上山里曲輪に浄瑠璃「播州皿屋敷」の題材となったお菊井戸がある。日本人の怪談好きはこの話が語り継がれてきたことにもよく表れている。
お菊井
永正年間(1500年頃)、城主小寺雅職の執権青山鉄山が主家横領を企てているのを、忠臣衣笠元信の妾(いいなずけ)で、青山家に住み込んでいたお菊が探知し、元信に知られて城主の難を救いました。
しかし、鉄山は浦上村宗等の加勢によって則職を追放し、一時主家を横領しました。
村宗等を招いた饗宴の際、お菊を恋慕していた町坪弾四郎は、家宝の十枚揃いの皿の一枚を隠し、お菊を責め殺し井戸に投げ込みました。
その後、毎夜この井戸から、皿を数えるお菊の声が聞こえたということです。やがて、元信らが、鉄山一味を滅し、お菊は「於菊大明神」として、十二所神社に祀られました。

私は曲輪から大天守修理見学施設を見上げた。大天守の高さだけでも31.5mもあるのだ。りの門を通過し緩やかな坂を上る。


備前門を抜けると備前丸である。警備員から券売機の位置を聞き入館券(200円)を購入しエレベーターに乗った。


お菊井
永正年間(1500年頃)、城主小寺雅職の執権青山鉄山が主家横領を企てているのを、忠臣衣笠元信の妾(いいなずけ)で、青山家に住み込んでいたお菊が探知し、元信に知られて城主の難を救いました。
しかし、鉄山は浦上村宗等の加勢によって則職を追放し、一時主家を横領しました。
村宗等を招いた饗宴の際、お菊を恋慕していた町坪弾四郎は、家宝の十枚揃いの皿の一枚を隠し、お菊を責め殺し井戸に投げ込みました。
その後、毎夜この井戸から、皿を数えるお菊の声が聞こえたということです。やがて、元信らが、鉄山一味を滅し、お菊は「於菊大明神」として、十二所神社に祀られました。

私は曲輪から大天守修理見学施設を見上げた。大天守の高さだけでも31.5mもあるのだ。りの門を通過し緩やかな坂を上る。


備前門を抜けると備前丸である。警備員から券売機の位置を聞き入館券(200円)を購入しエレベーターに乗った。


