内堀に架かる桜門橋(平成19年築)の向こうに大手門が見える。この重厚な造りの高麗門は昭和13年に完成したと内堀近くの説明板に書かれてあった。


大手門を抜けると三の丸広場である。以前はここでプロのカメラマンが社員旅行などの記念写真を撮るのをよく見かけたものだ。現在城は改修中のため箱が被せてあるような状態となっている。

平成18年(2006)春、私は姫路城に登り花見を楽しんだ。三の丸広場には明治期歩兵第十聯隊の兵営があった(また大手前広場が城南練兵場跡)。我が国の近代化に伴い城の遺構が取り壊されて帝国陸軍の施設が建設された例は数多い。しかし、メイン部分が多くの人達の努力で奇跡的に残ったため姫路は観光都市として高い人気を誇っている。



大手門を抜けると三の丸広場である。以前はここでプロのカメラマンが社員旅行などの記念写真を撮るのをよく見かけたものだ。現在城は改修中のため箱が被せてあるような状態となっている。

平成18年(2006)春、私は姫路城に登り花見を楽しんだ。三の丸広場には明治期歩兵第十聯隊の兵営があった(また大手前広場が城南練兵場跡)。我が国の近代化に伴い城の遺構が取り壊されて帝国陸軍の施設が建設された例は数多い。しかし、メイン部分が多くの人達の努力で奇跡的に残ったため姫路は観光都市として高い人気を誇っている。


福山人ならこの機会を見逃してはならぬ、と思い出掛けることにした。途中霞町の中央公園に立ち寄り人工雪の製造現場を眺めた。


午前9時半過ぎ、既に明王院には大勢の人が集まっていた。大人500円の拝観券を購入し見学者の列に並んだ。


9時40分頃から女性の説明が始まり約10人ずつが秘仏の大日如来像などを見るために塔に上がった。22年ぶりのお宝公開に皆興奮気味であった。

続いて書院と庫裡に移動して三谷干城さんの解説を聞く。書院はレストルームと言うべきもので福山藩主水野勝成公はここで食事をとり宝物を見たという。三十六歌仙の額がすべて揃っているのは日光東照宮と明王院だけとか。盗難防止のためセコムのセキュリティーシステムを導入していた。

書院から五重塔と本堂を望む。こんな素晴らしい場所が福山にもある。市は明王院を観光の主軸としてもっと全国にPRすべきだ。かつて書院には徳川幕府三代将軍などの位牌があったが、今は本堂の中に隠されているという話だった。来月漸く本堂が公開される運びとなったのはまことに喜ばしい。
10時50分、再び中央公園を訪れた。雪の滑り台が完成しており幼子がソリに乗っていた。はしゃぐ子や涙ぐむ子、その表情は様々である。福山市立大学の学生がサンタになって場を盛り上げていた。

おまけ(ルクシアタふくやま・灯りの地上絵アートの準備及び点灯)





午前9時半過ぎ、既に明王院には大勢の人が集まっていた。大人500円の拝観券を購入し見学者の列に並んだ。


9時40分頃から女性の説明が始まり約10人ずつが秘仏の大日如来像などを見るために塔に上がった。22年ぶりのお宝公開に皆興奮気味であった。

続いて書院と庫裡に移動して三谷干城さんの解説を聞く。書院はレストルームと言うべきもので福山藩主水野勝成公はここで食事をとり宝物を見たという。三十六歌仙の額がすべて揃っているのは日光東照宮と明王院だけとか。盗難防止のためセコムのセキュリティーシステムを導入していた。

書院から五重塔と本堂を望む。こんな素晴らしい場所が福山にもある。市は明王院を観光の主軸としてもっと全国にPRすべきだ。かつて書院には徳川幕府三代将軍などの位牌があったが、今は本堂の中に隠されているという話だった。来月漸く本堂が公開される運びとなったのはまことに喜ばしい。
10時50分、再び中央公園を訪れた。雪の滑り台が完成しており幼子がソリに乗っていた。はしゃぐ子や涙ぐむ子、その表情は様々である。福山市立大学の学生がサンタになって場を盛り上げていた。

おまけ(ルクシアタふくやま・灯りの地上絵アートの準備及び点灯)



