11/26(日)、噂の餃子を食べた。「天雅」(てんが 天理駅・天理ステーションストア内)というお店だ。
城下ガレイや間人(たいざ)ガニ、とまでは行かないにしても、ここの餃子は「天理の餃子」として、私にとっての「幻の逸品」であった。この日は、お店の常連さんに連れて行っていただいた。
「天雅」は場所もあやふやだったが、何のことはない、駅ナカだった。(JR・近鉄)天理駅ビル1階の市場(マーケット)内にある。もとは屋台だったそうで、それがマーケット内に店を出し、次第に店先のテーブルでも食べられるようになった。いわば自然発生的なイート・インだ。創業して40年以上(当主は2代目)になるという。
この日はとても混んでいて「待ち時間は1時間」だったので、予約した後、外で軽く蕎麦をすすり込んでから、再び指定の時間に訪れた。カウンターに座っていると、まもなく餃子が運ばれてきた。1人前7個で350円。これを2人前(=写真)。ビールは缶が250円、中瓶が350円という安さだ。
まずはひと口。皮は弾力があり具はジューシーで、とても美味しい。具はニラ、キャベツ、タマネギなどのたっぷり野菜に少量の豚ミンチと、ヘルシーな餃子だ。今まで食べたことのない味であり食感である。これはお勧めだ。
私は常々、餃子を2系統に分類している。皮がモチモチして具が多めの「(551の)蓬莱系」と、皮がパリパリして具が少なめ、ニンニクとニラを効かせた「(みんみん)系」だ。「蓬莱系」は東京に多いタイプで、ファミリー向け・おかず用。「系」は西日本に多いタイプで、ビールによく合うオヤジ向け・酒肴用。
天雅の餃子は一見、具がたっぷりの蓬莱系だが、薄い皮は中心がモチモチしているのに、フチはパリパリしている。こんがりきつね色に焼けていて食欲をそそる。焼餃子を箱に詰めてもらい「お持ち帰り」するお客も多い。「家でチンすると、それがまたウマい」という。
この皮(自家製)は、焼く前に蒸して冷ます。それでモチモチ感とパリパリ感の両方が実現するのだ。食べた後はじんわりとタマネギ(淡路島産・甘くて美味しい)が効いてきて、体がぽかぽかしてきた。
「あまから手帖」やテレビの「あまからアベニュー」で取り上げられてから特に人気が出て、混むようになった。今までの餃子のイメージを覆す「もちパリ・タマネギたっぷり餃子」、天理まで足を伸ばして食べる値打ちはある。
※天雅:天理市川原城町816(0743-62-3672)
10:00~18:30 水曜定休
城下ガレイや間人(たいざ)ガニ、とまでは行かないにしても、ここの餃子は「天理の餃子」として、私にとっての「幻の逸品」であった。この日は、お店の常連さんに連れて行っていただいた。
「天雅」は場所もあやふやだったが、何のことはない、駅ナカだった。(JR・近鉄)天理駅ビル1階の市場(マーケット)内にある。もとは屋台だったそうで、それがマーケット内に店を出し、次第に店先のテーブルでも食べられるようになった。いわば自然発生的なイート・インだ。創業して40年以上(当主は2代目)になるという。
この日はとても混んでいて「待ち時間は1時間」だったので、予約した後、外で軽く蕎麦をすすり込んでから、再び指定の時間に訪れた。カウンターに座っていると、まもなく餃子が運ばれてきた。1人前7個で350円。これを2人前(=写真)。ビールは缶が250円、中瓶が350円という安さだ。
まずはひと口。皮は弾力があり具はジューシーで、とても美味しい。具はニラ、キャベツ、タマネギなどのたっぷり野菜に少量の豚ミンチと、ヘルシーな餃子だ。今まで食べたことのない味であり食感である。これはお勧めだ。
私は常々、餃子を2系統に分類している。皮がモチモチして具が多めの「(551の)蓬莱系」と、皮がパリパリして具が少なめ、ニンニクとニラを効かせた「(みんみん)系」だ。「蓬莱系」は東京に多いタイプで、ファミリー向け・おかず用。「系」は西日本に多いタイプで、ビールによく合うオヤジ向け・酒肴用。
天雅の餃子は一見、具がたっぷりの蓬莱系だが、薄い皮は中心がモチモチしているのに、フチはパリパリしている。こんがりきつね色に焼けていて食欲をそそる。焼餃子を箱に詰めてもらい「お持ち帰り」するお客も多い。「家でチンすると、それがまたウマい」という。
この皮(自家製)は、焼く前に蒸して冷ます。それでモチモチ感とパリパリ感の両方が実現するのだ。食べた後はじんわりとタマネギ(淡路島産・甘くて美味しい)が効いてきて、体がぽかぽかしてきた。
「あまから手帖」やテレビの「あまからアベニュー」で取り上げられてから特に人気が出て、混むようになった。今までの餃子のイメージを覆す「もちパリ・タマネギたっぷり餃子」、天理まで足を伸ばして食べる値打ちはある。
※天雅:天理市川原城町816(0743-62-3672)
10:00~18:30 水曜定休