1993年発行のdancyuを本棚から探し当て流し読みをした。予想に反してあまり古さを感じなかった。
この頃は非常に読み応えがある記事が多かったが…。長くやっているうちにマンネリに陥る危険性は雑誌だけでなくテレビにもある。ローカル放送局制作の番組にはそれが特に顕著である。「京阪神の人間と比べて舌も目も肥えていないから批判もできないのだろう」という友人の意見も多少は当たっている。
しかし、県民すべてがそうとは私にはどうしても思えないのである。批判の投書やメールが届いているのに「目の曇った上層部」が握り潰しているのではないかという疑念が湧く。
「面白みに欠ける猿」が座長を務めていられるのはそういう訳かもしれない。耳の痛い意見にこそ実は「体質改善への道」が隠されている。賢者はすぐ「悪手」に気付いて変えるが、愚者は意固地になって「悪手」を打ち泥沼に入る。
プロの将棋は「悪手」を重ねた方が負ける。私はこの対局を最後まで見守ろうと思っている(笑)
この頃は非常に読み応えがある記事が多かったが…。長くやっているうちにマンネリに陥る危険性は雑誌だけでなくテレビにもある。ローカル放送局制作の番組にはそれが特に顕著である。「京阪神の人間と比べて舌も目も肥えていないから批判もできないのだろう」という友人の意見も多少は当たっている。
しかし、県民すべてがそうとは私にはどうしても思えないのである。批判の投書やメールが届いているのに「目の曇った上層部」が握り潰しているのではないかという疑念が湧く。
「面白みに欠ける猿」が座長を務めていられるのはそういう訳かもしれない。耳の痛い意見にこそ実は「体質改善への道」が隠されている。賢者はすぐ「悪手」に気付いて変えるが、愚者は意固地になって「悪手」を打ち泥沼に入る。
プロの将棋は「悪手」を重ねた方が負ける。私はこの対局を最後まで見守ろうと思っている(笑)