今日は一日中雨でした。何か梅雨時のような本当に雨らしい雨でした。
ということで、ジョギングに行くことも出来ず、カミさんがどこかに連れていけということもなく、することもなく、はたと困りました。
「本でも読むか」と思いましたが、今、電車で読みかけの本は、ちょっとしたきっかけで読み始めた学生時代に敬遠していた巨匠の批評家の著作で、良い睡眠薬となって、遅々として読み進んでいません
。
そこで、本屋に行くことにしました。普段は、目的なく本屋に行くことが多いのですが、今日は、予めネットで調べて本屋に行きました。
今日で震災から二か月となりますが、この間に誰もがいろんなことを考えさせられたと思いますし、日本人であることも改めて考えさせられました。
日本人が当たり前だと思っていることが世界で賞賛されたり、原発問題では日本の情報発信や問題解決能力に疑問符が投げかけられています。
そんなわけで、「日本人とは」を外国人の目から見た著作ということで、
『ビゴーが見た日本人』 清水勲著 講談社学術文庫
『イザベラ・バードの日本紀行』 イザベラ・L・バード著 講談社学術文庫
『一外交官の見た明治維新』 アーネスト・サトウ著 岩波文庫
あたりを買おうと思って出かけましたが、マイナーは文庫なので、八王子辺りの書店であるかなぁ~と思いながら出かけると、運よく最初に行ったイトーヨーカ堂の本屋に『イザベラ・バードの日本紀行』がありましたので、早速買って帰りました。
読んだ時間よりも、寝ていた時間の方が多く、まだ上巻の最初の方しか読んでいませんが、イギリス人女性の著者は明治初期に一人で日本に来て、西洋人が踏破していない東京から東北を通って北海道まで旅をしたというだけあって、変な偏見や誤解なく、外国人から見た当時の日本を正確に感じ取れそうです。
手放しで日本を賞賛しているわけではありませんが、日本では「ぼったくりがまったくないこと」や「多くの人が集まる場所で警察官の姿がなくても何の問題も起きないこと」に驚嘆してますが、こうしたことを読んでも、こっちが不思議に思ってしまいます。
今日のジョグ
は、当然、雨でお休み。