鱧皮を使った料理二品（酢の物と混ぜご飯）

先ずは定番の鱧皮とキュウリの酢の物。立て塩に浸して水気を絞ったキュウリと皮を加減酢で和える（針生姜を足すと尚いい）のが最大のポイント。酢を出汁で割り（飲める位の）酸味に調整すると酢の物が苦手な人でも食べやすくなるはずだ。


二品目は簡単な混ぜご飯。新生姜ご飯が炊きあがったところへ鱧皮を加えて少し蒸らす。淡白な炊き込みご飯に皮の旨み・油脂分・香ばしさが移って奥行きのある味に変わる。ぜひお試しあれ。

ＪＲ山陽本線・大崎踏切（岡山県和気郡和気町藤野）

県営住宅・泉団地を過ぎ県道４６号に沿って北東へ歩いて行くと道は左に弧を描く。その湾曲部に山陽本線の遮断機付き踏切が設置されている。踏切の南側に建っている寺が和気清麻呂公とゆかりのある實成寺（じつじょうじ）だ。



大崎踏切は和気駅と吉永駅（備前市吉永町）の間にある。最終目的地への最寄駅はこの２つだが、地元の人は私に「和気駅で下車した方が若干近いでしょうな。ただし距離は相当ありますよ」と低いトーンで言った。やはり足に自信のない人は和気駅前で自転車を借りるのが賢明だと思う。踏切の北約１００ｍの位置に豆腐屋（廃業）があった。