私の前描いた病の友人、
実は今日入院して明日検査なんです。
胃がんとかの・・もし入院したら、
出来るだけうるさくない程度に
お見舞いに行きたいですが、
その前にやはり入院はしてほしくない。
身だしなみのいい人だから
自分がやつれた姿は人に見られたくないそうです。
でもそれでも友人が時々来れば少は
きがまぎれてくれるのでは。・・・と
祈るような気持ちです。
sakeさんがご自分でもよければ行きたいと思われる
のはホントに暖かいお気持ちですね。
読んでいる私も癒されました。
お父様もl、週一で行って差し上げて
キットあの世で喜んでいらっしゃいますね。・・・、。
入院中、sakeさんのブログを楽しみにしていましたよ。
夫が胃がんで最後の床に付いていた時、自称親友さんがまめに来てくださいました。
夫は友人が来てくれるととても喜んでいましたが、でもね、私から見て、お見舞いの方がいらっしゃると疲れて、病状がガクッと悪くなるの。健康ならば疲れがとれれば気力体力回復するのだけれど、末期になると、ガクッと落ちた病状はもう元に戻る事はなく、お見舞い客がいらっしゃる度に弱って行くのが目に見えるのです。
親友さんにお見舞いをお断りしても判っていただけなくて腹立たしかったです。
夫は「一週間長く生きたからって、それが何になるんだ」と言っていましたけど。
話は変わって、私が癌で入院していた頃、次男の事で相談に乗って頂いていた中学の先生がお見舞いに来てくださいました。綺麗な風景写真が沢山載った写真雑誌を持って。そして「退院したらこんな景色の所に連れて行ってあげるよ」って。退院後、PTA仲間も一緒に八ヶ岳方面へドライブに連れて行ってくださいました。
その時、「写るんです」(インスタントカメラ)を持って行ったの。それが私の写真の趣味のルーツなの。
今回入院していて有難かったのは、院内で仲良くなった退院前の患者さんが、私の替わりに売店へ買いものに行ってくれたこと。
家族が頻繁に来れない身としては、そんなちょっとしたことがとても助かりました。
このブログ記事のAさんのお友達、sakeさんもお知り合いなら、Aさんに心配してますのメッセージだけ届けてもらったら?カード一枚とか。そんなささやかなことが嬉しいものです。
sakeさんのブログなのに、長々とごめんなさいね。
私も前はそういう自分のやつれた姿を見せたくないとG子に言ったことがあります。
でも、今また身近にそういう方がいて、父の死も体験して、もう1度考えると、そんな姿でも誰かと会えたらうれしいかも、と想像します。
そういう時に会いに来てくれる人って、自分がどんな姿でも受けれてくれるような気がするんですよ。逆に父を見送った経験も重ねて自分は、友達がどんな姿でいても、同情ではなく尊重できるような気がするからかもしれません。
みよさんのコメントにもありましたが、時と場合によっては会わない方がいいこともあるようです。
難しいですね。
でも、会えなくてもほんと、ハガキのメッセージ1つでも、こちらの気持は伝わるように思いました。
kaoさんのお友達、検査うまく通るといいですね。^^
でもまだお若いので、大変なことにはならないような気がします。
退院、早いものですね!まさに「案ずるより産むがやすし」。こんなに早くお元気になるとは思いませんでした。
そしてみよさんのコメントを読んで、ハッとしました。
そうなんですよね。父も弱ってきてからは、話しかけて返事をするのも疲れているように見えました。歌も何曲も聴けないほど体力もなくなってしまったように見えました。
そうですね。。。
そういう亡き夫さんを見ているとお見舞いもお断りしたくなりますよね。そういうことも想定しながら、冷静に判断していくことが大切。やはり家族の方に相談しながらが一番良い事かもしれませんね。
その一方で、中学の先生のお気持うれしいですね。^^
今の趣味も写真が、そこから始まりだったんですか。
病気にならなかったら、今こうして写真を撮ることも無かったかもしれないなんて、人生何が起こるか分からないものですね。
みよさんの体験談はいつもためになります。
自分が出産以外に入院したことがないので、病気の時の気持が分かりませんでした。
動けない時は買い物1つもままならないですからね。
ほんと、参考になります。
コメントは長くても大歓迎ですよ。(^o^)丿
そして私とAさんはそんなに仲良しなことは公になってないので・・・メッセージカードを持っていってもらうことは難しいのですが・・・必要があれば、Aさんは伝えてくれると思います。^^参考になるお話、ありがとうございました。