寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

旅先で聞かされる広島のイメージについて(その3)

2009年11月12日 | 日記

東京、仙台、名古屋、大阪、博多の人から見れば確かに広島市は小さな地方都市であろう。地下鉄も無いし、アーケードの商店街も小規模である。都会育ちの人が「田舎」だと感じるのは至極当然である。

だが、北関東の人に「田舎ですね」と言われると「実際に訪れたことがあるんですか」と逆に尋ねてしまうし、宇宙人の迷言「あなた方に言われたくない」というフレーズをそっくりそのまま使いたくなるのだ。

「首都に比較的近い街」イコール「文化的な街(都会)」と履き違えてもらっては困る。生まれ育った地を何年か離れて別世界で暮らすことにより故郷の長所短所ははっきり見えてくる。そういう意味で一つの街しか知らないのは不幸だと思う。

大正十三(1924)年、かつての城下町に「旧制広島高校」が設置された。旧制高校は文化的都市であるか否かを判断する「重要なモノサシ」になる。

18歳でガラの悪い町を抜け出した私には広島市内が輝いて見えた。普通に生活する上では自転車も車も特に必要なく、歩きでほとんど事が済んだ。日曜日になると「積善館」に入って興味を持った本を立ち読みしたものである。書籍を手に取る楽しさを教えてくれた店も既に無くなって久しい。

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旅先で聞かされる広島のイメージについて(その2)

2009年11月12日 | 日記

県外の人は広島といえばカープ、もみじ饅頭、お好み焼きを連想するらしい。広島のけったいなお好み焼きについて(食べたことのない人からは特に)質問をよく受ける。

「ズバリ美味しいんですか?」

私は間を置いてこう答えることにしている。

「実際に現地で食べることをおすすめしますが、あまり大きな期待はしない方がいい。店の者がもったいをつけてキャベツの甘みがミソとか言いますが、ほとんど濃厚なソースで味付けしますから…ガキのおやつの延長線上と見るべきでしょう。冷静に考えれば関西のお好み焼きのような完成度はありません。重ね焼きなので中に納豆や餅など色々入れることはできます。それが成功しているかは別ですが」

聞き手は大概「広島の人がそこまで言うとは思いませんでした」と目を丸くする。広島県東部で生まれ育った者としては何でもかんでも褒めちぎるわけにはいかぬのだ。心から良いと思ったものは褒めるし、そうでないものは正直に感想を述べる。これが真の「郷土愛」だろう(笑)

街道てくてく旅で原田早穂さんが「県西部は熱い人が多いが、東部の人間はさらっとしている」という風に評していたが、的を射た表現だと思う。東部は冷ややかにものを見る人間が確かに多い。

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