tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

地元の魅力を掘り起こそう!/奈良県商工会議所青年部連合会 会員大会 2020

2020年02月03日 | 観光にまつわるエトセトラ
貴重な講演の機会を与えていただいた。土曜日(2月1日)、初の「奈良県商工会議所青年部連合会 会員大会」が開催され(約120人が参加)、その第2分科会で「観光資源の魅力再認識」というテーマをいただき、90分の講演をさせていただいたのである。対象は県下4つの商工会議所(奈良市、生駒市、橿原市、大和高田市)の青年部(45歳以下)のメンバーで、第2分科会には約20人のご参加をいただいた(分科会は全部で4つ)。主催者の「開催趣旨」には、

奈良には様々な魅力がありますが、皆さんは奈良の魅力をどれだけご存知ですか?「灯台もと暗し」という諺があるように、身近すぎて気付いていない、もしくは身近すぎて、そうとは思っていない魅力もあるのではないでしょうか。そこでテーマを「奈良の魅力再認識!!」と題した分科会を開催し、奈良の魅力を見聞し再認識していただくことにより、「魅力」とは何かを改めて考える機会としていただきます。

第2分科会「観光資源の魅力再認識!!~奈良まほろばソムリエ検定!!~」
奈良ファンや奈良に精通している方々を認定するための検定として「奈良まほろばソムリエ検定」があります。皆さんはどこまで奈良のことを知っていますか?奈良まほろばソムリエ検定合格者「奈良まほろばソムリエ」を講師に迎え、価値ある観光資源を持つ奈良を、より多くの人に理解していただくための知識を一緒に楽しく学びませんか!?
会場:ホテル日航奈良 5F/定員:制限なし/登録料:無料


まずはマクラに今年の奈良検定の問題を10問(2級=5問、1級=3問、ソムリエ=2問)解いていただき、解説。2級は正答率が高かったが、さすがに1級とソムリエは難しかったようだ。そのあとは今、全国各地に普及している「地元学」について話し、「皆さんそれぞれの地域で、地元の魅力を掘り起こしてください!」と呼びかけた。

「秘密のケンミンSHOW」などで、県民自身が「奈良には何もない」「奈良は見るとこなし、うまいもんなし」などと自虐的な発言をするが、これはとんでもないこと。志賀直哉にしても奈良をこき下ろしているわけではない(その証拠として、随筆「奈良」の原文を見てもらった)。奈良は魅力にあふれている。それを掘り起こすのが「地元学」です、と申し上げた。会場前では『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)や「奈良まほろばかるた」も販売し、たくさんお買い求めいただいた。

今までにもこのような話は県内はもとより、故郷の和歌山県でもさせていただいた。これからの私の使命は「地元の魅力の掘り起こし」を呼びかけることだと考えている。皆さん、そんな講演のご依頼をいただければ、どこへでも、飛んで行きますよ!
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