tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

真田丸をもっと楽しむ講座/長屋門さきがけ塾(五條市)で、9月17日(土)開講!(2016 Topic)

2016年08月31日 | お知らせ
9月17日(土)13:30から90分、国道24号から少し北に上がった「五條市立民俗資料館」(五條市新町3丁目3番1号)の研修室で、「風雲 ! 真田丸」という講話をいたします。参加費は500円で要申し込み。イベントのチラシ兼申込書(PDF)によると、

参加者募集! 平成28年度長屋門さきがけ塾 開講
本年度も多才な講師陣が登場します。
水戸天狗党から真田幸村まで、様々な角度から歴史に触れてみませんか?

【第2回】 平成28年9月17日(土)13:30~15:00
講 師 鉃田 憲男さん(NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」専務理事)
演 題「風雲 ! 真田丸」

■参加費 サポーター会員300円/回 一般500円/回(資料代)
■定 員 40名
■場 所 五條市立民俗資料館研修室(五條市新町3丁目3番1号)
※JR和歌山線五条駅から徒歩約15分 (駐車場有)
■申込方法 住所・お名前・連絡先を記入の上、下記(PDF)まで電話( 0747-22-0450)・FAX(同)・郵便・メール(info@tenchugumi.jp)でお申し込み下さい。

NHKの大河ドラマ「真田丸」は毎回欠かさず見て、当ブログでもそのあらすじなどを紹介している。今回の講座では、真田三代(幸隆、昌幸、信繁)のこと、ドラマのこれまでとこれから、舞台となった信州・九度山・大阪の案内、この時期に戦った大和ゆかりの人物などを紹介するつもりである。

お盆には郷里の九度山(和歌山県伊都郡)に帰省した。真田庵(昌幸・信繁父子が蟄居していた寺)にも、今年オープンしたばかりの真田ミュージアムにも、道の駅(柿の郷くどやま)にも、たくさんの人が来ていて驚いた。お祭りの日以外で、こんなに多くの人を見るのは生まれて初めての経験だ。九度山から高野山へ回り、宿坊で1泊して帰る、という人も多いようで、これは良いコースである。

ドラマはこれから関ヶ原。そこで敗れた昌幸・信繁父子は、九度山へ流されるので、これから九度山にはますます注目が集まることだろう。

なお、「長屋門さきがけ塾」の第3回以降の予定は以下の通りである。私と違って立派な方がきちんとした話をされる。

【第3回】 平成28年10月15日(土)13:30~15:00
講 師 山本 望実さん(五條市教育委員会文化財課 学芸員)
演 題 「近代の五條」

【第4回】 平成28年11月19日(土)13:30~15:00
講 師 入野 清さん(水戸大使・本会サポーター会員)
演 題「明治維新三大義挙を語る②」

【第5回】 平成28年12月24日(土)13:30~15:00
講 師 岸本 憲一良さん(山口大学大学院教育学研究科 教授)
演 題「長州と大和五條」


奈良県中南部にお住まいの皆さん、「長屋門さきがけ塾」をどうぞよろしく!

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南都銀行と平群町/包括連携協定を締結!

2016年08月30日 | お知らせ
昨日(8/29)、南都銀行は平群町と「地方創生にかかる包括連携協力に関する協定」を締結した。これで同行は奈良県を含む県下8つの自治体と締結したことになる。早速、今朝の奈良新聞に記事が掲載された。見出しは《「農業振興に力」平群町と南銀 地方創生で協定》。
※写真は、役場で開かれた締結式で撮影(8/29)





平群町は29日、南都銀行(奈良市、橋本隆史頭取)と「地方創生にかかる包括連携協力に関する協定」を締結した。協定期間は平成
32年3月末まで。連携事業として、地域産業の振興と安定した雇用の創出や創業支援、地域経済の活性化、移住・定住促進事業などに取り組む。平群町吉新の同町役場で行われた締結式には、岩崎万勉(いわさき・まんべん)町長と南都銀行の河井重順(かわい・しげより)常務取締役らが出席。





岩崎町長は「農業振興に力を入れる。また結婚から出産、子育てまで総合的に支援していく」とあいさつ。河井常務は「平群ブランドのの販路開拓などの農業活性化支援、住みたい、育てたい町づくりの支援に力を入れたい」と話し、協定書を交わした。式には同町ゆかりの「島左近」をモチーフとしたキャラクター「左近くん」も応援に駆けつけた。




本件に関する南都銀行のニュースリリースは、こちら(PDF)である。河井常務は具体的な施策として「農業活性化」と「住みたい・育てたい まちづくり」への支援を挙げた。また岩崎町長は「住みたい・育てたい まちづくり」に関し、同町が取り組んでいる施策を詳しく紹介された。列挙すると、


当日は、奈良テレビにも取材していただいた

・「子ども医療費助成制度」として、18歳の高校卒業までの医療費無料
・若い世代の定住促進を促進するため、家屋の固定資産税を3年間キャッシュバック
・妊婦健診に対し、14回まで助成
・「子育て支援センター」を設け、父母の子育てをサポート
・幼保連携型認定こども園(2ヵ所)の設置(待機児童なし)
・町内3つの小学校に「学童保育所」を設け、19時30分まで開所 など



この写真は、NHK「真田丸」のホームページから拝借

平群町出身の戦国武将・島左近は、「治部少(石田三成)に過ぎたるものが2つあり。島の左近と佐和山の城」といわれるほどの逸材で、NHKの大河ドラマ「真田丸」にも「動乱」(8/21)と「挙兵」(8/28)に登場していた。



地方創生の流れのなか、平群町には農業振興や「住みたい・育てたい まちづくり」に取り組むとともに、島左近などをテコとした観光振興にも頑張っていただきたいものだ。

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山林王 土倉庄三郎を語る!/奈良市・若草公民館で、9月9日(金)午前10時から!

2016年08月29日 | 奈良にこだわる
いよいよ近づいてきました!NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が主催する「奈良をもっと楽しむ講座」(奈良市・若草公民館)。毎月第2金曜日の開催で、9月は私の担当です。演題は「山林王 土倉庄三郎」。今年は土倉翁の百回忌が営まれました。すでに翁の出身地である川上村と東京(奈良まほろば館)でお話ししましたが、奈良はこれが初めてです。同会のチラシ(PDF)によりますと、

奈良をもっと楽しむ講座
私達の住む奈良は深い歴史と伝統文化の宝庫。奈良が好きなら誰でも参加できます。講座と史跡巡りで、私達と一緒に奈良をもっと楽しみませんか。

ご 案 内
開催日時 毎月第2金曜日 午前 10 時00分~11 時 55 分頃

講座予定
9月9日(金)山林王 土倉庄三郎 (鉄田憲男)
今年は土倉翁の百回忌。森と近代日本を動かした翁の生涯は…。

参加費 200 円(資料代として)
場 所 若草公民館(奈良市川上町 575)

駐車台数が限られています。バスか徒歩でお越し下さい。

NPO 法人 奈良まほろばソムリエの会 講座グループリーダー 西 川 誠
(お申し込み先:前田康一 090-3657-5445)




百回忌法要とシンポジウムは6月19日(日)に川上村で営まれました。これから来年(2017年)7月19日のご命日まで、土倉翁の没後100年を記念した催しが行われる予定です。なかなか知る機会のない奈良県が生んだ偉人・土倉庄三郎の生涯を分かりやすくお話いたします。なお次回の10月14日(金)は、藤本政彦さんによる「春日大社について」です。たくさんのお申し込みをお待ちしています!

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Fun Fun Carnival in Nara 2016/いよいよ本日限り!

2016年08月28日 | お知らせ
昨日(8/27)、猿沢イン(奈良市・猿沢池畔)の前を通りかかると「Fun Fun Carnival」が始まっていてた。2014年に始まったイベントで、3年目となる今年は、「バサラ祭り」とも日が重なっている。昨日と今日、2日間限定の催しである。奈良県観光局のHPによると、



『Fun Fun Carnival in Nara 2016』
~外国人観光客向けおもてなしイベントの開催~

外国人観光客に夏の奈良での滞在を一層楽しんでもらい、奈良と奈良県猿沢インのPRにつなげるため、下記のとおり、外国人観光客を対象にした「おもてなしイベント」を開催します。今後も、奈良公園周辺の様々なイベントと連動し、奈良県猿沢イン前のウッドデッキで賑わいの創出を図っていきます。



【Fun Fun Carnival in Nara 2016】
○日時:8月27日(土曜日)・28日(日曜日) 各日11時~21時
○場所:奈良県猿沢イン(奈良県外国人観光客交流館)及び猿沢イン前ウッドデッキ
○内容
《奈良県猿沢イン「館内」11時~21時》  
 お茶会
 書道体験
 浴衣着付け・写真撮影、
 盆踊ワークショップ等



《奈良県猿沢イン前「ウッドデッキ」16時~21時》
 琴コンサート
 相撲体験
 紙漉き体験
 縁日(金魚すくい、射的等)
 屋台(曽爾高原ビール、奈良地酒スタンド、ひむろしらゆき祭「かき氷」等)






夜には曽爾村の「香落(こおち)音頭」による盆踊りも行われたというから、これは楽しそうだ。「外国人観光客向けおもてなしイベント」とあるが、ウッドデッキでの催し(コンサートや屋台)には日本人も参加できる。

「猿沢イン」の館内では、真剣な面持ちの外国人客が、書道体験をしていた。中国から伝わり、日本で独自の発展を遂げた「calligraphy」(書道)は外国人にも興味津々なのだ。

2015年にプレオープンした猿沢インも、日を追うごとに外国人観光客に認知されるようになってきた。今は宿泊部門を建設中で、完成が待たれる。

「Fun Fun Carnival」は、今日でおしまい。奈良公園周辺などで開催される「バサラ祭り」とあわせてお訪ねください!

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「天誅組」の入門講座/川上村・ホテル杉の湯で9月14日(水)開催!(2016 Topic)

2016年08月27日 | お知らせ
ほぼ隔月で、私が川上村・ホテル杉の湯で行っているシリーズ講演会、第9回のタイトルは「天誅組のキホン~吉野で散った明治維新の先駆け~」だ。9月14日(水)午後3時半から約80分の予定で開催する。村民などを対象とした参加費無料・申し込み不要の入門講座である。チラシによると、

シリーズ講演会のご案内(第9回)
「天誅組のキホン~吉野で散った明治維新の先駆け~」

日程 平成28年9月14日(水)
時間 15:30~16:50
会場 ホテル杉の湯 金鱗の間(2階)

今年で5周年を迎えたNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」から鉄田専務理事をお迎えし、シリーズ講演会の第9回を開催します。前回(南朝と後南朝)は、50人を超える方にご参加いただきました。

今回のタイトルは「天誅組のキホン」。天誅組の変とは、幕末の文久3年(1863年)8月17日、吉村虎太郎(寅太郎)をはじめとする尊皇攘夷派浪士の一団が公卿・中山忠光を主将として五條で決起、のちに幕府軍の討伐を受けて壊滅した事変です。明治維新は、この5年後に達成されました

当村の武木(たきぎ)で、天誅組の志士たちは最後の会食をしています。住民は後南朝の遺民(尊皇方)として、志士たちを温かくもてなしました。当村ゆかりの天誅組のすべてがスッキリ分かる講座、多くのご参加をお待ちしています!


毎回わざわざ遠方から聞きに来て下さる方がたくさんいらっしゃるが、このシリーズ講座はすべて入門講座なので、高度な話は期待しないでいただきたい。村民に、郷土の歴史をきちんと知っていただこう、という趣旨で始めたものである。今回も、「天誅組は何を思って蜂起したのか」「テロリストとはどこが違うのか」「その後の明治維新にどんな影響を与えたのか」ということをお話しするつもりである。

知っているつもりで案外知らない「天誅組の変」が、80分足らずでスッキリ分かる講座です。参加費は無料、申し込みも不要。ぜひお気軽にご参加ください!

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