MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

「霧の中のジョニー」和訳

2014-04-18 00:51:28 | 洋楽歌詞和訳

大瀧詠一さん、死去直前に妻に感謝の言葉 “最期の日”も仕事していた(ORICON STYLE) - goo ニュース
大滝詠一さん『さらばシベリア鉄道』の歌詞
サラバシベリアテツドウ
words by マツモトタカシ
music by オオタキエイイチ
Performed by オオタキエイイチ

Dr. John Cooper Clarke, Hugh Cornwell - Johnny Remember Me

 今更ながら大瀧詠一の「さらばシベリア鉄道」の元ネタとなったジョン・レイトンの

「霧の中のジョニー」(1961年7月発売)を聴いてみるとメロディーやアレンジどころか

詞の内容までそっくりで、今ならばパクリと言われても仕方がないほど酷似している。

以下、和訳。

「Johnny Remember Me」John Leyton 日本語訳

靄がかかりだして雨が降り始め
冷たい風が荒れ地にふぶく時
僕を呼ぶ声が聞こえる
一年前に別れた恋人の声が

(私を覚えている、ジョニー)

信じることはなかなか難しいことだとは分かっているけれど
僕の頭の上にそびえる木々を揺らしながら吹く
風のため息にまじりながら彼女が歌う声が聞こえるんだ

(私を覚えている、ジョニー)

もちろん僕は死ぬまで忘れることはない
僕は彼女の叫ぶ声が聞こえる
「私を覚えている、ジョニー」

いつの日か
僕は僕の本当の恋人の代わりに
別の少女を自分で見つ出すだろうけれど
僕は生きている限り
僕の頭の上にそびえる木々を揺らしながら吹く
風のため息にまじりながら彼女が歌う声を聞くんだ

(私を覚えている、ジョニー)

もちろん僕は死ぬまで忘れることはない
僕は彼女の叫ぶ声が聞こえる
「私を覚えている、ジョニー」

(私を覚えている、ジョニー)

 こうして見ると大瀧詠一以上に松本隆が書いた歌詞に、より深みがあり良くできている。


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