日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】APOLLO 11

2019-12-13 06:03:29 | 本・映画・展覧会
 "FIRST MAN"を観たところで、"APOLLO 11"も上映リストに載っていることに気付いた。スミソニアンのIMAXシアターで観たが、あれは45分ほどだったかのダイジェスト版。改めて観ることにした。ところでエミレーツの機内映画システムってどうやら二種類あって、プログラムの数が違う。同じ777でもモニタが大画面で精細なものはプログラム数も多い。A380は総て古いバージョンな気がするが、単に新型仕様機に当らなかっただけかもしれない。

 本作はNASAで撮影され、何故か未公開でお蔵入りされてた70mmフィルムを「発掘」して編集したもの。画質の粗さや(よく調整したとは言え)色調、そして人物の服装や作業機材などに強く年代を感じることができる。

 政治的な背景や予算の制約などは殆どなく、ロケット好き宇宙好きな人々が観て楽しめる映像のオンパレード。スペースシャトル時代になってからは航行中の宇宙船内の様子も頻繁に見られるようになったが、さすがこの時代の映像は貴重に感じる。圧巻は月着陸シーン、"FIRST MAN"はよく再現していたと妙な感心もするが、世界中で数億人が固唾を呑んで見守った瞬間の「リアル」が記録されている。

 特に月が大きく見える夜、今年いっぱい「50年前にあそこまで行った人がいた」と何度でも思い出すことだろう。

 2019年11月18日 アフリカ出張へ向うエミレーツ航空機中にて
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【映画】FIRST MAN

2019-12-12 06:50:46 | 本・映画・展覧会
 今年は人類の月着陸から50年。10月に米国ワシントンDCの国立航空宇宙博物館へ行った時に「APOLLO 11」を観たが、最初に月面に降り立ったニール・アームストロング船長(以下ニール)の伝記を基に制作された映画が別にあったので観た。

 映画はニールがX-15のテストパイロットだった時のシーンから始まる。制御不能、危機一髪。そして宇宙飛行士への転身。ジェミニ計画からアポロ計画へ。

 どこかで読んだことがあったが、ニールは常に沈着冷静、言い換えれば感情表現に乏しく面白味のない人間であったと。たぶん一緒に仕事をしていても楽しくない人だったのだろう、ただしそれと業務遂行能力とは別である。

 月着陸、そして月面散歩と言う偉業を達成し無事に地球に帰還した辺りで映画は終り、ニールのその後の人生については描かれていない。最も、アポロ11号以上に人々の関心を集めるイベントは他になかったろうが。ニール自身もそう思っていたのか、月着陸以上に彼を満足させる何かがその人生にあったのか、ちょっと知りたくはある。

 2019年11月18日 アフリカ出張へ向うエミレーツ航空機中にて
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【映画】翔んで埼玉

2019-12-11 06:25:48 | 本・映画・展覧会
 正直「何で今ごろ?」と言う印象だったコミックの実写版、なかなか観る機会がなかったがようやく観た。だってコミックが出たのって'80年代前半ですよ?

 面白い。これはコミックより実写版の方がシーンや演出が効果的に表現できている。その点では、映像技術の発達した今だから良かったと言える。本作を観て「埼玉をディスった」と文句を言う輩は、シャレの解らない堅物とディスられること必至。ところで私、神奈川県民なんですが作中で東京都と結託するワルモノとして神奈川県が描かれているのに抗議して良いですか?(笑)

 2019年11月18日 アフリカ出張へ向うエミレーツ航空機中にて
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2019年11月17日~23日 【仕事】海外出張要員は二度行く

2019-12-10 06:12:58 | 仕事
 幸運は、一度とならず、二度までも。またもやアフリカ方面へ出張です。会社、よっぽど人が足りてないんだなあ。個人的には歓迎なのだけど、そうなった経緯は決して歓迎すべき状況でないことは解るだけに複雑。まあ自分は立場より現実を重んじるタイプですので。今回の出張、当初は三ヵ国の予定が一ヵ国のみと変わり非常に効率悪い。が、現地のお客様と治安情勢が理由なため止むを得ません。

 11月17日夜に自宅を出発、日付が変わったところで前回と同じくドバイへ向い、今回はそのまま乗り継いで目的地へ。19,20日と現地のお客様オフィスにて作業。21日は作業予定がなくなったためプチ観光(写真・一部加工)、22日の午後に現地を出発、帰りもドバイで日付を跨ぎそのまま乗り継いで翌日夕刻に成田着、会社へ荷物を置きに寄ったのも前回と同じ。今回スーツケースは機内持込サイズに何とか押し込みましたが、工具があるため預けたのは変わりなし。自宅⇔空港間で引っ張りまわすのが少しラクだった程度。

 現地作業は前回とほぼ同一の内容だったため迷うことなく進められ、むしろ慣れて油断しないよう注意しながらの作業でした。同行者は前回と違う方でしたが上手く付き合うことができたと思います。現地のお客様も素晴らしく親切な方々で、細々としたジャンクな手土産をお持ちした甲斐がありました。

 2回の出張機会をいただいたプロジェクト、今後どうなるかは直接の担当者でないため判りません。会社としては、海外慣れしているので(出張者としては)使いたいのだけれど、管理職で人件費が高いため(作業員としては)使いたくないそうです。これ以上の高望みはしますまい。

 滞在地:U国
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2019年11月17日 【ハイク?】第13回OTAウォーキング

2019-12-10 06:02:25 | 旅行・ハイク&ウォーク
 大田区の資料館めぐりをした際に、区内でウォーキング大会が開催されることを知った。奥多摩方面へ歩きに行こうと思っていたところ夜から海外出張だってんで延期したのでちょうど良い、往復の移動時間を節約できるこちらを歩くことにした。

 集合時刻があり受付があるが、記名などなし、予約も不要で参加費無料。出発時にゼッケンとPETボトル飲料1本を受け取り、区長も出席した開会式のあと20名ずつに分かれてスタート。参加者は180人くらいはいたのかな。

 コースが定められており、約10km。普段バスやクルマで通ったことのある地域だが、歩いてみると色々な景色が見えて楽しい。羽田空港を離陸した飛行機、運河の風景、人工海浜。のんびっり歩いたつもりだが2時間ほどでゴール。完歩証(写真)のほか区内の銭湯入浴券、ポケッタブルミニリュックなどを頂き大田区民の皆様(=納税者)、ありがとうございました。毎年設定コースが変わるようなので、来年も忘れずに参加したい。それにしても「OTA」ってイマイチだねえ(^^;
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【本】樋口明雄著 「風に吹かれて」(ハルキ文庫)

2019-12-06 06:54:51 | 本・映画・展覧会
 著者の作品は「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズばかり読んできたが、違うものも読んでみようと借りてきた。舞台は山口県岩国市、著者の出身地でもあり、物語の設定年代と主人公達の年齢を考えれば、著者の自伝とも読める。

 川遊びをしたり、友人と連なってサイクリングしたり、こっそりタバコをふかしたり酒を飲んだり、土地柄いる米兵との絡みがあったり、そしてちょっと気になる女の子がいたり。遊びの部分に関しては、町で育った我々は同じことをもう1,2年早くしていたような気がする。だが内容は大差ない(我々の子供時代には、近所にザリガニ釣りできる田んぼや暗渠になっていない川くらいは僅かながら残っていたのだ)。

 いま50代、そしてそれ以上の読者であれば共通の体験を持つ人が多かろう。それを懐かしく思えるのは、きっと幸せなことなのだろう。子供時代、学生時代を思い出したくないと言うのは残念なことじゃないかな。

 2019年11月14日 通勤電車にて読了
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2019年11月16日 【旅行】新型機材で福岡日帰り

2019-12-05 06:40:21 | 旅行・ハイク&ウォーク
 海外出張の予定が二転三転して自分の旅行が取り止めになった関係で今年の搭乗実績はイマイチ、このままだと来年はステータスが2段階落ちしてしまう…あと国内線に1往復ほど乗ればギリギリで1段階落ちに止められると皮算用、新型機材の飛び始めた福岡へ往復することにした。

(1)JAL A350-900
 今年9月から飛び始めたJALのA350(-900)、搭乗日時点では既に4機が稼動。運用を予想し、行きと帰りで違う機体になるように予約。9月にマレーシア航空で乗った時も感じたが、ボーイング787よりも静か。そしてエンジン(トレントXWB)の離陸時の回転立ち上がりがメチャ早くクワッとパワーが出て身体がシートに押し付けられる。既に札幌便にも投入され、2月からは那覇便にも投入予定なので、ぜひお試しを。

(2)西鉄 連接バス
 福岡のバスと言えば西鉄バスなのだが、あまりに路線が多すぎ、中心部ではバス渋滞がおきたり1台当りの乗車率が低かったりと言う問題があったそうで、その解消に投入されたのが大形の連接バス。車体にはBRTと書いてある。路線がちょうど行きたい方面だったので乗車、連接バスには幕張ほかで乗っているが、博多駅と天神での乗降の多さに改めて驚かされた。

(3)玄海島(写真)
 福岡で第一の目的がここへ行くこと。10数年前に地震で島の家屋が壊滅状態になったので有名。ベイサイドプレイスからの船で30分ほどで着く。島一周の歩道があり、景色をみながらのんびり歩いて1時間ちょっと。漂着ゴミが多く、ゴミ拾いイベントでもやらないかなあ。

(4)ベイサイドプレイス 波葉の湯
 玄海島あら戻ってきて、船着場のすぐ前にある温泉に立ち寄り。気持ち良い陽射しが注ぐ浴室で手足を伸ばしてリラックス。

(5)ちゃんぽん ぴかまつ
 クレジットカードの情報誌に載っていた「福岡の麺特集」に紹介されており、ベイサイドプレイスからバス一本で行けることもあって、ラーメン以外なのも良いかと行ってみた。普通に美味しかったが感動するほどではなかった。ハードルを上げすぎたのだろうか。

 虫の報せと言うわけではないが、今回は何となく日帰りで飛行機を予約した。そうしたら何と、出張予定が1週間ほど早まって翌日から行くことになった。慌しいが現地ではのんびり過ごせたと思う。
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【本】押井 守著 「ひとまず、信じない」(中公新書ラクレ)

2019-12-04 06:21:43 | 本・映画・展覧会
 序論にある「そもそも虚構と真実には違いがあるのか。幸福とは何か。不幸とは何か。僕らはどうして仕事をしなければならないのか。仲間は必要なのか。」と言う投げかけには実に共感。そして「胸の奥の核を、やはりないがしろにするわけにはいかない。」と言う叫びにも聞こえる一節。ちょっと怜悧冷徹に見える押井監督は、実はとてもハートフルな人なのだろうと思える。

 作品を評価しながらも「世界の」宮崎駿の作品の作り方に意義を唱える、なかなかできることではない。ダメだと言うのではなくどこが自分の主義と合わないか、きちんと整理して発言しているので判り易い。たぶんこういう所が一部で疎んじられているんだろう。

 アニメ業界の話を期待したら満足できないかもしれないが、こういうものの考え方があると知ることは良いのではないか。自分の考え方、捉え方と似た部分があるからそう感じるのかもしれないが。ところで押井監督と言えば「攻殻機動隊」が(世界的と言う点でも)代表作とされているんじゃないかと思うけど、自分にとっては「機動警察パトレイバー」なのです、ハイ。

 2019年11月12日 通勤電車にて読了
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2019年11月15日 【ジェミニ】車検引き取り

2019-12-03 06:02:24 | クルマ
 2年ぶりの車検が完了し、引き取ってきた。今回は油脂類を交換した以外の修理はクランクシャフトのオイルシール交換のみで、費用もほぼ最低レベルで済んで助かった。

 前回からの走行距離は5,000kmあまり、秋に海外出張やら台風襲来やらで500kmクラスのロングドライブ予定をキャンセルしてなければ、前回並みにはなったんだけどなあ。

 車検完了よりも大きな出来事は、行きつけの工場が大改装に入るため倉庫の奥までカラにすることになり、いすゞ関連のアメニティで捨てるものがあったら頂戴とお願いしていたところ様々なグッズやパーツを頂けたこと。オークション転売などせず、いすゞ仲間に還元したいと思う。リヤシートとトランクが一杯なんで早急にやらなくては。

 今日も帰りは首都高S2~5号~C2~湾岸と回ったが、東扇島で渋滞の余波が残っていたようなので羽横線にずれ、ベイブリ~大黒PA立ち寄り~湾岸東行き~K6と走って帰宅した。これくらい回ると100km、ちょっとしたドライブになる。写真は、久しぶりに公道復帰した工場のスタッフのジェミニZZ/Lと。
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2019年11月15日 大人の社会科見学・東京丸の内で金融を学ぶ

2019-12-02 06:00:29 | ノンジャンル
 出張の打合せで大手町へ行った帰り、短時間だが丸の内にある金融関係の展示施設を訪ねてみた。

(1)三菱UFJ信託銀行 信託博物館
 信託とは何か、信託の歴史などが纏められた施設。同行はキャラクターとして長年ピーターラビットを採用しており、そちらに関するコーナーもあり。優等席的な展示内容は刺激的ではないが、真面目に知識を得ることができる。ただし最新の動向やニュース、事業計画などの説明はなく、企業色は薄かった。

(2)三井住友銀行 金融/知のLANDSCAPE
 資料館と言うより展示スペース。タッチパネルが組み込まれた柱が立っているだけで拍子抜けしたが、それぞれの柱(調整中のものもあって残念)はテーマごとに分けられ、コンテンツは少なくないが一つ一つは数行なため断片的な事象を知るに留まる。見終わって例えば金融業とは何か、SMBCグループの活動内容はと思い返しても纏まった答えが出てこない。大上段に振りかぶってこず、twitter風に短文を散りばめ漠然とイメージを醸成させるのが現代風なのかもしれない。

 東京駅周辺で言えば、少し離れた所に日本銀行本店の貨幣博物館があるのだが、ここには行けていないので、次に出張した時には寄ることができればと思う。写真は、三井住友銀行ビル内の警備ロボット。案内ロボットではないため、若干いかめしく見える。ゲームもできる仕掛けだが、こんなのとゲームする人なんているのだろうか?親に連れられてきたお子さん向けなのかな。
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