鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

「聖書」という書物の特性 3: 旧約聖書

2022年09月15日 | 永続確信のための聖書解読

 

・筆者は、神イメージを示す図を、下記のようにつくってみました。
 
・在物神と創造神という二つの二つの神イメージを直感的に理解する助けになることを願って。
 
 
 
 

 
 
・図の水色の楕円は、物質を示しています。
 
・その中の、黄色の楕円に書かれた「神」は「在物神」を示しています。
 
・点線の円の外側に書かれた「創造神」はそれら全てを創造した神を示しています。
 
・万物を創造している創造神は、自ら無限の大きさを持っていて、自らの懐のうちに、物質と在物神(という霊的存在)とを抱いている。
 
  ~そういうイメージを得るのに助けになれば幸いです。
 
 
 
<「もーセ五書」と共に収録される>
 
 
・さて話を戻します。
 
・モーセ以後の預言者たちも、自称創造神からのメッセージを、創造神から啓示されたものと信じて記録しました。
 
・イスラエル民族は、彼らの記録も創造神からのメッセージと信じて保存していきました。
 
・それらは後に、「モーセ五書」と共に『旧約聖書』(いまでいう)という大冊の書物に収納されます。
 
・その著者(預言者)の数は、著者として名前が残っている人物だけでも、20人を超えます。
 
 
 
<やはり啓示を受けたのか>
 
 
・「旧約聖書」に収納された諸巻は、全体として壮大な歴史イメージ世界を形成しています。
 
・こうなると、「そんなものは人間が考えて書いたもの」と、簡単にはいえなくなってきます。
 
・各々の著者は人間ですから、100年もすれば、死んでいなくなります。
 
・そういう人々が、1100年間にわたって互いに連携して、全体として歴史イメージ世界を形成するように、各書物を考えて書くなどということは、困難です。
 
・やはり、創造神が全体が体系的なメッセージになるように、啓示を与えたのではないか、とも考えられるようになるわけです。
 
・それもまた、神学の研究課題となりますが。
 
 
(続きます)
 
 
コメント
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