研修リーグ15チーム中、無敗のチームが5チームあり、逆に全敗は4チームで、当然散ドラはこっちに入ります。失点・得点とも、下から3番目といったところで、何度も書いているように、攻撃と守りとも、どっちもどっちという厳しい状況です。
私が散ドラに参加するようになって初めてフルシーズン関わるようになった5歳上の代は粒は揃っていましたが、6年生が5人しかおらず苦戦しました。次の代は6年生が2人しかおらず、エースが孤軍奮闘するもやはり非常に厳しい一年でした。次の代は6年生が7人いたものの、個々の身体能力が高いとは言えずやはり厳しい年になりました。そして、今の中2世代である、次の代は6年生が10人となり、久々に戦力充実の代でしたが、それでも成績は真ん中程度でした。
ということで、今の散ドラ諸君も先輩たちとあまり変わらないわけではありますが、五十歩百歩なりにどこか物足りない感じがするのは気のせいでしょうか。
これまでも散ドラは決して大柄な子が多いチームではありませんでしたが、それでも今年はひときわ小柄な印象です。それは仕方のないことですが、力のない分スピードで補えているかというと、それも不十分です。
もう一つ、野球に大切なのはセンターラインと言われますし、これまでも自慢できるほどすごいセンターラインを持ったことはありませんが、それでもやはりセンターラインと打球がよく飛ぶサードでアウトを取る機会が多かったように思います。
それが今年のチームのセンターラインとサードは、普通にやれば出来るはずのことすらできず、結構エラーや緩慢なプレーでアウトを取れずに傷口を広げてしまっているようです。何でかは分かりませんが、やはり去年の二部リーグの調子で適当にプレーしていて、レベルが一段違う一部リーグの中で、確実に、スピーディにプレーすることが出来ていないのだと思います。
もちろん、気持ちの問題だけではなく、普段の練習からももう一度基本に忠実にやることが大切ですが、その上で、しっかり集中していく「気持ち」の切り替えもとても大事なような気がします。何となくではなく、「素早く捕るんだ」、「きっちり投げるんだ」と、ワンプレーワンプレーしっかり「考える」ことを心がければ、だいぶミスは減るはずだと思います。そのためには、やはり本当に自分たちが勝ちたい気持ちがあるかどうかです。勝ちたい気持ちがなければ、どんなに言ったところで無駄でしょう。
何も考えずにやっていると、あっという間に一年は終わってしまいます。おとなしい6年生は、もっと声を出し、下級生を引っ張っていこう。5年生はもう上級生なのだからいつまでもふざけてばかりでなく、6年生にしっかり勝利をプレゼント出来るようなプレーをしよう!それが来年につながります。
勝っても負けていいですが、次の試合では、少なくとも闘志を見せた試合をしよう!でないと、何のためにやっているか分からないぞ!がんばれ、散田ドラゴンズ!!