寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

呉市の音戸旧道なつかし通りを歩く(その5)

2012年08月30日 | 
北隠渡1丁目に入る。隠渡(おんど)の地名は海賊に見つからないように海を渡ることに由来すると言う。袖壁を有する家の前で一服した。音戸は丸ポストがよく似合う町だと思う。

音戸町北隠渡1丁目の正覚寺

正覚寺と書かれた小さな表札

ポストのほど近くに正覚寺があり、寺の遥か上に音戸高校が建っている。私は更に南に歩を進めた。この界隈で唯一の銭湯になった地蔵湯ができるだけ長く存続することを願った。

音戸町北隠渡1丁目の地蔵湯(左)と平本酒店(右)

北隠渡2丁目4で大きな「あいさつ道路」の看板を見つけた。その隣には毛利家と関係の深い法専寺での報恩講法座に関する貼り紙があった。

あいさつ道路の看板(音戸町北隠渡2丁目4)

青木薬店を確認し辻を左折。東へ向かい国道487号を目指す。理容ニューヨークの前で時計を見た私は「少し時間が余ったか。珍しいこともあるもんだ」と言って汗を拭いた。

理容ニューヨーク(音戸町北隠渡2丁目2-15)

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ネブトという瀬戸内の小魚

2012年08月30日 | 食材
ネブト(正式名称はテンジクダイ)は瀬戸内海で獲れる小骨の多い雑魚である。備後人には暑い夏の食材として認識され隠れた人気がある。

龍馬ゆかりの地鞆の浦食べ歩きグルメマップよりネブトの解説を引用

ネブトは耳石を含む頭を刎ねて内臓を抜き水洗いしてから使用する(最近はこの状態でも売られている。今回歩留まりを調べたところ約60%だった)のが一般的で、小麦粉を塗して油で揚げたりする。鞆町の平(ひら)地区では5月頃にネブトのつみれと野菜を出汁で煮て食べていたと母が話していたが、小鍋立てもおすすめだ。

頭と内臓を取り除いて水洗いしたネブト

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