寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島県の教育を回想する(その7)

2010年08月02日 | 学生時代

教壇につかつかと歩み寄った過激派は「三里塚に一緒に行こう」と語り始めた。ユーモア感覚ゼロのアジテーターは肺病を患う段田安則という風体で煮しめたような服を着ていた。いつもは無関心な学生を前にしてノルマを果たして帰って行くのだが、この日は冒頭から三原の日比野達郎によるねっちこい言葉攻めが続き、段田は調子を狂わされ顔を顰めた。

ニヤついた日比野は「いじり」の天才だった。論理性とフレキシビリティに乏しい過激派は10ほども年下の未成年にいいようにもて遊ばれたのである。私は教室のほぼ中央から滑稽な寸劇を冷ややかに眺めていた。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汗を流しながらのドライブ

2010年08月02日 | 日記

車の冷房を切り細い道路を突っ走る。すぐに汗が滲み出た。窓から入る風がやけに生温くうんざりした。

帰宅した私はびしょ濡れのシャツも脱がずに冷蔵庫に向かった。そしてコップに注いだ麦茶を喉を鳴らして飲み干したのである。汗をかいた後の麦茶は格別の味だった。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする