ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子どもは育つ力を持っている

2008年10月19日 | 子どもの成長
子どもは、本来、成人になるために必要な道具を持って生まれてくる。
人は進化の中で遺伝的に、自らが生きて行くために必要とする能力を持って生まれてくる。
それを磨き豊かにしていくのが親、親にあたえられた義務ではないだろうか。
それに気づいていない親が多すぎるのではないだろうか。

それを感じることが出来るのは、親から慈しみ、愛され、育てられた子だけが身につけることが可能である。

育っていくための力はどの子でも備わっています。
我が子の本来持っている力に気づくスイッチを、産んでくれた親から受け継いでいない。
育児情報紙や育児書には、書いていない。インターネットの情報にもない。

子育ての環境が大きく変化しました。
その一つが核家族化ではないでしょうか。
代々、受け継がれてきた伝統的な日本型育児が、戦後、米国的な子育てが教育者や医師などによって推奨されてきました。
その一方で伝統的な育児が否定され、食事や生活も米国の金儲けの戦略に支配されてしまいました。

核家族化により、子育ては育児書や自治体の情報に頼らざるを得なくなり、常態的に育児不安が出現しました。

心を落ち着け、我が子の瞳に映る自分の顔を見てください。
我が子が微笑み返してくれたらあなたは子育てを楽しんでいます。
周りに気をとらわれず、そのままいきましょうね。

我が子の瞳に映るあなたの顔が曇っているようであれば、我が子の笑顔も少ない。
たくさん、たくさん。笑顔で語りかけてください。
それが、苦痛であれば「誰か」に助けを求めてください。
それは、恥ずかしいことではありません。
信頼出来る人に聴いてください。
きっと、気持ちが軽くなり、張り詰めていた心の緊張がゆるみます。



コメント (4)
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