・前回、こう述べました~。
・復活したイエスを直接目撃して、弟子たちは、突然変容しました。
・身の危険も恐れずに「神がイエスをよみがえらせた。我々はそれを目撃した!」と証言し始めました。
・~今回はその続きです。
<福音書>
・イエス証言者の中から、「このことを文書に書き残そう」と志す人も出ました。
・「自分たちが死んでいなくなっても、後世の人々がこれを知ることが出来るように」との思いを実行する人が出たのです。
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・かくしてイエスの伝記(最後の三年半の生涯を中心とした伝記)である小冊子が書かれました。
・四人の著者が、各々自分の「イエス伝」を書きました。
・これらは福音書(ふくいんしょ)と呼ばれています。
・「福音」とは「福をもたらす知らせ」(グッドニュース)という意味です。
<四福音書を中心に>
・これら四本の福音書(イエス伝)は「四福音書(しふくいんしょ)」と我が国では呼ばれています。
・そしてこれを中心に他の文書(伝道用の手紙など)も収録されて、新しい聖書「新約聖書」が出来上がりました。
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・福音書があるから、いま、私もイエスのことを書いておられるわけです。
・なかったら、イエス情報は弟子たちが死ぬと、時の流れの中でうわさ話になり、風化したでしょう。
(続きます)