MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

選挙カーについて

2009-10-16 18:09:16 | Weblog

「選挙カーうるさい」市役所内に女がスプレー噴射(読売新聞) - goo ニュース

 女のした行為は赦されるものではないが、確かに何故あの選挙カーのスピーカー

による名前の連呼が許されているのかいまだに理解できない。名前の連呼とその

候補者の具体的な政策は何の関係もないはずで、名前の連呼はただの騒音でしか

ありえない。だから私などは一般選挙の場合は選挙カーで連呼されていた名前を

記録しておいてその候補者名には絶対に票を入れないことにしている。おそらく

選挙カーによる名前の連呼というものは、ただ知名度が全てだった頃の昔の選挙

の名残のように思う。要するに有権者をバカにしている選挙活動の一つである


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“見知らんガイド”について

2009-10-15 00:07:10 | Weblog

ミシュラン「三つ星」京都6店、大阪1店(読売新聞) - goo ニュース

 「ミシュランガイド」とは本来、お店の案内を通して自社のタイヤを使ってもらって

食事に行ってもらうということでタイヤの販売促進がメインだったはずなのだが、

日本人のグルメ志向がメインであったタイヤを置き去りにしたまま「ミシュランガイド」

を独り立ちさせているような状況だ。みのもんたは朝の番組で「5年や10年通って

初めてその料亭の良さが分かる」と金持ちならではの発言をしていたが、そんな

高級料亭ばかりが紹介されているわけではないのだから的を射ていない。それに

料亭の良さをどのように理解しようとそれは客の勝手なのであるが、私は食には

全く興味がないので立ち読みすることさえないと思う。


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思い出について

2009-10-14 00:01:03 | Weblog

駅で全裸、容疑の慶大生ら書類送検 「夏の思い出に…」(朝日新聞) - goo ニュース

 慶応大学生10人が、それも“広告サークル”に所属しているにもかかわらず、ただ

全裸になって駅周辺を走り回っただけというのは、いくら夏の思い出作りとはいえ

余りにも芸がなさすぎるのではないだろうか?せめて1本くらい紐を“縦”にまとって

“下着”は身につけていたと言い訳できるくらいの芸は考えるべきである。彼らの

広告サークルというものはそのような技を編み出すことを楽しむ集団ではなかった

のだろうか? でも結局はそんなことはどうでもいいのだとも思う。思い出というもの

はきれいなものよりもくだらないものの方がいつまでも記憶に残る物だからである。

 


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『ワイルド・スピード MAX』 70点

2009-10-13 22:35:28 | goo映画レビュー

ワイルド・スピード MAX

2009年/アメリカ

ネタバレ

展開ミス

総合★★★☆☆ 70

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 例えば去年のウォシャウスキー兄弟監督の『スピード・レーサー』のように車が走っているというよりも(色々な意味で)スベリたおしているわけでもなく、リュック・べッソン脚本の『トランスポーター』シリーズのように女性の登場人物たちは決してお飾りではなく縦横無尽に活躍しており、脚本は2001年の『ワイルド・スピード』の後日談という形でよく練られているのであるが、観終わった後に本作にもの足りなさを感じるのであるのならば、恐らくオープニングで‘クライマックス’を見てしまうからであろう。冒頭にあれほど強烈な映像を見てしまうとそれ以上のものを観客はクライマックスに求めてしまうのはやむを得ないはずなのだが、そのクライマックスのトンネル内でのカーチェイスは『インディ・ジョーンズ』の二番煎じのような印象を拭えなかった。脚本は悪くはないのであるが展開ミスで傑作になりそこねていると思う。


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ペットボトル水道水について

2009-10-13 00:23:38 | Weblog

「鳴子の水」ペット水道水日本一になったけど…(読売新聞) - goo ニュース

 最近このような各地の水道水を詰めたペットボトルが話題になっているけれども

たぶん正確を期するならばペットボトルに詰められた水道水はその各地の家庭の

水道の蛇口から出てくる水と同じではないと思う。ペットボトルに詰められる水道水

は湧水に多少手を入れて販売しているはずであるが、家庭の水道から出てくる

水は配水管を通ってくるのであるから、販売している水よりも多少汚れているはず

なのである。だから宮城県大崎市の「鳴子の水道はみな同じ。遊びに来れば、存分

に飲めますよ」というコメントは正確ではないと思うのである。


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罵倒後のインタビューは絶対無理

2009-10-12 00:03:25 | Weblog

取材要請の手紙で「悪あがき」=NHK記者、ウィニ―開発者に(時事通信) - goo ニュース

取材をする上で完全中立というのは理想であっても現実はなかなかそうはいかない

訳で逆に言えば自分の推論が正しいのか間違っているのか確かめるという動機が

取材対象に向かわせるというのが取材のあり方だと思う。このNHKの記者は自身

の仕事が分かっていないようで、たぶんまだ20代でNHKの肩書きを持ってしまった

がために舞い上がってしまったお調子者であるのだろうが、こんなお調子者は昔

ならばNHKに入社できなかったはずであるが、今はNHKに限らずマスコミの多くは

有力なコネで入れるらしいからこのおっちょこちょいがどのようにしてNHKに入社

できたのか私の興味はそこにある。


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石原慎太郎の皇室批判

2009-10-11 00:11:59 | Weblog

「悪いと言ったわけじゃ…」五輪招致発言で石原知事(読売新聞) - goo ニュース

石原慎太郎は税金100億円を含む五輪招致活動費150億円について「財政再建

の余剰分であり、東京の財政は痛くもかゆくもない」「余剰分で夢を見ようと思って

(招致活動を)やったのは間違いじゃない」と述べたらしいが、税金100億が無駄に

なったことが痛くもかゆくもない訳がない。このように石原は口だけは達者なので

あるが何故か打たれ弱いようで、石原のブラジル大統領批判に対してリオの五輪

招致委員会が反発している問題について「私の言った事が正しく理解されていない」

「(ブラジルが)悪いと言っているわけじゃない」と釈明してしまっている。悪いと言って

いなくても悪いというニュアンスを滲ませていたことは明らかである。それに日本は

鳩山首相までがいやいやコペンハーゲンまで行った“総力戦”だったはずであるが、

これで総力戦と言えないのであるならば、これは明らかに石原の皇室批判である。


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“小異”という名の“大異”

2009-10-10 00:17:34 | Weblog

首相「小異を捨て…」福島氏「小異も中異も大異も大事」(朝日新聞) - goo ニュース

鳩山首相の「小異を捨て大同についた形で連立政権が発足した」という説明はその

通りでその後にあいさつした福島瑞穂社民党党首の「小異も中異も大異も大事に

しながら頑張っていきたい」というのもその通りではあるが、小異はあくまでも小異で

しかない上に、民主党と社民党との間にある“異”は決して小さいものではないから

福島が向きになって小異を大事にする必要などないと思う。だから問題は小異の

ように見せかけている大異であり、大異を大事にするとなると民主党と社民党の

連立はありえないことになってしまう。連立を維持することにしても解消することに

しても社民党の政策は現実と乖離した机上の空論だから社民党はなくなると思う。


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メールという“軽すぎる”ツールについて

2009-10-09 00:42:51 | Weblog

反論メールの職員を処分 橋下知事「物言い非常識」(朝日新聞) - goo ニュース

私はメールというツール自体が非常識な要素を持ち合わせている以上、反論メール

が多少非常識を帯びてしまっていても仕方がないと思う。メールというものは即効性

があるとしても深く内容を吟味しないままに送信してしまいがちであるから、とかく

感情的になりやすいものだと思う。その結果今回のように内容はそっちのけで態度

の方が問題視されてしまい、無意味なコミュニケーションをしてしまうことになる。

だから公務というものはメールなどではなく正式な書式のフォーマットを作るべきで

あろう。問題の40代の女性職員は人事課の事情聴取に「表現が不適切だった。

深く反省している」と話していて、どうやらクビ覚悟の言動ではなかったらしい。

コミュニケーションの軽さが社会性に不適切で却って深刻な問題を生み出している。


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『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』 80点

2009-10-09 00:16:05 | goo映画レビュー

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

2008年/アメリカ

ネタバレ

‘Crossing Over’の真意

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 この作品が誤解されているとすればそれは『正義のゆくえ』とした邦題に問題があり、‘I.C.E.
特別捜査官’と付け足してしまったがために、この物語をグリーンカードを巡る群像劇に矮小化してしまったためであろう。
 辞書を引けばすぐに分かるように原題『Crossing Over』とは生物学の相同染色体の‘乗換え’という意味である。通常の乗換えであるならば遺伝的組換えが起こり、対等の遺伝子交換が起こり遺伝的連鎖を導くことになるが、いつも対等に交換がなされることはなく、不平等な乗換えもある。しかし不平等な乗換えがいつも悪いということはなく、この‘遺伝的変異’は進化の元にもなる。
 私たちはこの作品でどの組み合わせが‘通常の乗換え’でどれが‘不平等な乗換え’でどれが‘進化の元’なのかは断言はできない。ラビの振りをして上手くグリーンカードを入手したガヴィン・コセフの将来も、9.11のハイジャック犯を擁護して国外退去になった15歳のタスリマ・ヤハンジールの将来も、ハミド・バラヘリに見逃してもらったヨン・キムの将来も、デニス・フランケルが養女にしたナイジェリアの女の子の将来も私たちには全く想像さえつかない。しかし確実に言えることはグリーンカードがアメリカという国を良くしているという証拠がないということだけであり、全ては法律を軽々と乗り越えてあたかも遺伝子のように‘乗換え’が起こっているという事実だけなのである。


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