絶え間なく降る雨の中、先週雨のため延期となった地区の神社の掃除を行う。掃除の時間、ぽっかり雨が止んでくれたのは「神」のおかげだろうか。近隣約20人ほどの住民が午前8時ごろに集まって、てきぱきと外回りの掃除を行う。
ご神木になるような巨木が林立する境内の落ち葉を集めていく。人数が多いのであっというまに約1時間ほどで終了する。上からの命令でもなく手の足らない所を確認・応援しながら自立的に動いていくのが素晴らしい。とはいうものの、今年の祭り・例大祭は青年会メンバーが少なくなったので、コロナ禍にかかわらず縮小する方向だ。残念ながら、出店やイベントもなく神事だけに終わりそうだ。
杉の落葉に大きな菌輪を発見。ちょっと見ただけで食欲を掻き立てるものではないキノコなのでついその種類を確認しないままだった。クサウラベニタケ系のやや危ないキノコのようだった。住民もそんなキノコを話題にすら出ない様子だ。これがもし、美味しく食べられるものだったら争って収穫に邁進するのだろう。神様も「欲望は抑えたほうがいいよ」と毒もどきキノコを配置したのかもしれない。