5月15日(土)と16日(日)、第15回今井町並み散歩(奈良県橿原市)が開催された。本格的に2日間開催とするのは初めてだったが、約3万人(例年は1~2万人)の人波で町は大いに賑わった。
※第15回今井町並み散歩は、5/15~16です!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/417404da2d821814cd9ee286619c267d
今朝(5/30付)の読売新聞奈良版「商店街物語」が、この町と「町並み散歩」を紹介している。見出しは《歴史の町 保存へ情熱 町家600軒 催し2日間3万人》だ。《16日には、町出身の商人で茶人の今井宗久にちなみ、着物や茶人姿の住民ら約30人が町中を練り歩く茶行列や、200店が出店する「六斎市」などがあり、2日間で観光客約3万人が訪れた》。イベントのお手伝いには、町民だけでなく、奈良女子大学の女学生(5人)や、はるばる千葉大学から9人もの学生が泊まり込みでやってきたそうだ。「むかし町」は、若者も引きつけるのだ。

蘇武橋たもとの案内所

「町並み散歩」については、毎日新聞奈良版(5/17付)も報じている。タイトルは《今井町並み散歩:宗久、信長が茶行列》。《国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている橿原市今井町で16日、恒例の「今井町並み散歩」が開かれた。江戸時代の雰囲気を色濃く残す町並みは、多くの観光客でにぎわった》。
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100517ddlk29040269000c.html

表千家奈良支部同門会による献茶式(5/15 於:称念寺 撮影は吉田遊福さん)

同 上
《今井町の魅力を多くの人に知ってもらおうと、地元住民らで作る「今井町町並み保存会」(若林稔会長)が毎年開き、今年で15回目。国重要文化財や県指定文化財に指定されている住宅や寺がすべて公開されたほか、室町、江戸時代に月6回開かれていた「六斎市」をフリーマーケットとして再現した》。
《このほか、今井町出身の茶人で、堺で財を成した商人でもあった今井宗久にちなみ、宗久や織田信長、豊臣秀吉などにふんして町内を練り歩く「茶行列」もあり、訪れた人たちは盛んに写真を撮っていた》。

町のそば屋さんも、大繁盛
《今年は今井宗久生誕490年に当たり、15日には称念寺で献茶式や記念講演会を開いた。若林会長は「今井宗久と今井町のつながりが次第に浸透し、充実した行事ができた」と話した》。

私は5/15(土)の1日だけ、このイベントに参加した。午後1時30分から、称念寺本堂で行われる作家・火坂雅志氏の講演会を聞きたかったのだ。同日、このお寺では午前10時から、今井宗久顕彰会と表千家奈良支部同門会による「献茶式」も行われた。
講演会の前に、まずは腹ごしらえ。順明寺の境内では、NPO法人泉北そば打ち普及の会により、「温かい手打ちぶっかけそば」400円が振る舞われていた。この会は、1992年(平成4年)3月、泉北そば打ち同好会として発足、2004年(平成16年)4月にNPO化された。

鮮やかな手つきでそばを切る(泉北そば打ち普及の会)
会の設立趣旨には《中高年の間でそば打ちを趣味とする人が年々、益々、増加してきていますが、高度経済成長時代の真っ只中にあって自己時間を充分に持てなかった人々の目覚めであろうか。そば打ちに限らず登山や旅行や陶芸など多方面で積極的に行動している姿が目立ちます。そばは、「粗にしてぜいたく」という言葉がありますが、作り手と食べ手がともに楽しみ喜び合える時間を共有できることに、そば打ちの特徴があるように思います。そば打ちを通じて仲間づくりと地域づくりを進めることによってより豊かな人格形成を目指したいと考えております》とある。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~soba/

テントの下でそばをいただく
「奈良の会員さんもおられますよ」とのことだったが、柳生や桜井のイベントにも協力されている。大勢のお客を手際よくさばき、ほとんど待ち時間なしでそばにありつけた。

温かい手打ちぶっかけそば(400円)
これは美味しい。吟味されたそば粉を使い、そば打ちの腕前も確かだ。ツユも良い。これで400円とは信じられない安さだ。で、この日、講演会終了後にもう一度ここに戻り、もう一杯いただいた。

称念寺の前で火坂氏に遭遇(トップ写真は、講演会後の火坂氏たち)

琴の生演奏で聴衆をお出迎え
火坂氏は、NHK大河ドラマ『天地人』の原作者として著名だが、今井宗久を主人公にした『覇商の門』も書かれている。Amazonの「商品の説明」によると、この本は《戦国擾乱(じょうらん)の世。無一物の若き今井宗久(いまいそうきゅう)は、虎視眈々と世に出る機会を窺っていた。折しも足利幕府が衰退し、天下盗りの争いも苛烈さを増していた。いち早く火縄銃の威力に着目した宗久は、武将相手の商売で大勝負を打つ。やがて、新進の武術・織田信長の力量を誰よりも先に見抜いた宗久は……。千利休と並ぶ戦国の茶人にして豪商・今井宗久の、覇商への道!》とある。

火坂雅志氏。長身・長髪に着流し姿がよくお似合いだ
90分のお話のうち、今井町や宗久にまつわるお話が60分、あとの30分で、火坂氏ご自身の悲喜こもごもの人生が紹介された。火坂氏が学生時代にサークル「早稲田大学歴史文学ロマンの会」に入られたきっかけや、そこで発見された司馬遼太郎の面白さ。出版者勤務を経て作家として独立した経緯、その後の「生活が苦しいので、次々と小説を書きました。ざっと60冊ほど書きましたが、あまり売れませんでしたね」という暮らしぶり、そして『天地人』が大河ドラマ原作と決まってからの生活の一変…。講演後のサイン会では、たっぷり用意された『覇商の門』が、またたく間に売り切れた。

サイン会には長蛇の列。私が写真を撮っている間に、本が売り切れてしまった
今井町では、銀とき子さんの姿もあった。銀さんのブログ「独語力。」に、当日の様子が活写されている。《今井町町並み保存会会長の若林さんから、「是非着物でいらしてください」とお誘いがあり、着物仲間&旦那とで橿原の今井町に行って来ました!!! 9時半、八木西口に集合して、真っ先に今井まちなみ交流センター華甍へ。『語りの書展』を堪能。墨の独特のかすれと内容にほのぼのしつつ、大和茶をご馳走になりました。お茶菓子も美味しかった♪》。
http://cherry.blog.eonet.jp/tokiko/2010/05/post-dcdb.html

せんとくんの人気は年齢層を問わない
泉北そば打ち普及の会のおじさんも、記念撮影
《尾崎家で、明日の茶行列で使われる衣装をじっくり見て、12時、今井まちや館で茶粥タイム。美味しかった~♪ 最近奈良漬の味を覚えました。食後は、稱念寺境内で、せんとくん撮影会 初2ショット!! お手手つなぎたかったんだ~ 順明寺の呈茶席で 『宗久饅頭』、境内でやっていた 手打ちそばも食べました。茶粥を食べたばかりですが、美味しいのでペロリでした。食べまくりです》。

お抹茶を売る屋台「にない茶屋」

銀とき子さんの横で撮影。向かって右から、称念寺ご住職、若林さん、銀さんのお連れさん
《13時半。稱念寺に戻って、天地人原作者の 火坂雅志氏講演会。とっても面白い内容で、早速書籍を購入してサインをもらいました♪ 稱念寺の大修理のための瓦寄進を皆でして、スタンプラリーをして参加賞をもらい、河合さんちであらしぼりを試飲、お漬物を買って、はにわ饅頭を買って、…ぶらぶらしたらあっという間に16時半になりました。3度目の今井町ですが、丸一日楽しんじゃいました♪ とっても楽しくて、全てが満足です!!!》。


ウチの親戚である澤井薬局(橿原市今井町1丁目11-8)に立ち寄った。HPには《江戸時代より今井町の地で地域医療に貢献するため、微力ながら医薬、医療に従事しています》とあるが、藩主に仕えた御典医(ごてんい)として、医師と薬剤師を兼ねていた。だから、こんな薬の処方や解剖学の本が残っている。
http://www.narayaku.or.jp/pharmacy/index.php?no=125



それにしても、良いイベントだった。都合で1日しか訪ねられなくて残念だったが、1日だけでも存分に楽しめた。順明寺ではお抹茶とお饅頭をいただき、お土産には醤油(恒岡醤油醸造本店)や日本酒(河合酒造)などを買わせていただいた。

5/16に行われた茶行列と呈茶席。撮影は吉田遊福さん(以下すべて)



若林さんの個人HPには《第15回今井町並み散歩好天に恵まれ盛大に行う事が出来ました。ご来町者は2日で3万人、人気のコーナーは超満員、うれしい悲鳴を上げていました。町はまた、しばしの静寂に戻りますが、町の人の会話がいつもよりずーっと弾んでいます。またひとつ良い宝物が残りました。ご来町の皆さん有難うございました。そして来年の今井町並み散歩に帰ってきてください》とあった。
http://homepage3.nifty.com/syodou-yamakitiman/



賑やかな今井町もいいが、本領は静かな今井町だ。ぜひ皆さん、世界遺産をめざす素晴らしい今井町の町並みを楽しんでいただきたい。そして、来年の「町並み散歩」では、ぜひ「賑やかな今井町」をお訪ねいただきたい。
若林さん、今井町の皆さん、そして協力された関係者の皆さん、感動を有り難うございました。
※第15回今井町並み散歩は、5/15~16です!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/417404da2d821814cd9ee286619c267d
今朝(5/30付)の読売新聞奈良版「商店街物語」が、この町と「町並み散歩」を紹介している。見出しは《歴史の町 保存へ情熱 町家600軒 催し2日間3万人》だ。《16日には、町出身の商人で茶人の今井宗久にちなみ、着物や茶人姿の住民ら約30人が町中を練り歩く茶行列や、200店が出店する「六斎市」などがあり、2日間で観光客約3万人が訪れた》。イベントのお手伝いには、町民だけでなく、奈良女子大学の女学生(5人)や、はるばる千葉大学から9人もの学生が泊まり込みでやってきたそうだ。「むかし町」は、若者も引きつけるのだ。

蘇武橋たもとの案内所

「町並み散歩」については、毎日新聞奈良版(5/17付)も報じている。タイトルは《今井町並み散歩:宗久、信長が茶行列》。《国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている橿原市今井町で16日、恒例の「今井町並み散歩」が開かれた。江戸時代の雰囲気を色濃く残す町並みは、多くの観光客でにぎわった》。
http://mainichi.jp/area/nara/news/20100517ddlk29040269000c.html

表千家奈良支部同門会による献茶式(5/15 於:称念寺 撮影は吉田遊福さん)

同 上
《今井町の魅力を多くの人に知ってもらおうと、地元住民らで作る「今井町町並み保存会」(若林稔会長)が毎年開き、今年で15回目。国重要文化財や県指定文化財に指定されている住宅や寺がすべて公開されたほか、室町、江戸時代に月6回開かれていた「六斎市」をフリーマーケットとして再現した》。
《このほか、今井町出身の茶人で、堺で財を成した商人でもあった今井宗久にちなみ、宗久や織田信長、豊臣秀吉などにふんして町内を練り歩く「茶行列」もあり、訪れた人たちは盛んに写真を撮っていた》。

町のそば屋さんも、大繁盛
《今年は今井宗久生誕490年に当たり、15日には称念寺で献茶式や記念講演会を開いた。若林会長は「今井宗久と今井町のつながりが次第に浸透し、充実した行事ができた」と話した》。

私は5/15(土)の1日だけ、このイベントに参加した。午後1時30分から、称念寺本堂で行われる作家・火坂雅志氏の講演会を聞きたかったのだ。同日、このお寺では午前10時から、今井宗久顕彰会と表千家奈良支部同門会による「献茶式」も行われた。
講演会の前に、まずは腹ごしらえ。順明寺の境内では、NPO法人泉北そば打ち普及の会により、「温かい手打ちぶっかけそば」400円が振る舞われていた。この会は、1992年(平成4年)3月、泉北そば打ち同好会として発足、2004年(平成16年)4月にNPO化された。

鮮やかな手つきでそばを切る(泉北そば打ち普及の会)
会の設立趣旨には《中高年の間でそば打ちを趣味とする人が年々、益々、増加してきていますが、高度経済成長時代の真っ只中にあって自己時間を充分に持てなかった人々の目覚めであろうか。そば打ちに限らず登山や旅行や陶芸など多方面で積極的に行動している姿が目立ちます。そばは、「粗にしてぜいたく」という言葉がありますが、作り手と食べ手がともに楽しみ喜び合える時間を共有できることに、そば打ちの特徴があるように思います。そば打ちを通じて仲間づくりと地域づくりを進めることによってより豊かな人格形成を目指したいと考えております》とある。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~soba/

テントの下でそばをいただく
「奈良の会員さんもおられますよ」とのことだったが、柳生や桜井のイベントにも協力されている。大勢のお客を手際よくさばき、ほとんど待ち時間なしでそばにありつけた。

温かい手打ちぶっかけそば(400円)
これは美味しい。吟味されたそば粉を使い、そば打ちの腕前も確かだ。ツユも良い。これで400円とは信じられない安さだ。で、この日、講演会終了後にもう一度ここに戻り、もう一杯いただいた。

称念寺の前で火坂氏に遭遇(トップ写真は、講演会後の火坂氏たち)

琴の生演奏で聴衆をお出迎え
火坂氏は、NHK大河ドラマ『天地人』の原作者として著名だが、今井宗久を主人公にした『覇商の門』も書かれている。Amazonの「商品の説明」によると、この本は《戦国擾乱(じょうらん)の世。無一物の若き今井宗久(いまいそうきゅう)は、虎視眈々と世に出る機会を窺っていた。折しも足利幕府が衰退し、天下盗りの争いも苛烈さを増していた。いち早く火縄銃の威力に着目した宗久は、武将相手の商売で大勝負を打つ。やがて、新進の武術・織田信長の力量を誰よりも先に見抜いた宗久は……。千利休と並ぶ戦国の茶人にして豪商・今井宗久の、覇商への道!》とある。

火坂雅志氏。長身・長髪に着流し姿がよくお似合いだ
90分のお話のうち、今井町や宗久にまつわるお話が60分、あとの30分で、火坂氏ご自身の悲喜こもごもの人生が紹介された。火坂氏が学生時代にサークル「早稲田大学歴史文学ロマンの会」に入られたきっかけや、そこで発見された司馬遼太郎の面白さ。出版者勤務を経て作家として独立した経緯、その後の「生活が苦しいので、次々と小説を書きました。ざっと60冊ほど書きましたが、あまり売れませんでしたね」という暮らしぶり、そして『天地人』が大河ドラマ原作と決まってからの生活の一変…。講演後のサイン会では、たっぷり用意された『覇商の門』が、またたく間に売り切れた。

サイン会には長蛇の列。私が写真を撮っている間に、本が売り切れてしまった
今井町では、銀とき子さんの姿もあった。銀さんのブログ「独語力。」に、当日の様子が活写されている。《今井町町並み保存会会長の若林さんから、「是非着物でいらしてください」とお誘いがあり、着物仲間&旦那とで橿原の今井町に行って来ました!!! 9時半、八木西口に集合して、真っ先に今井まちなみ交流センター華甍へ。『語りの書展』を堪能。墨の独特のかすれと内容にほのぼのしつつ、大和茶をご馳走になりました。お茶菓子も美味しかった♪》。
http://cherry.blog.eonet.jp/tokiko/2010/05/post-dcdb.html

せんとくんの人気は年齢層を問わない

泉北そば打ち普及の会のおじさんも、記念撮影
《尾崎家で、明日の茶行列で使われる衣装をじっくり見て、12時、今井まちや館で茶粥タイム。美味しかった~♪ 最近奈良漬の味を覚えました。食後は、稱念寺境内で、せんとくん撮影会 初2ショット!! お手手つなぎたかったんだ~ 順明寺の呈茶席で 『宗久饅頭』、境内でやっていた 手打ちそばも食べました。茶粥を食べたばかりですが、美味しいのでペロリでした。食べまくりです》。

お抹茶を売る屋台「にない茶屋」

銀とき子さんの横で撮影。向かって右から、称念寺ご住職、若林さん、銀さんのお連れさん
《13時半。稱念寺に戻って、天地人原作者の 火坂雅志氏講演会。とっても面白い内容で、早速書籍を購入してサインをもらいました♪ 稱念寺の大修理のための瓦寄進を皆でして、スタンプラリーをして参加賞をもらい、河合さんちであらしぼりを試飲、お漬物を買って、はにわ饅頭を買って、…ぶらぶらしたらあっという間に16時半になりました。3度目の今井町ですが、丸一日楽しんじゃいました♪ とっても楽しくて、全てが満足です!!!》。


ウチの親戚である澤井薬局(橿原市今井町1丁目11-8)に立ち寄った。HPには《江戸時代より今井町の地で地域医療に貢献するため、微力ながら医薬、医療に従事しています》とあるが、藩主に仕えた御典医(ごてんい)として、医師と薬剤師を兼ねていた。だから、こんな薬の処方や解剖学の本が残っている。
http://www.narayaku.or.jp/pharmacy/index.php?no=125



それにしても、良いイベントだった。都合で1日しか訪ねられなくて残念だったが、1日だけでも存分に楽しめた。順明寺ではお抹茶とお饅頭をいただき、お土産には醤油(恒岡醤油醸造本店)や日本酒(河合酒造)などを買わせていただいた。

5/16に行われた茶行列と呈茶席。撮影は吉田遊福さん(以下すべて)



若林さんの個人HPには《第15回今井町並み散歩好天に恵まれ盛大に行う事が出来ました。ご来町者は2日で3万人、人気のコーナーは超満員、うれしい悲鳴を上げていました。町はまた、しばしの静寂に戻りますが、町の人の会話がいつもよりずーっと弾んでいます。またひとつ良い宝物が残りました。ご来町の皆さん有難うございました。そして来年の今井町並み散歩に帰ってきてください》とあった。
http://homepage3.nifty.com/syodou-yamakitiman/



賑やかな今井町もいいが、本領は静かな今井町だ。ぜひ皆さん、世界遺産をめざす素晴らしい今井町の町並みを楽しんでいただきたい。そして、来年の「町並み散歩」では、ぜひ「賑やかな今井町」をお訪ねいただきたい。
若林さん、今井町の皆さん、そして協力された関係者の皆さん、感動を有り難うございました。