落合務シェフがある雑誌で公開したミートソースのレシピに私は衝撃を受けた。イタリア料理に興味を持ったのもこれがきっかけであったように思う。今では私なりのアレンジを多少加えてはいるが、基本は忠実に守っている。ソースを作るには最低でも2時間かかるのでかなり気合が必要だ。缶ビール片手に木ベラを回すしかない。
まず微塵切りにした玉ネギと人参とセロリそしてローリエをたっぷりのオリーブオイルでじっくり狐色になるまで炒める(弱火で30分)。ここで野菜の甘みを引き出す。
合い挽き肉を加えてよく炒め、塩とコショウをたっぷり振って、しっかり下味をつける。多少焦げても構わない。ここへ赤ワインを注ぐ。
強火にしてアルコール分を飛ばす。水分が無くなるまでこの状態をキープ。ワインの芳醇な風味を肉に移す。
手で潰したホールトマトを加え、弱火で30~40分煮込む。塩とコショウで味を整えて完成。これをすぐには食べず、一晩寝かせて味を落ち着かせる。
◆材料(5~6人分)◆
合い挽き肉 400g
玉ネギ 1個
人参 1/2本
セロリ 1/2本
オリーブオイル100ml
赤ワイン 200ml
ホールトマト 800g
ローリエ 1枚
塩 適宜
コショウ 適宜
まず微塵切りにした玉ネギと人参とセロリそしてローリエをたっぷりのオリーブオイルでじっくり狐色になるまで炒める(弱火で30分)。ここで野菜の甘みを引き出す。
合い挽き肉を加えてよく炒め、塩とコショウをたっぷり振って、しっかり下味をつける。多少焦げても構わない。ここへ赤ワインを注ぐ。
強火にしてアルコール分を飛ばす。水分が無くなるまでこの状態をキープ。ワインの芳醇な風味を肉に移す。
手で潰したホールトマトを加え、弱火で30~40分煮込む。塩とコショウで味を整えて完成。これをすぐには食べず、一晩寝かせて味を落ち着かせる。
◆材料(5~6人分)◆
合い挽き肉 400g
玉ネギ 1個
人参 1/2本
セロリ 1/2本
オリーブオイル100ml
赤ワイン 200ml
ホールトマト 800g
ローリエ 1枚
塩 適宜
コショウ 適宜
20時過ぎのイトーヨーカドー。御夫人方があるコーナーに群がっていたので、覗いてみると値札をはりかえた肉がたくさん置いてある。中でも牛ヒレは色が少しくすんでいるだけなのに50%引きであった。熟成が進んで味が良くなったものが安いのだから有り難い話だ。私は即座にカゴに入れてレジへ向かった。
肉は常温にもどしてから焼くのが基本。焼きに入る直前に塩とコショウを振る(気持ち多目に)。鉄のフライパンを熱し、煙が出たところにバターを入れ、強火で肉の両面、側面を焼く。余分な油はペーパータオルに吸わせる。極弱火にして両面を少し焼いて完成。
肉を切ると断面はロゼ色。旨味が中にしっかり閉じ込められている。サーロインほどこってりしていなくて非常に柔らかい。黒毛和牛にはいじくり回したソースは不要だ。100gの肉はあっという間に胃袋へ消えた。
肉は常温にもどしてから焼くのが基本。焼きに入る直前に塩とコショウを振る(気持ち多目に)。鉄のフライパンを熱し、煙が出たところにバターを入れ、強火で肉の両面、側面を焼く。余分な油はペーパータオルに吸わせる。極弱火にして両面を少し焼いて完成。
肉を切ると断面はロゼ色。旨味が中にしっかり閉じ込められている。サーロインほどこってりしていなくて非常に柔らかい。黒毛和牛にはいじくり回したソースは不要だ。100gの肉はあっという間に胃袋へ消えた。
おからは豆乳を漉した時に出るかすのこと。卯の花、きらずという別名もある。その大半が家畜の餌になっているが、捨てるには惜しい食材だ。豆腐屋に行けば大概タダで貰える。
おから煮はたまにおかずとして出てくる。私の場合はこれが酒のつまみになる。水分を飛ばしすぎないことと甘めに味を付けるのがポイント。では簡単に作り方を書いておく。
◇大きな行平鍋に油を入れて火をつけ、椎茸・人参・鶏ひき肉を炒める
◇おからを入れて炒りつける
◇煮汁を加えて炊き、しっとりした感じに仕上げる(鍋底の焦げは木べらで落とす)
◇火をとめて刻みねぎを加えて混ぜる
【材 料】
おから 300g
鶏ひき肉(霜降り)100g
椎茸(微塵切り) 2枚
人参(微塵切り) 1/3本
サラダ油 大さじ6
刻みねぎ 少々
煮汁
・だし 600cc
・酒 大さじ6
・砂糖 大さじ4
・薄口醤油 大さじ6
・味醂 大さじ2
昨晩栗の皮むきを手伝わされた。生栗はツルツル滑るので何度も包丁で手を切りそうになった。鬼皮をむき終わった時点で既に疲れていた。
これを薄い食塩水にしばらく浸けておいて、渋皮の除去に取りかかった。自然の栗は虫(クリシギゾウムシの幼虫)だらけ(笑)。これも同時に処理しなければならないので大変だ。作業が終了した時には日付がかわっていた。
一生懸命むいた栗は一晩アクを抜いて、おこわの材料になった。栗の風味がねんばりした米によく移っていて、市販の味気ない栗のせおこわとは大違いだった。手間をかけただけの甲斐があったと思う。
◆栗おこわの分量◆
もち米‥カップ3半
米‥‥‥カップ1
栗‥‥‥40粒(渋皮をむいて3分茹でたもの)
天然塩‥小さじ2
みりん‥大さじ2
水‥‥‥カップ4
これを薄い食塩水にしばらく浸けておいて、渋皮の除去に取りかかった。自然の栗は虫(クリシギゾウムシの幼虫)だらけ(笑)。これも同時に処理しなければならないので大変だ。作業が終了した時には日付がかわっていた。
一生懸命むいた栗は一晩アクを抜いて、おこわの材料になった。栗の風味がねんばりした米によく移っていて、市販の味気ない栗のせおこわとは大違いだった。手間をかけただけの甲斐があったと思う。
◆栗おこわの分量◆
もち米‥カップ3半
米‥‥‥カップ1
栗‥‥‥40粒(渋皮をむいて3分茹でたもの)
天然塩‥小さじ2
みりん‥大さじ2
水‥‥‥カップ4