久しぶりに都会に買い物に行く。その駐車場にスポーツカーが颯爽と鎮座していた。赤とグレーのツートンカラーで二人乗りのオープンカーでもある。正面には「MR-S」のロゴが見えた。そういえば以前のブログでトヨタの「MR2」を取り上げたことがある(2019.9.12blog)。「MR-S」は「MR2」の後継者だった。[S]は、[Sports open car]の略。エンブレムは同じだった。
重いエンジンを車の真ん中へセット(MIDSHIP)することでスポーツカーらしい運動性能を高めている。1999年に登場したが2007年に販売終了。エンブレムは当初カマキリみたいと揶揄されたが、「R」が鷹の横顔にしているのが評価されている。冠の「M」も斬新だ。動物のエンブレムは外国には多いが日本ではなかなか長続きしない。したがって、このエンブレムも同じ運命をたどり、出会うのがなかなか難しくなっている。絶滅危惧種になっているエンブレムということだ。