Sightsong

自縄自縛日記

フランク・レイシー『Settegast Strut』

2014-10-29 07:08:16 | アヴァンギャルド・ジャズ

フランク・レイシー『Settegast Strut』(TUTU Records、1995年)を聴く。

Frank Lacy (tb, tp, vo, p)
Katy Roberts (p)
Richard 'Radu' Williams (b)
Sebastian Whittaker (ds)
Doug Hammond (ds)

こういうのをハード・バップ愛とでもいうのかな。

レイシーのぶりぶり鳴るトロンボーンが引っぱり、バンドが一丸となって、オーソドックスなスタイルの中でエネルギーを噴出しまくる。熱いというか清々しいというか。3曲目で「Amazing Grace」や「We Shall Overcome」を引用する。そのような工夫はライヴならば愉しくはあるが、録音を何度も聴いているとちょっと飽きてくる。


2014年6月、ニューヨーク・Smallsにて

●参照
フランク・レイシー@Smalls
フランク・レイシー『Live at Smalls』
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの映像『LUGANO 1993』(レイシー参加)


モンゴルのペンケース

2014-10-29 00:13:40 | もろもろ

ウランバートルの旧国営「ノミンデパート」を物色していて、いい感じのペンケースを発見した。

革製で、ペンを4本ほど挿して、くるくる巻くタイプのものである。ステッチの色が微妙にオシャレで、なかなかよく出来ている。モンゴル製で、タグには「Hishge」と書かれている。それがメーカー名なのか、ブランド名なのか、一般名詞なのかまったくわからない。2万5千トゥグルグ、約1400円。本革製でこれは安い。

このタイプのペンケースを誰がつくりはじめたのか知らないのだが、今では結構多くのところが作っている。わたしの使っているものは、新宿のキングダムノートのオリジナル品である。比べてみると、モンゴル製のほうが少し大きく、ペンを挿すポケットは逆に浅い。さて使い心地はいかに。


手前:モンゴルHishge製、奥:キングダムノート製


手前:モンゴルHishge製、奥:キングダムノート製

●参照
万年筆のペンクリニック
万年筆のペンクリニック(2)
万年筆のペンクリニック(3)
万年筆のペンクリニック(4)
万年筆のペンクリニック(5)
万年筆のペンクリニック(6)
本八幡のぷんぷく堂と昭和の万年筆
沖縄の渡口万年筆店
鉄ペン
行定勲『クローズド・ノート』