リヤド。あまり動き回るでもなし、結局同じようなものばかり食べている。
■ Samurai
といいつつ、ファイサリアのフードコート内にある謎の日本料理は試してみたかった。「Samurai」の横に、なぜか「鎧」という漢字が書かれている。メニューには寿司なんかもあるがちょっとその勇気はない。「ヤサイ・イタミ」なるものもある。傷んでどうすんだ。
迷った挙句、「フライ・シュリンプ」を頼んだ。45リヤル(約1300円)だからそれなりに高い。しかし、量は値段以上に多い。立派な海老フライが5本に、人参のかき揚げ、焼きそば。まあまあイケる味なのだが、さすがに多すぎて残した。
■ スターバックス
以前は外にあった店舗が、ファイサリアの中に移転していた。「モカ」というメニューが宣伝してあって、空爆している国の地名をそんなに無邪気に出してどんなものかと思ってしまう。どこでも同じだが、カウンターは単身用と、女性が頼めるファミリー用とに分けられている(中の人が目の前で移動するだけ)。ドリップのトールサイズが11リヤル(300円強)だから、味も値段も似たようなものである。
■ Abu Kamal
以前に野菜の中から焦げたカメムシが出てきたところだが、旨い証拠だとして許すことにする。定番は、そぎ落とした肉やヨーグルトをピタパンで包んだシュワルマ。最近、お茶の水にレバノン料理の店が出来たらしいのだが、そこでも食べられるだろうか。
■ Dayen
結局時間がないとフードコートに戻ってしまう。店の名前を何と読むのかわからないが、部分的にケンタッキー・フライド・チキンを模したような店。チキンナゲットを、大蒜入りヨーグルトソースで食べた。見たまんまの味。