「JCBA近畿地区協議会」は、近畿のコミュニティFM放送局から構成される団体である。この協議会が毎年選出するのが「JCBA近畿コミュニティ放送賞」だ。同協議会のHPによると、
※トップ写真は聖林寺の倉本住職(2013.9.25撮影)
番組、CMおよび技術の質的向上を図り、コミュニティ放送活動のより一層の発展を図ることを目的に1999年創設した賞です。JCBA近畿地区協議会会員であるコミュニティ放送各社からエントリーされたCM・番組・事績を対象に毎年1回実施し、優れた作品や活動を顕彰しています。
本年4月25日(金)に発表された「第16回 JCBA近畿コミュニティ放送賞」で、ならどっとFM(78.4MHz)の2作品(番組)が最優秀賞、1作品(CM)が優秀賞を受賞した。最優秀を2つも受賞したのは、同局だけだそうだ。おめでとうございます!羽原あき子さんのFacebook(4/28付)によると、
ならどっとFM受賞の報告を受けました!
最優秀賞
「たまゆらα(アルファ)~奈良の響き~」ダイシン化工プレゼンツ(情報教養部門)
「奈良いってみませんか」佐保台小学校プレゼンツ(特別番組部門)
優秀賞
南都中央綜合事務所提供CM(CM部門)
現在、局を離れましたが、番組制作及び、CM制作に関わっていただいた全ての関係者の皆様、そしてリスナーの皆様にこの場をおかりして深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

聖林寺住職と羽原さん(13.8.22)
昨年10月にスタートした30分番組「たまゆらα~奈良の響き~」には、私も深く関わらせていただいた。番組は4部構成で、ベースは
第1部 たまゆら音風景(奈良の寺社レポート)
第2部 たまゆら劇場(第1部をモチーフにしたショートドラマ。構成・脚本は小野小町さん)
第3部 二胡・癒しの響き(ダイシン化工・森井康文さんによる二胡の演奏)
第4部 たまゆらの言葉(インタビュー)
この構成は、羽原さんと小野さんが考えられた。私が関わったのは第1部だ。ならどっとFMのNさんによると「tetsudaさんがお話をされている部分が、審査委員長から大変高い評価を得ました」とのことだったので、これは光栄なことである。
第1部でお訪ねしたのは、桜井市の聖林寺(しょうりんじ)、等彌(とみ)神社、安倍文殊院、大神(おおみわ)神社。奈良市の海龍王寺などなど。基本的に、羽原さんの質問に私が答える格好だ。フリートークのように聞こえるが、実は綿密な台本がある。事前に羽原さんと私がメールでやりとりし、苦心して作り上げたものだ。

安倍文殊院・東執事長のお話を聞く(13.11.8)
寺社の話には気を使う。現地を訪ねているので、通説とか定説ではなく「寺伝」「社伝」に従って話さなければならない。当該寺社のパンフレットやホームページをもとに台本を作り上げるが、これらはとても難しい言葉(専門用語)で書かれているし、情報量は多くない。それを、耳で聞いてスッと分かる表現に改めなければいけない。「奈良まほろばソムリエ」の資格を持っているとはいえ、これには難渋した。
初回、2013年10月放送の「聖林寺」へは8/22に訪ねたが、残暑が厳しく、どうしてもセミの声が入ってしまう。しばらく様子を見ていて、やっと9/25になってセミの声が止んだと聞き、何とかこの日に収録をやり直した。雨に祟られた日もあった。アポイントや車の手配も、大変だった。そんな陰の苦労があったので、今回の受賞でその苦労が報われ、喜びもひとしおだ。

ならどっとFMのスタジオで羽原さんと(13.9.26)
「たまゆらα」は今も、大道(おおみち)ランさんを新パーソナリティに迎え、放送を継続している。毎週金曜日10:30~11:00(再放送 毎週火曜日21:00~21:30)。寺社レポートの部分は、今は『奈良「地理・地名・地図」の謎』(実業之日本社)のエピソードをピックアップし、スタジオで私が大道さんに語る格好に変えている。
新体制になってますます好調の「たまゆらα」(78.4MHz)、ぜひお聴きください。羽原さん、小野さん、そしてダイシン化工の真柴社長、森井取締役、有難うございました!
[ P R ]
※トップ写真は聖林寺の倉本住職(2013.9.25撮影)
番組、CMおよび技術の質的向上を図り、コミュニティ放送活動のより一層の発展を図ることを目的に1999年創設した賞です。JCBA近畿地区協議会会員であるコミュニティ放送各社からエントリーされたCM・番組・事績を対象に毎年1回実施し、優れた作品や活動を顕彰しています。
本年4月25日(金)に発表された「第16回 JCBA近畿コミュニティ放送賞」で、ならどっとFM(78.4MHz)の2作品(番組)が最優秀賞、1作品(CM)が優秀賞を受賞した。最優秀を2つも受賞したのは、同局だけだそうだ。おめでとうございます!羽原あき子さんのFacebook(4/28付)によると、
ならどっとFM受賞の報告を受けました!
最優秀賞
「たまゆらα(アルファ)~奈良の響き~」ダイシン化工プレゼンツ(情報教養部門)
「奈良いってみませんか」佐保台小学校プレゼンツ(特別番組部門)
優秀賞
南都中央綜合事務所提供CM(CM部門)
現在、局を離れましたが、番組制作及び、CM制作に関わっていただいた全ての関係者の皆様、そしてリスナーの皆様にこの場をおかりして深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

聖林寺住職と羽原さん(13.8.22)
昨年10月にスタートした30分番組「たまゆらα~奈良の響き~」には、私も深く関わらせていただいた。番組は4部構成で、ベースは
第1部 たまゆら音風景(奈良の寺社レポート)
第2部 たまゆら劇場(第1部をモチーフにしたショートドラマ。構成・脚本は小野小町さん)
第3部 二胡・癒しの響き(ダイシン化工・森井康文さんによる二胡の演奏)
第4部 たまゆらの言葉(インタビュー)
この構成は、羽原さんと小野さんが考えられた。私が関わったのは第1部だ。ならどっとFMのNさんによると「tetsudaさんがお話をされている部分が、審査委員長から大変高い評価を得ました」とのことだったので、これは光栄なことである。
第1部でお訪ねしたのは、桜井市の聖林寺(しょうりんじ)、等彌(とみ)神社、安倍文殊院、大神(おおみわ)神社。奈良市の海龍王寺などなど。基本的に、羽原さんの質問に私が答える格好だ。フリートークのように聞こえるが、実は綿密な台本がある。事前に羽原さんと私がメールでやりとりし、苦心して作り上げたものだ。

安倍文殊院・東執事長のお話を聞く(13.11.8)
寺社の話には気を使う。現地を訪ねているので、通説とか定説ではなく「寺伝」「社伝」に従って話さなければならない。当該寺社のパンフレットやホームページをもとに台本を作り上げるが、これらはとても難しい言葉(専門用語)で書かれているし、情報量は多くない。それを、耳で聞いてスッと分かる表現に改めなければいけない。「奈良まほろばソムリエ」の資格を持っているとはいえ、これには難渋した。
初回、2013年10月放送の「聖林寺」へは8/22に訪ねたが、残暑が厳しく、どうしてもセミの声が入ってしまう。しばらく様子を見ていて、やっと9/25になってセミの声が止んだと聞き、何とかこの日に収録をやり直した。雨に祟られた日もあった。アポイントや車の手配も、大変だった。そんな陰の苦労があったので、今回の受賞でその苦労が報われ、喜びもひとしおだ。

ならどっとFMのスタジオで羽原さんと(13.9.26)
「たまゆらα」は今も、大道(おおみち)ランさんを新パーソナリティに迎え、放送を継続している。毎週金曜日10:30~11:00(再放送 毎週火曜日21:00~21:30)。寺社レポートの部分は、今は『奈良「地理・地名・地図」の謎』(実業之日本社)のエピソードをピックアップし、スタジオで私が大道さんに語る格好に変えている。
新体制になってますます好調の「たまゆらα」(78.4MHz)、ぜひお聴きください。羽原さん、小野さん、そしてダイシン化工の真柴社長、森井取締役、有難うございました!
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NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」監修 | |
実業之日本社(じっぴコンパクト新書) 762円 |