tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

当選しました!せんとくんプレミアム商品券(2015Topic)

2015年08月31日 | お知らせ
インターネットで申し込んでいた奈良県の「せんとくんプレミアム商品券」、土曜日(8/29)に当選通知のハガキが到着しました! 家族2人で申し込み、うち1人分が当たりましたので、確率50%ということになります(落選者には通知されません)。ハガキには

せんとくんプレミアム商品券の予約販売にお申し込みいただきありがとうございます。抽選の結果、当選されましたので、お知らせします。また、特記事項を十分にご確認のうえ、次のとおり商品券をご購入くださいますようお願いいたします。
※この当選通知は、第三者への転売及び譲渡はできません。

販売期間:平成27年9月1日(火)~9月13日(日)
購入冊数:5冊




20%のプレミアムですので、5万円支払えば6万円分の商品券がもらえます。これはおトクです。いつも「クジ運がない」と歎いていましたので、当選できたのはとても珍しいことです。無駄遣いせず、大事に使いたいと思います。皆さんは、いかがでしたか?

※9/1追記 私のFacebookに、たくさんの当選・落選のメッセージをいただきました。すると、明らかな特徴が見えてきました。
1.一家で1枚は当たる(1枚出すと1枚当たる。2枚出すと1枚当たる。4枚出して2枚当たったり、6枚出して2枚当たったお家もありました。一家で最低1枚・最高2枚かも)。
2.会社単位でまとめて出すと、当選確率は低い(一家と見なされて、上記ルールが適用されている?)。
※9/4追記 倍率は2.54倍(当選確率は約40%)だったそうです。
3.県外からの申し込みに対しては、上記ルールが適用されず、普通に(ランダムに)抽選している模様。
コメント (3)
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オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井 は、スゴい施設ざんす!

2015年08月30日 | 観光にまつわるエトセトラ
「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」(奈良県桜井市高家[たいえ]2217)は、9/5(土)オープン予定のレストランつき宿泊施設だ。ここのお食事券プレゼントには4570通もの応募があったそうだから、すごい。高家(たいえ)とは珍しい地名だが、多武峰の高台にあるので高戸(タカヘ)から→タギヘ→タイエとなったようだ(當麻=タギマがタイマになったように)。
※トップ写真は雑賀(さいが)耕三郎さんの授業の様子


写真はこの施設を紹介するシンポジウムで。荒井知事(向かって左)と平松社長(6/24)


こちらは学校棟

国宝の文殊菩薩像で有名な「安倍文殊院」の南、国宝の十一面観音像と美人住職で知られる「聖林寺(しょうりんじ)」の西。すぐ南が山田寺跡(蘇我倉山田石川麻呂が造営に着手。興福寺仏頭はこの寺のもの)、その南はもう明日香村、という歴史遺産に囲まれた場所にある。施設のHPには、


こちらがオーベルジュ棟



オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」は、悠大な歴史文化が色濃く残された桜井の地に建つ全9室のオーベルジュです。周辺には見渡す限りの美しい田園風景が広がり、耳に入ってくるのは、爽やかな風の音と鳥のさえずり。四季折々の景色を眺め、奈良の伝統食材を使ったフランス料理でお腹を満たしたら、心地よいベッドでぐっすりと眠る。緩やかな時の流れに身を委ねながら、心からリラックスしていただける場所です。


木をふんだんに使ったオーベルジュ棟のエントランス


間伐材の木目が模様のようになっている

奈良県が誇る古道や古街道を訪ね、万葉集の舞台に想いを馳せつつ、時の流れを感じながら、いにしえの道を歩いてみてはいかがでしょう。当館は、奈良県が運営する「なら食と農の魅力創造国際大学校」(2016年4月開校)に併設され、指定管理者としてひらまつがオーベルジュの運営を行います。





名誉なことにNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、この施設から社員さん(株式会社ひらまつ・約15名)向け研修のご依頼をいただいた。8月初旬にお話をいただいたが、日取りと内容が決まったのは直前だった。奈良や桜井の歴史・観光資源などについてお話しすることとし、1日2時間(60分×2回)授業を2日間(計4時間)実施する、ということになった。





施設から1.5kmほどの桜井市阿部には、当会が誇るカリスマ観光ガイドの雑賀耕三郎さんのお住まいがある。雑賀さんはご近所・阿部新町区(安倍小学校区)の区長さんだ。メイン講師はこの雑賀さんにお願いし、あと1人募ったが直前なのでなかなか見つからない。それで私がお手伝いすることにした。両日とも午後6時スタートとし、カリキュラムは




天井のデザインがいい



8/27(木)
1.「奈良県の歴史」(古代史中心)講師:鉄田
2.「奈良県の史跡と観光名所」講師:雑賀
8/28(金)
3.「桜井市の歴史・史跡・観光名所」講師:雑賀
4.「奈良県の食と酒、奈良検定」講師:鉄田


ということになった。1週間足らずで、あたふたとPowerPoint資料と配付資料(Word文書)を作り上げた。



雑賀さんの桜井市の史跡の一シーン。特別出演は、当会理事の大山恵功(よしのり)さん

8/27(木)は、自宅から車で現地に向かった。桜井駅と大福駅の間の道(春日神社の沿道)を通り、安倍木材団地を通り過ぎると道標があり、そこから丘に上がる。段々畑の間をゴルフ場に入るようなま新しい道が出来ている。着いたところに、おお、素晴らしい施設が建っている。東側が学校棟、西側がオーベルジュ棟だ。駐車場も広い。







初日は授業前にアイスコーヒー、2日目はホットコーヒーをいただいた。コーヒーだけで、ここのレストランのレベルの高さがうかがえる。オープン後にはぜひ、食事に来なければ…。







授業は順調に進んだ。プロジェクタやスクリーンも、完備している。仕事のあとの疲れた社員さん(20~30歳代。イケメンと美女揃いだ)に、あまり小難しい話も良くないだろうと、おやじギャグや年代ゴロ合わせ(仏教伝来「ゴミは午後に」538年説と552年説)などを織り交ぜながらお話ししたが、心配は無用だったようで、皆さん、居眠りもせずに熱心に話を聞いて下さった。

こちらは雑賀さんが撮影された夕景。磐余(いわれ)の辺りが見渡せる

奈良県や桜井市や奈良のうまいもの会から、いろんなパンフレットを入手し、お配りした。私のとっておきグルメガイドも。お休みの日は、ぜひこれらを携えて、周辺を歩いていただきたい。また「奈良まほろばソムリエ検定」のPRもさせていただいた。社員さんに「奈良通2級」合格を推奨するのも、良い動機づけになるだろう。


私の奈良県の歴史の「まとめ」画面

支配人のSさん、おかげさまで有意義な研修を終えることができました。今度はランチにお邪魔いたします! 雑賀さん、興味深いお話と犬養節(雑賀節?)の朗誦、有難うございました。

読者の皆さん、オープン後にはぜひ「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」をお訪ねください!
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NHKで、奈良番組が続々!(2015Topic)

2015年08月29日 | お知らせ
NHKテレビで、奈良に関する番組が続々と放送される。再放送も含めて、以下に紹介する。西山厚先生(=トップ写真)の「こころの時代」の再放送は、今日(8/29)の午後1時である(まだの方は必見!)。

わずかな受信料だけで、こんなにたくさんの番組を視聴できるのは、有り難いことである(ご存じの方がいらっしゃれば、教えてほしい。「総合テレビ」とあっても、地域によって映る場合と映らない場合がある。それを見分ける方法をどなたかご存じだろうか?)

8月29日(土)Eテレ(教育テレビ)午後1:00~2:00(60分)
こころの時代~宗教・人生~「仏に学ぶ 悲しみの力」(再放送)
番組詳細 「仏教は悲しみから生まれ、悲しみから新しいものが生まれる」と語る帝塚山大学教授・西山厚さん。奈良を足場に30年余り研究に取り組んでたどり着いた仏教の神髄を聞く。

8月30日(日)BSプレミアム 午前6:00~午前6:28(28分)
桃源紀行 7つのしあわせ 第5シリーズ「奈良」
番組詳細 日常の疲れを癒やすスポットを紹介する「桃源紀行」。今回は、奈良を紹介する。東大寺などの歴史的な遺産で知られるが、少し余裕をもって滞在すれば、それ以外にもさまざまな楽しみがあり、ゆったりと時間が流れる。古い町並みを歩き、からくりおもちゃ作りに挑戦したり、奈良公園で鹿と戯れたり、パフェを食べ歩いたり。また、少し足を伸ばして金魚すくいに挑戦したり、のんびりと田園地帯を歩いたり。多様な魅力を紹介する。

9月2日(水)総合テレビ 午後3:15~午後4:00(45分)
ろーかる直送便「特集番組 白鳳-仏教美術の青春時代-」(再放送)
番組詳細 奈良国立博物館で開催中の「白鳳展」には薬師寺・月光菩薩(ぼさつ)立像など名宝150件が展示されている。白鳳時代とは天武・持統天皇の詔により全国で個性的な仏像が大量に作られた時代。隋・唐や朝鮮半島から最高峰の仏像が伝わり渡来系の工人などによりさまざまな仏像スタイルが開花した「仏教美術の青春時代」である。若々しくみずみずしい白鳳仏の不思議な魅力を漫画家・里中満智子、万葉学者・上野誠などがひもとく。

9月4日(金)Eテレ(教育テレビ)午前5:55~6:00(5分)
もういちど、日本「室生寺」(再放送)
番組詳細 奈良県宇陀市にある室生寺。ここに、法隆寺に次ぐ歴史を持つと言われる五重塔がある。平成10年の修復作業でその内部に意外な発見があった。神の森に抱かれた塔の物語(語り=松たか子)。
※BSプレミアムで「9月4日(金)午前7:10~午前7:15(5分)」および「同日午前11:55~午後0:00(5分)」にも放送される。

9月4日(金)総合テレビ(関西地域のみ)午後8:00~午後8:45(45分)
えぇトコ「生命輝く神秘の里~奈良・天川村~」
番組詳細 霊峰・大峰山の麓に広がり、多くの修験者が訪れる奈良県天川村。「天の国・木の国・川の国」と称され、豊かな自然に囲まれた山里です。そんな自然や優しさあふれる人々からパワーをいただき、英気を養う旅。500年も修行者を迎え入れてきた行者宿のおもてなし。修験者の体を守った伝統の薬・陀羅尼助。名水・ごろごろ水から生まれた絶品豆腐。郷土料理・いもぼたなどと出会います。神秘の村で残暑を忘れて癒やされてみませんか。出演はコロッケ、熊谷真実ほか。

「これだ!」と思った皆さん、ぜひタイマー録画を設定してください!
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奈良検定対策講座(クラブツーリズム奈良)、9月6日(日)から順次開催!(2015Topic)

2015年08月28日 | 奈良検定
クラブツーリズム奈良旅行センター恒例の「奈良まほろばソムリエ検定!受験対策講座」が今年も開講される。講師はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」メンバー。開催場所は近鉄奈良駅の5階である。チラシなどから抜粋すると、

「奈良まほろばソムリエ検定」(通称:奈良検定)とは、奈良ファンや奈良に精通した人を認定するためのご当地検定です。平成28年1月の試験で第10回を迎えます。「奈良通2級」「奈良通1級」「奈良まほろばソムリエ」の3段階があります。ていねいな解説と実地研修で、合格を目指します!

●奈良まほろばソムリエ対策講座 9月6日(日)9:50集合 @7,000円
10:00~12:30 合格のコツと四択・200字問題対策
12:30~13:10 昼食(柿の葉寿司入りのお弁当つき)
13:10~16:00 実地研修(奈良公園~高畑周辺)
16:00~17:30 400字問題対策
※ソムリエの受験には、1級合格が要件です。お申し込みは、こちら


ソムリエと1級講座には、柿の葉寿司のお弁当つき(写真はイメージ)

●奈良通1級対策講座 9月20日(日)9:50集合 @6,500円
10:00~12:30 要点解説
12:30~13:10 昼食(柿の葉寿司入りのお弁当つき)
13:10~16:00 実地研修(奈良市内)
16:00~17:30 問題演習など
※1級の受験には、2級合格が要件です。お申し込みは、こちら


2級講座には、問題集が無料でつく(旧版 定価1,000円)

●奈良通2級対策講座 10月25日(日)12:50集合 @4,000円
13:00~15:00 要点解説
15:00~16:30 実地研修(称名寺、漢国神社、率川神社など)
16:30~17:30 問題演習
※ご参加の方には、『チャレンジ奈良検定!練習問題集』(旧版 定価1,000円)をプレゼント
お申し込みは、こちら

いずれの回にも複数名のソムリエ合格者がつき、懇切丁寧に指導する。またご質問にもお答えする。この講座を2級から受講して、見事、最短期間の3年でソムリエに合格した人もいる。とりわけソムリエの「400字問題対策」は、現地を見て実際に自分で答案を書き、それをソムリエが講評する、というキメ細かなシステムである。

奈良検定を受験される皆さん、ぜひ対策講座をご受講ください!
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ムスリムさん、いらっしゃい!

2015年08月27日 | 観光にまつわるエトセトラ
昨夕(8/26)、NHK奈良放送局のニュース番組「ならナビ」で「イスラム観光客礼拝施設に補助」というニュースを報じていた。イスラム教徒(ムスリム)の観光客は毎日、礼拝(サラート)をしなければならないし、ハラール食(イスラム教の戒律で許された食べ物)を食べなければならない。すると事業者には追加の費用負担が発生するわけだが、その一部を奈良市が負担する、という内容だ。NHK奈良のHPによると、
※トップ画像は、梅守本店(奈良市)の「ハラール贅沢和牛ステーキ・刺身弁当」
共同通信のHPから拝借

イスラム観光客礼拝施設に補助
外国人観光客が増えている奈良市は、イスラム教徒の観光客のための礼拝施設をホテルなどが設ける場合に費用の一部を補助することになりました。

奈良市では、海外からの観光客の増加を受けて、受け入れ環境の整備を進めています。その一環で、東南アジアなどからのイスラム教徒の観光客が滞在しやすい環境を整えるために、旅館やホテルなどがイスラム教徒の礼拝ための施設を設ける場合、費用の一部を新たに補助することになりました。

また、イスラム教の戒律で飲食が禁じられている、アルコールや豚肉を使わない「ハラル食品」の販売や開発を行う市内の企業に対しても開発にかかる費用の一部を補助するということです。

奈良市はこの事業のための予算1000万円を盛り込んだ補正予算案を来月2日に開会する9月定例議会に提出することにしています。奈良市商工労政課は、「イスラム教にはほかの宗教にはない独特の戒律があるので、それを理解した上で、観光客のもてなしを充実させていきたい」と話しています。


イスラム教徒というとテロ事件などを連想する日本人が多いが、信者数では、世界ではキリスト教徒(21億7千万人)についで多い(16億人)。国でいうと、インドネシア・マレーシア・トルコ・エジプト・サウジアラビア・イラン・イラク・中東などだ。

奈良へ来る外国人観光客は激増しているが、当然、それに比例してムスリムの来県も増えている。だから礼拝施設やハラール食などの準備が必要なのである。これは、単なる「もてなし」ではない。「宗教的理由」という、信者にとっての死活問題なのである。奈良市はこの資金を地方創生の助成金でまかなう、という考えなのである。

以前、「これで分かる!ハラール対応セミナー」(主催:南都銀行 協力:南都経済研究所)を開催したことがある。また「第4回 観光力創造塾」(同)でも、講師から「インバウンドの取り組みとしては、イスラム教徒に向けたハラールへの対応。メディアに取り上げられやすく、PR効果があります」というお話があった。

今回の奈良市の予算措置を契機に、全県でムスリム対応が進むことを大いに期待している。
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