約50秒後、大天守修理見学施設の8階に着いた。施設には天空の白鷺という名がついている。鉄骨トラス構造の素屋根の高さは約52m、海抜100mから大手前通り・三の丸広場を望む。展望室には光が差し込み非常に暖かかった。

8階の見学窓から五重屋根(南側)の軒唐破風・降棟鬼瓦を眺めた。瓦の継ぎ目に一つ一つ職人が漆喰を塗った過程がよく分かる。壁の漆喰塗り替えは既に終わっていた。

7階に降りると城の漆喰壁の実物カットがあった。伝統の匠の技と最新技術の融合によって姫路城の修復が行われているのである。素屋根は来年1月中旬より解体に入るので工事の様子を間近で見ることができるのはあと僅かだ(予定に関しては工事を請け負った鹿島建設のホームページを参照して欲しい)。

降下用エレベーターの近くに播州姫路城図のパネルが置かれていた。これは平成18年(2006)に発見されたもので天和2年(1682)~宝永元年(1704)頃の櫓の位置や御殿の部屋割りなどが詳細に書き込まれており大変貴重である。

四重屋根の千鳥破風を撮影して再びエレベーターに乗り込み備前丸へ向かう。私は白鷺城の美しさを十分堪能して施設を後にした。


8階の見学窓から五重屋根(南側)の軒唐破風・降棟鬼瓦を眺めた。瓦の継ぎ目に一つ一つ職人が漆喰を塗った過程がよく分かる。壁の漆喰塗り替えは既に終わっていた。

7階に降りると城の漆喰壁の実物カットがあった。伝統の匠の技と最新技術の融合によって姫路城の修復が行われているのである。素屋根は来年1月中旬より解体に入るので工事の様子を間近で見ることができるのはあと僅かだ(予定に関しては工事を請け負った鹿島建設のホームページを参照して欲しい)。

降下用エレベーターの近くに播州姫路城図のパネルが置かれていた。これは平成18年(2006)に発見されたもので天和2年(1682)~宝永元年(1704)頃の櫓の位置や御殿の部屋割りなどが詳細に書き込まれており大変貴重である。

四重屋根の千鳥破風を撮影して再びエレベーターに乗り込み備前丸へ向かう。私は白鷺城の美しさを十分堪能して施設を後にした。

