フランク・レイシー『Settegast Strut』(TUTU Records、1995年)を聴く。
Frank Lacy (tb, tp, vo, p)
Katy Roberts (p)
Richard 'Radu' Williams (b)
Sebastian Whittaker (ds)
Doug Hammond (ds)
こういうのをハード・バップ愛とでもいうのかな。
レイシーのぶりぶり鳴るトロンボーンが引っぱり、バンドが一丸となって、オーソドックスなスタイルの中でエネルギーを噴出しまくる。熱いというか清々しいというか。3曲目で「Amazing Grace」や「We Shall Overcome」を引用する。そのような工夫はライヴならば愉しくはあるが、録音を何度も聴いているとちょっと飽きてくる。
2014年6月、ニューヨーク・Smallsにて
●参照
フランク・レイシー@Smalls
フランク・レイシー『Live at Smalls』
アート・アンサンブル・オブ・シカゴの映像『LUGANO 1993』(レイシー参加)