グラフィック・デザイナーの故横井紘一氏の1周年回顧展が、奈良もちいどのセンター街の「きらっ都(と)・奈良」と、ならまちの「奈良町物語館」で開催される。奈良NPOセンターのHPによると、
【日時】2012年12月10日(月)~16日(日)10.00~17.00
【会場】2か所で展示会を開催します。
・きらっ都・奈良(もちいどの商店街、元マーチャントシード・センター)
・奈良町物語館(中新屋町)
【内容】グラフィック・デザイナーとして広く影響を与えられた横井紘一さんが亡くなられて1年が経過しまた。奈良をこよなく愛して描かれた遺作を中心に回顧していただきたく、実行委員会により上記2か所で展示会を開催します。
【入場】無料
【主催】「横井紘一のまなざし」1周年回顧展実行委員会
((社)奈良まちづくりセンター、TEL 0742-26-3476)
横井紘一氏とはどんな人物だったのか。生前の横井さんをよく知り、「『釣りバカ日誌』のスーさんと浜ちゃんのような関係だった」という辻政明さんが、ご自身のブログで詳しく紹介されている。
横井紘一と言えば、奈良物語で長らく「横井美術館」に出品していただいており、独創的で大胆なタッチの絵画を展示/販売させていただいておりました。また、毎月、自身のブログ「大和の形」を絵画と共に掲載されておられました。実はすべて私が横井さんの代わりに、奈良物語を通して掲載しておりましたブログでした。
横井さんは1964年に高島屋の宣伝部に入られ、その後TADを経て現在のATA(オール・タカシマヤ・エージェンシー)の社長を歴任されました。その後信州大学の感性工学科の教授をされて6年前より、地元奈良で「奈良デザイン協会」や「奈良まちづくりセンター」、そして自らの「感性工学研究所」の活動をされておられました。
奈良物語ではたぐいまれなる才能で描かれたアクリル画や、墨絵とCGを駆使された奈良の仏像や風景を描かれた「奈良の絵葉書」など、たくさんの作品を唯一扱わさせていただいておりました(今はご家族の希望で取り下げております)。また、奈良デザイン協会の前理事長でもあり、公私ともに良き先輩で、アドバイザーで、そしてタイガース応援仲間でもありました。また、家族同士のお付き合いもさせていただき、私の山のタケノコの絵を描きに来られ、沢山のタケノコを掘って帰られた事がつい先ほどのようです。
多彩な才能と独特な感性、そして決して後に下がらない気性と何事にも即断/即決の性格でこれまで周囲を巻き込んで大胆な仕事をこなして来られました。その分、周りが大変だったようです! しかし、横井さんに教わる事も多く、私はその仕事っぷりにいつも憧れておりました。特に人脈の広さと深さと多彩さ。その上、歯に衣を着せない発言でありながら、横井ファンが全国におられました事も分かる気がします。
プライベートでは、台湾出張時に、たまたま同じ飛行機に乗り合わせた際、ビジネスをキャンセルして私の横の席に変えていただいたり、甲子園に幾度となく応援に行ったり、仕事やD協会での悩みに付き合っていただいたり、酒を呑んだり、タケノコ堀をしたり、農業を研究したり・・・・!!思い出は尽きません。まるで「釣りバカ日誌」のスーさんと浜ちゃんのような関係だったと私が勝手に思っております。天才は短命と言いますが、まさにわがままで思い通りの人生を駆け抜けて行ったように思います。ご冥福をお祈りします。
回顧展では、数多くの作品が展示される。ぜひ、足をお運びいただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/90/e2255529a62d1b0e6f1b9a89dad55551.jpg)
こちらは4/19~24、高島屋東別館(難波)で開催された回想展のパンフレット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/13/a6aa0621182eca2b4d07a365610e8cd3.jpg)
【日時】2012年12月10日(月)~16日(日)10.00~17.00
【会場】2か所で展示会を開催します。
・きらっ都・奈良(もちいどの商店街、元マーチャントシード・センター)
・奈良町物語館(中新屋町)
【内容】グラフィック・デザイナーとして広く影響を与えられた横井紘一さんが亡くなられて1年が経過しまた。奈良をこよなく愛して描かれた遺作を中心に回顧していただきたく、実行委員会により上記2か所で展示会を開催します。
【入場】無料
【主催】「横井紘一のまなざし」1周年回顧展実行委員会
((社)奈良まちづくりセンター、TEL 0742-26-3476)
横井紘一氏とはどんな人物だったのか。生前の横井さんをよく知り、「『釣りバカ日誌』のスーさんと浜ちゃんのような関係だった」という辻政明さんが、ご自身のブログで詳しく紹介されている。
横井紘一と言えば、奈良物語で長らく「横井美術館」に出品していただいており、独創的で大胆なタッチの絵画を展示/販売させていただいておりました。また、毎月、自身のブログ「大和の形」を絵画と共に掲載されておられました。実はすべて私が横井さんの代わりに、奈良物語を通して掲載しておりましたブログでした。
横井さんは1964年に高島屋の宣伝部に入られ、その後TADを経て現在のATA(オール・タカシマヤ・エージェンシー)の社長を歴任されました。その後信州大学の感性工学科の教授をされて6年前より、地元奈良で「奈良デザイン協会」や「奈良まちづくりセンター」、そして自らの「感性工学研究所」の活動をされておられました。
奈良物語ではたぐいまれなる才能で描かれたアクリル画や、墨絵とCGを駆使された奈良の仏像や風景を描かれた「奈良の絵葉書」など、たくさんの作品を唯一扱わさせていただいておりました(今はご家族の希望で取り下げております)。また、奈良デザイン協会の前理事長でもあり、公私ともに良き先輩で、アドバイザーで、そしてタイガース応援仲間でもありました。また、家族同士のお付き合いもさせていただき、私の山のタケノコの絵を描きに来られ、沢山のタケノコを掘って帰られた事がつい先ほどのようです。
多彩な才能と独特な感性、そして決して後に下がらない気性と何事にも即断/即決の性格でこれまで周囲を巻き込んで大胆な仕事をこなして来られました。その分、周りが大変だったようです! しかし、横井さんに教わる事も多く、私はその仕事っぷりにいつも憧れておりました。特に人脈の広さと深さと多彩さ。その上、歯に衣を着せない発言でありながら、横井ファンが全国におられました事も分かる気がします。
プライベートでは、台湾出張時に、たまたま同じ飛行機に乗り合わせた際、ビジネスをキャンセルして私の横の席に変えていただいたり、甲子園に幾度となく応援に行ったり、仕事やD協会での悩みに付き合っていただいたり、酒を呑んだり、タケノコ堀をしたり、農業を研究したり・・・・!!思い出は尽きません。まるで「釣りバカ日誌」のスーさんと浜ちゃんのような関係だったと私が勝手に思っております。天才は短命と言いますが、まさにわがままで思い通りの人生を駆け抜けて行ったように思います。ご冥福をお祈りします。
回顧展では、数多くの作品が展示される。ぜひ、足をお運びいただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/90/e2255529a62d1b0e6f1b9a89dad55551.jpg)
こちらは4/19~24、高島屋東別館(難波)で開催された回想展のパンフレット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/13/a6aa0621182eca2b4d07a365610e8cd3.jpg)