寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

旅先で聞かされる広島のイメージについて(その1)

2009年11月11日 | 日記

旅行先で私が「広島県人」だと言うと旅館や料理屋の主人は自分達が知っている広島(想像も含めて)について語り出す。

「路面電車が街を走っているでしょう」とか「原爆ドームへは行ったことがありますよ」と語る人は多い。こういう場合は笑顔で頷いている私も「カキで有名な所でしょ」と言われるとむっとするのである。

そして「もっと美味しいものがいっぱいありますよ」と反論する。しかし、彼らは「広島の人はカキをよく食べるんじゃないんですか」と更に聞いてくる。それで話を切るためにこう言うのだ。

「当たり前ですが、広島県人のすべてがカキ好きとは限りません。私は嫌いじゃないけどそんなに食べませんね。暮れに1回、年が明けてしばらくおいて2回ほどかな。広島というブランドでカキが売れたのははるか昔のことですよ。今では宮城の方が有名でしょう。他所が力をつけてきたということです。過剰なコマーシャルをするのは売れずに困っているから。だから冷凍にして年中流通させるんですよ。まあ、豚の餌にするよりはマシでしょうが、旬の有り難味はすっかり消えています。私の家では安くて身痩せしない、より旨い岡山産の養殖カキを買っています。もっと味を追求する場合は海まで出掛けてカキ打ちしますがね(笑)」

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歯応え重視のゴボウのきんぴら

2009年11月11日 | 家飯

ゴボウのささがきは川魚、肉との相性がすこぶる良い。私の家では昔からすき焼きにささがきを入れていた。牛脂で肉と一緒に炒め、砂糖と醤油を絡めた時の甘い香りは非常に食欲をそそるのである(笑)

話を元に戻して今回はきんぴらについて語ろう。きんぴらには歯応えを求めるのでかなり厚めのささがきにする。行平鍋に胡麻油を垂らして火にかけゴボウとニンジンを投入。続いて醤油、みりん(甘いのが好きな方は砂糖でOK)、少量のだしを加えて汁気が無くなるまで炒りつける。仕上げに煎り胡麻を振ると更に薫り高く栄養価もアップする。

3日は余裕で持つので多めに作っておくことをおすすめする。ご飯のおかずだけでなく酒の肴としても使える。

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