寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

扇風機の羽根とカバーを重曹溶液で洗浄する

2012年08月23日 | 日記
扇風機の風が弱くなったと感じた時が「掃除しましょう」という合図だ。羽根やカバーに綿埃が大量に付着するとモーターに余計な負荷がかかり扇風機の寿命を縮めることにつながる。

洗浄方法は簡単である。たらいにぬるま湯を入れ重曹を溶かし羽根・カバーなどを浸ける。汚れはすぐに落ちるので3台分の清掃にかかった時間は20分ほどだった。扇風機は10月初旬まで使うはずだから8月下旬を目安に1度掃除しておくとシーズン終了後の手間が半減する。

扇風機の羽根とカバー(3台分)を洗浄

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呉市音戸町引地1丁目の忍び返しを備えた家

2012年08月22日 | 
下り坂の途中から右折し西へ進むと左手に金光教音戸教会(音戸町引地1丁目3‐2)がある。教会の西隣の大きな家には木製の忍び返しが取り付けられていた。

忍び返しのついた家(呉市音戸町引地1丁目3‐1)

忍び返しは財力のある家が防犯対策として設けた泥棒よけで戦災を受けていない港町(例:福山市鞆町など)でよく見かける。瀬戸八幡宮からの帰りに出会った老人はこの町屋を「きょうごく」と呼んでいた。「きょうごく」の対面の家も非常に立派な構えである。

忍び返しのついた家の対面辺り(呉市音戸町引地2丁目1)

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呉市音戸町引地2丁目の瀬戸八幡宮(後編)

2012年08月21日 | 
瀬戸八幡宮(瀬戸八幡神社)の建立が江戸時代であることは、拝殿前の石造物の銘(天保二卯…)からも分かる。

瀬戸八幡神社
 瀬戸三区の氏神として、延宝3年(1675)に建立され、宝永8年(1711)再造、さらに拝殿の建立は天保6年(1835)とされ、祭神は応神天皇(品陀和気命)である。
 境内にあるユーカリの木は、三抱えもある大木で神木といわれている。

-音戸の史跡と文化財- 音戸町教育委員会 平成6年(1994)11月1日発行より

瀬戸八幡宮本殿

拝殿前から鳥居・御神木を望む

参拝を済ませて朱塗りの本殿を眺め参道へ戻る。手水鉢(?)に刻まれた本家戸田とは山本五十六氏と関係の深い戸田本店(音戸町坪井)のことだろうか。

手水鉢

坂を上ってくる老人と出会い挨拶を交わし旧色街の情報を仕入れた。彼は最後に「以前芝居小屋だったところを今工事しとるわ」と言った。

老人と出会った坂道(呉市音戸町引地2丁目1)

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ひろしま県民だより第322号・特集広島ブランドショップTAU

2012年08月21日 | 広島県政
8月1日発行のひろしま県民だよりの見出しは、みんなの心のそばに、「ひろしま」を届けたい。7月16日に東京銀座1丁目にオープンした広島ブランドショップ「TAU」について最初に特集を組んでいる。湯崎県政になって本当に良かったと思うのは、広島県内の市や郡に均等に光を当てようと努力する姿勢が見えてくる点だ。ショップオープン前に「おしい!」CMを制作したのは伏線だったのだろう。

ひろしま県民だより第322号・2012年8月1日発行

三原市は福山市同様あまり自己主張をしない(昔の日本人にはあった美徳・知恵)街のため、知名度は低かった。しかしCMの効果は絶大でタコで有名な地ということを広島市民(安芸国の住民)にまで知らしめた。

まずは県民の間で有益な情報を共有し、東京を中心にPRをして全国に広めていく手法はわかり易く支持も集まる。また広島観光にも大きな変化が出始めている。かつては莫大な金をかけただけの所が有名になっていた(作られたイメージ先行という弊害は大きかった)が、これからは名所が分散して観光客自身が自由に訪問先を選択できる時代である。

「昔の名前で出ています」のような黴臭くてワンパターンなフレーズでは見向きもされなくなるのは明らかだ。県知事の示した方向性でますます面白くなるのは暑苦しくない三原・福山だと思う。情報発信は市民の側からもできる。

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呉市音戸町引地2丁目の瀬戸八幡宮(前編)

2012年08月20日 | 
法専寺の裏山に向かう。ほどなくして道が二手に分かれた。右は旧音戸小学校へ続く道で左は参道のようだ。石鳥居の扁額には八幡宮と記されている。

石柱と御神木

狛犬

ここまで登って来る観光客は少ないのだろうが、ぜひ訪れて欲しい場所の一つである。「大正八年七月 石段…」という銘のある石柱の後ろに大きな神木(ユーカリ)が立っている。狛犬の台座に明治十二年の文字を確認した。静まり返った山中の拝殿が一際大きく見えた。

瀬戸八幡宮拝殿

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時事通信社の世論調査結果を見て

2012年08月20日 | 暗黒の無政府時代
時事通信社が行った世論調査で野田内閣支持率が20%を切ったことがネットではネタにされていた。支持率が回復しないことを揶揄したカキコ(8月16日)にこういうのがあった。

政党支持率は民主党6.9%
平清盛だな

比較される大河ドラマ主演の松山ケンイチさんが気の毒だが、一門の悲惨な運命をも暗示させるところが見事である。しかし、政権交代前に散々使われた民意とか(青木)退陣の法則という言葉はどこに消えてしまったのだろうか。奴らには騙されたと語る真正の八文(はちもん≒頭塵)たちに私は問うてみたい。

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呉市音戸町引地1丁目の法専寺に参詣する

2012年08月19日 | 
法専寺の伝道掲示板は簡素な作りである。己の欲望を適度に抑制するヒントがそこには書かれていた。石段を上り境内へ向かう。

伝道掲示板

法専寺

法専寺
毛利元就の末子、元為が見張り役を兼ねて天台宗の寺を開いた。石垣は「忍び返し」がついており、いざというとき城として使おうとしていたのではないかと言われている。

平清盛ゆかりの地 音戸の瀬戸絵巻

「さて、これからどう行こうかな」

私はいつものように観光コースを決めてはいなかったのである。寺の上には何かありそうだった。それをまず自分の目で確かめることにした。

法専寺(その2)

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イチジクの実はまだ青い

2012年08月19日 | 食材
私は幼い頃、好物のイチジクを1度に5、6個も食べていた。ねっとりとした食感の熟した果肉は官能的ですらある。イチジクが口を開き赤い内部を見せるのは9月半ばくらいだろう。

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福山今昔その4・笠岡町にあったショッピングセンター

2012年08月18日 | 日記
広島県福山市笠岡町1-13に「とおり町交流館」の看板が出ている。マンション・ダイアパレスプラザ本通りの1階に交流館があり、背後(西側)は笠岡町公園である。

この場所にはかつてショッピングセンターがあった。通町(とおりちょう)筋の住民から「ほんど~るピック」と呼ばれていたことを最近聞いた。私は中学生の頃にショッピングセンターによく来ていた。

店名も何階にあったかもすっかり忘れてしまったが、マニアックなプラモデル屋が密かに営業していた。昭和町の大松模型店では扱っていないイタラエリ(現イタレリ)の1/35シリーズが置いてあるのが大きな魅力だった。私の記憶が正しければ、この店は後に花園町2丁目へ移転したはずである。

母が「通町に元気がなくなったのはダイエーが来てからよなー」と回想していたが、私が同様の感情を抱くようになったのは昭和53年(1978)頃である。ダイエー福山店の開業から10年後にあたる。それまではほとんど通町周辺で買い物をしていた。はぶ文泉堂やスポーツ用品店の国輝堂(支店が駅前大通り沿いの繊維ビル1階にあった)や書店はよく利用したものである。だから自転車で駅前のデパートまで出掛けるというのは特別なことを意味していた(少なくとも小学校卒業までは)

マンション・ダイアパレスプラザ本通り

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広島県福山市丸之内1丁目の福寿会館(後編)

2012年08月18日 | 郷土史
木造二階建てモルタル塗りの洋館は昭和10年(1935)から12年頃の建築で国登録有形文化財に指定されたのは最も早い(平成9年7月15日)。

洋館1階

現在1階は茶処ばらになっており、郷土料理うずみなどの食事もできる。戦前の雰囲気を残す数少ない場所として市民に愛されている。洋館の前に建つ標石には所有権の移行の歴史が書かれてあった(※渋谷昇氏は福山通運の創業者)

福寿会館の標石


福壽會館
昭和二十八年五月福山市天神町澁谷昇氏より福山市に寄贈せらる依って其の篤志を後世に傳える為に此の標石を建つ
昭和三十一年五月
福山市長 徳永豊

茶室と庭園

一般公開されている庭園では出張中のサラリーマンの姿を目にすることがある。県外のもっと多くの人に知ってもらいたい福山市中心部(備後国の本流)の宝だ。

開門時間

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果汁の多い梨が出回り始めた

2012年08月17日 | 食材
夏の桃が終わって出てくるのが梨である。幸水に続いて8月終わり頃から二十世紀が流通する。私は汁気が多くて酸味と甘味のバランスのよい二十世紀が最も好きだ。桃ほど高価でないので庶民的な果実と言える。

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頭が割れそうな暑さを経験した

2012年08月16日 | 日記
今日の最高気温は35.5℃。正午の段階で既に異様な熱気と蒸し暑さだった。午後からは益々日差しが強くなり、頭が割れるかと心配するほどの灼熱地獄になった。

昨年のデータを調べてみたが、お盆過ぎてからの猛暑日は8月末日の1日だけだった。今年は昨年よりも明らかに暑いので記録は塗り変えられると考えた方が良さそうだ。

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広島県福山市丸之内1丁目の福寿会館(前編)

2012年08月16日 | 郷土史
三蔵稲荷神社の参道から外れてコンクリート製の階段を上がると海鼠壁の蔵の横に出る。これが福寿会館の東蔵で平成24年2月23日に国登録有形文化財に指定された。

福寿会館洋館と福山城天守閣

福寿会館洋館の背後から福山城の天守閣がのぞいている。福寿会館はもともと削節製造業で財を成した安部和助(あんべわすけ)の別荘として建てられたものである。

安部和助は大正14年(1925)の貴族院多額納税者議員互選人名簿(広島県内)の上位にランクインしており、現福山市エリアのトップだった。福山の財閥と言われた鐵屋(くろがねや)の藤井與一右衛門や錦糸卸商の坂本政七よりも納税額が多く飛ぶ鳥を落とすほどの勢いだったことがわかる。

福寿会館本館玄関(唐破風屋根)

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呉市音戸町の石畳の坂道

2012年08月16日 | 
呉市音戸町鰯浜1丁目8-6の㈱城谷本店は城みちるさんの実家である。大きな家の前にレトロな赤い丸ポストが立ち真っ先にここを見に来る観光客は多い。本店の横から石畳の坂道が北の方角にのびている。

音戸町の石畳の坂道

風情ある路地は音戸町の人気スポット。坂を上り始めるとすぐに住所は引地(ひきじ)1丁目に変わる。今にも日傘を差した和服姿の女性が現れそうな感じだ。

音戸町の石畳の坂道(その2)

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広島県福山市丸之内1丁目の三蔵稲荷神社

2012年08月15日 | 郷土史
備後護国神社を後にして近くの三蔵稲荷神社(さんぞういなりじんじゃ)に初めて寄った。備後国福山の守護神を祀った神社が現在地に移転したのは明治末期頃という説があるが、詳細は不明だ。

三蔵稲荷神社の鳥居

この神社は元旦のお宮参りで非常に賑わうところでもある。しかし、「何時でも行けるわ」と思っていたためずっと下の道を通り過ぎるだけだった。

三蔵稲荷神社本殿

おきつねさん

いざ来てみるとかわいらしいお狐さんが祀られた本殿の右手(方角は北)に能舞台があり驚いた次第である。実は福山城の北側には隠れた名所がまだ存在する。

能舞台

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