広州からの帰路、リョン・ロックマン+サニー・ロック『Cold War / 寒戦』(2012年)を観る。
まずは、レオン・カーフェイ、アーロン・クオック、アンディ・ラウという豪華な面子が良い。レオン・カーフェイは、人相が変わりすぎていて、配役を見るまでそれと気づかなかった。
とは言え、それほど練られた脚本でもなく、観ながら激しい物語展開を期待していたのだがそれもなく、さしたる傑作でもない。ジョニー・トーを観てしまったあとでは、ストレート過ぎて、物足りなくなってしまうのだ。管理部門と現場とのつばぜり合いというテーマも、ステレオタイプ。