<歴史が示すもの>
スモールグループの聖書討議方式が盛んになる地域では、
人民の知的レベルが急上昇し、精神も活性化するようです。





学問芸術の花が開き、発明発見が相次ぎ、国力も上昇し、結局最強の国となる。
18世紀の英国であり、20世紀以降の米国がそれであるようにみえます。
どの国でも、活力があって強い国になりたいでしょう。
人類もそういう社会にあこがれるでしょう。
その秘訣は技術的には、意外に簡単だったようです。
それは、スモールグループでの聖書討議会が自然に作り上げていくようです。
<QCサークルもスモールグループ活動>
日本企業のQCサークルは、スモールグループ活動の「もの作り版」です。
職場のもの作りの場に、米国南部の聖書探求方法を援用したものだとみることができます。
それによって、日本の企業人に知的活力が成長することを理解できます。
実は、トヨタ方式の力の源もここにあります。
だから従業員の知的活力世界一の企業になったのですね。
だけどこういう機会は、トヨタという会社に入った人だけに与えられますよね。
またテーマが自動車生産作業に関わることに限られます。社会のみんなに、ということにはなりません。


聖書のテーマは、生きとし生けるものみんなにとって基本問題であるモノです。
人間なぜ生きるか? 自分はどうしてここにいるか? 死んだらどうなるのか?
みんながエンジョイしうるのはやはり、聖書サークルでしょうね。
(続きます)