統一教会問題がマスコミで一大テーマになったとき、筆者はこのブログでも自説をのべてきた。
旧統一教会による、国民・国家の迷走・・・これを打破する手段は、聖書本来の根本思想を知ることにのみある、と。
だが、その本体を示さなかった。
いま、それを追加しておこうと思う。
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聖書の根本思想は次の三つのポイントで示せる。
① <天国の存在を知らせる>
万物の創造主がこの世に送った「ひとり子」イエスは、
人間が永遠に幸福に生きられる霊的空間・・・「天国(創造神が王として統治する世界)」があることを、
初めて人類に知らせた。
② <罪の代償を予告し十字架刑死する>
イエスは、人の霊がそこに入れるため、その罪を自らの死でもって代償する、と宣言し、
十字架刑死した。
③ <復活の姿を肉眼視させ確信させる>
弟子たちは、イエスの死を目にしても、その言葉にいまひとつ、確信もてない状態のままだった。
ところが復活の姿を肉眼で見て一変した。
イエスが神の子であると確信し、それまでの言葉が口だけのものでないと悟った。
「イエスは復活した、我々はその証人だ!」
彼らは大胆に証言しはじめ、福音は今日我々日本人が知るまでに広がった。
復活の五感認知は、決定的事件だった。
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聖書の根本思想は以上の三つからなっている。
弟子たちの同世代人の中から、それらのことを書き残す人が現れ、
四本の福音書(イエスの伝記)が今日まで一連の事件を文章で伝えてくれてきている。
(その文章から、復活のイエスの姿を肉眼で見ることが出来るか、の考察を今、しているのである。 )
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我々は、この根本思想を自分の愛する子、孫にも知らせねておかねばならない。
聖書の要点をすり替え、それを聖書の世界観の枠組みを使って語り、洗脳しようという輩は、
これからも引き続き出る。
それが「世」だ。
基本思想を知らねば、子も孫もその改造世界観にとりこまれ、
隷従するという悲惨な人生を送ることになる。
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オウム教団事件でもそうだったが、
説得しても我が子を洗脳状態から目覚めさせられない親や祖父母の苦しみは、いかばかりか。
聖書本来の根本思想は早いうちに知らせておかねばならない。
信じさせるのでなく、知識として「知らせて」おかねばならない。
自分が地獄の苦しみにあわないために。
(続きます)